プロセス考課の仕方2
行動事実を把握したら、次に説明する「3つの選択方式」でプロセス考課を行います。
○ 「3つの選択方式」による評価
行動観察記録メモやヒアリング等で把握した行動事実を書き出します。
そして、その事実に対して、「3つの選択方式」で評価をして、人事考課(プロセス考課)シートに転記します。
3つの選択とは、次のような「行動の選択」「項目(要素)の選択」「段階の選択」をいいます。
① 行動の選択
その行動事実は、人事考課の対象に入るかどうかの選択を行います。原則的には「職務活動」に限定します。私生活や休憩時間中の出来事は人事考課の対象にはなりません。
② 項目(要素)の選択
その行動事実が人事考課の対象に入るとすれば、人事考課のどの考課項目(要素)に該当するかの選択を行います。
この場合注意すべき点は、一つの行動事実は一つの考課項目(要素)だけに該当するということです。
複数該当させてしまうと「ハロー効果」というエラーになってしまいます。
③ 段階の選択
評価段階のどれに該当するかの選択を行います。
通常、行動観察記録メモやヒアリング等で把握した事実は、ほめたこと、注意したこと、叱ったこと、良かったこと、いけなかったことですから、プラスの評価またはマイナスの評価になるケースが多くなります。標準的な行動事実はメモしませんので、あまり発生します。
逆に言えば、該当する行動事実が一つもなかった考課項目(要素)は、期間中特にほめもしなかった、注意もしなかったということで、「特に問題なかった。期待通り(標準)」という評価になります。
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