フィードバック面談のタイミング | 人事コンサルタントのブログ

フィードバック面談のタイミング

 フィードバック面談(評価育成面談)は、2次評価の後にした方がいいですか、それとも2次評価の前がいいですか?

 そうですね、評価育成面談の時期について、次のような流れが考えられます。
① 自己評価⇒1次評価⇒評価育成面談⇒2次評価
② 自己評価⇒1次評価⇒2次評価⇒評価育成面談


どちらも良い点好ましくない点があります。
①の場合

良い点
面談後に1次評価を修正できるので、被評価者からの納得性が高まる。
好ましくない点
2次評価で変更があった場合、その都度被評価者に説明する必要がある。2次評価者が変更したということが被評価者にわかることになり、変な感情が発生する可能性がある。

②の場合

良い点
面談する方は1次評価2次評価の合意の基に行うので面談しやすい。
好ましくない点
被評価者は一方通行的な通告に感じてしまう。

 やはり、評価決定の前に被評価者の話を聞いた方が納得性は高まります。

したがって、②の場合、事前にヒアリングするという方法がよいのではないでしょうか。
自己評価⇒ヒアリング⇒1次評価⇒2次評価⇒評価育成面談

 その目標はなぜうまくいったのか、なぜうまくいかなかったのかなど、評価者が見えない部分を確認するためのヒアリングをしてから評価した方が納得性は高まります。

あるいは、ヒアリングに代わるものとして、自己評価の理由とか自己アピールのようなメモを出してもらって、それを基に1次評価するという方法もよいと思います。

 

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