成果の意味と種類
「成果」という言葉の意味を辞書(角川類語国語辞典)で調べたら次のように書いてある。
結果 ある物事が原因となって生じた状態。
成果 できあがった(よい)結果。まとまった結果。
ということは、結果の中で「良い結果」または「まとまった結果」のことを成果という、ということである。
例えば、営業の仕事で考えた場合、「売上が上がった」は成果である。
「売上を上げるために営業活動(訪問)をしっかり行った」は成果ではなくて、行動や努力である。それでは、「売上は上がらなかったが、見込み客ができた、効果的な販促ツールができた」は成果といえるのだろうか。
結果というのは、「ある物事が原因となって生じた状態」ということであり、「見込み客ができた、効果的な販促ツールができた」ということも、「営業活動を行ったことにより生じた状態」と考えることができる。
したがって、「見込み客ができた、効果的な販促ツールができた」は結果であり、成果ということになる。
しかし、「売上が上がった」という成果と、「見込み客ができた、効果的な販促ツールができた」という成果とは、ちょっと性質がちがうようである。
「売上が上がった」という成果は企業業績に直結する「最終成果」、「見込み客ができた、効果的な販促ツールができた」という成果は最終成果を上げるための「プロセス成果」である。
すなわち、成果には企業業績に直結する「最終成果」と、その最終成果を上げるための「プロセス成果」があるということだ。
今までの失敗例を見ると、「最終成果」のみを成果として捕らえ、俗いう「結果主義」になってしまったというケースが多い。
うまく成果主義を機能させるためには、成果を「最終成果」と「プロセス成果」に分けて考え考えることが必要だ。
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