こけし?マトリョーシカ? | (続)ワタシ、サビてます。

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個人の日々の”よしなしごと”を、ただ綴っています。

少し前に、久々に始めた、かぎ針り編み。
年末までに、ルームウェアを一つ編み上げた。

面倒臭がり屋は、「とじはぎ無し」のベストを編もうと、いろいろ参考動画を探していたが、簡単なやつは「高年齢」を感じるシルエットが多く、気が進まない。ベストをやめてポンチョでも、と思っていたところ、meetangさんの「バルンチョ」に行き着いた。
 

バルンチョは、裾がバルーン型のポンチョ。子供が着るから可愛いのであって、「逆にババァが着たらイタくないか?」という一抹の不安もあったが、「裾丈を長くしたらイケる?」と思い、普通の長編で、ギリ許されるピンク色の糸も入れて編んでみた。

 

 

参考にさせて頂いた動画で紹介されているのは、子供用サイズ。自分用は、自力で段数、増減を考えなきゃいけない。

 

「たぶん、これくらい」とゲージも取らず、引き揃えの糸の太さもバラバラ、気分で緩くもキツくもなる編目に、段数、目の増減も行き当たりばったり。だから何度も解いてやり直す。

 


 

安易に目数の増減を一周の網目の約数にして「?」となる。小学校で習う”木と木の間はいくつ?”という植木算を入れるんだったっけ??

 

小学生の頃、この植木算が脳になかなか浸透せず、テストの時は自信がないので木の本数分の線を描き、間を数えていた。ウン十年経っても苦手なものは苦手。一直線の並木道なら、始まりと終わりの木は別。輪(編み)になった並木道は、木の始まりと終わりが一緒になるじゃん?とか、頭がグチャグチャになりかけた。

 

 

途中、何故か網目が1目増えたり減ったりはスルーして、最後まで編んで着てみた。

 


腕を上げやすいよう、あえて袖ぐりの位置を高めにしたが、ピッタリすぎて、なんか違う。洗ったら縮むだろうし、もう少し袖ぐりにも余裕を持たせたい。

 

袖ぐりを広くする分、胸周りを大きくしないと脇が大きく開いてしまうので、半分ほど(最後の減らし目をした段)まで解いて編み直した。

 

 

どうにか、完成。 正面から撮影すると分かりにくいが、かなり裾はバルーン。

 

ボーダー柄にしたので、自分では、「こけし?」と思ったけど、にぃさんには「マトリョーシカ」に見えるらしい。ならば、猫のマトリョーシカ(過去ブログ)みたく、お腹に仔猫を一杯入れてみたいものだ。

 

 

ただ、腕が寒い。毛糸も余っているので、アーム・ウォーマーを編むかどうか、悩み中。