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水辺の生物

料理人の私が飲食の世界に興味を持ってから今日まで見てきた「水」に関わる世界、その水辺に生息する生物たちの環境や生き様を書き記していきます。

過酷な内容のものも多く、不適切な表現が含まれる場合もありますのでご了承の上ご覧ください。

【注意】本文には一部不適切な表現や過激な文章があります。ご理解の上ご覧ください。






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朝食をデリで軽めのサンドウィッチで済ませ早速トロントの街を散策いたします。とりたて大きな街でもないのでダウンタウンなどはすぐに制圧できそうです。日本を出る前にNから教えてもらっていたトロント中どこにでもあるドーナツショップのティムホートンへ行きバニラナッツフレーバーのコーヒーを注文し甘く熱い一杯を口に入れ中心地から少し離れた私のホテルから出発いたします普段日本におりますとこのようなフレーバーのしかも加糖したコーヒーなど絶対と言っていい程飲むことはございませんがここは旅先普段味わえぬ味がメインの味となります。関西人の私には滅多に味わう事のない小雪の舞い降りる雪国の春の街中をタバコを片手に飲むコーヒーは何か格別で不思議な気分になります。
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ヤングstというストリートまで約5~6分南端はハーバー北は空港へ向かう駅のある盛り場、あらゆる世界の味が楽しめる高級店からカジュアルなものまでレストランが建ち並びいわゆるファッションマッサージ系のSPAと呼ばれる店やストリップダンスの店もところどころに見えてまいりますがまだ朝の9時、レストランの開店もまちまちなのにSPAやストリップはオープンしているわけはございませんでした。Wに教えてもらった通りに裏路地の少しひとけの少ない場所で時間つぶしに昨夜もらったモノを一服、陶酔チルアウトタイム。GHQが規制するまでは日本で喘息の薬として売られていたこれはいったいなんなのかと路地裏のフェンス越しに見える公園をぼんやりながめながらぶっとく硬く巻かれたなかなか火の落ちないジョイントをゴンゴン咽せながらようやく吸い終えてまたメインストリートへ、ショウウィンドウに写る自分の眼がTedの様になっているのにニヤニヤしながら通りを歩くと駅近くにはヒッピーらしき男が若い白人の旅行者たちに大麻を売っているが決して治安の悪さを感じない、うらぶれた感じのない普段通りの街の風景なのでしょう。
小腹の空いた私は餃子屋を見つける事が出来ずベトナム料理屋へ行きフォーとは少し形状の違うブンというライスヌードルを注文する事にいたしました、ベトナム本国やただ高いだけで本格的ではない日本のベトナム料理ともまた違うカナダのベトナム料理。
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唐辛子を効かせたビーフスープに白ネギやバジルをふんだんに入れたブンは非常にスパイシーでボケた頭にガツンとくる味で寒いのに大量の汗をかかせてくれる、ライムや砂糖などが置いていなかったのが少し残念だったが日本のそれよりは遥かにうまい一杯です。

以前も書いた通り満腹いたしますとセクシャルな気分が遠のきますので程々にブン一杯で食事を済ませまたぶらぶらと街を散策いたします慣れぬ街は新鮮で非常に楽しいものでございます、新たな発見をする場所は言葉も文化も違う世界。自国で何かを発見する喜びとはまた違った喜びがございますがこれをよく理解せぬ連中は海外カブレなどと自分の小ささを棚に上げ未知の物事を見聞し(てき)た者を異端視いたしますが見た事もないものを彼らは何を基準に評価しているのでしょうか?ちいさな国のちいさな街のコミュニティに生きて酒を飲んで糞をして死んでいくような生き方が私にはとても理解出来ません、折角いただいた命ならばその限りを尽くして新たなものを少しでも見聞したいと私は思いますがそれを望まない人たちには私の事など到底理解出来ないのでしょう。世界がこのように近いのに大変勿体ない事をしていると思います。