穴があいている? | 直腸がんなど

直腸がんなど

2015年、直腸がん(ステージⅢb)と診断。術前化学放射線療法の後、切除手術をし、一時人工肛門でしたが閉鎖しました。治療は終了。2024年現在、再発なし。

今月、引越をしました。

とても忙しく後回しにしていた事があります。

その事実に向き合うには、心の余裕がなさすぎたのです。

でも、無視もできない。

昨日、思いきって産婦人科へ行ってきました。

なぜ産婦人科なのかというと、

ありえないところから便が出ているからです。

ずいぶん昔に、子どもを産んだ病院。

こんな事でまた行くことになるなんて。

内診の結果は、

膣と直腸の間に穴があいている、

でした。

だいたい予想していた通りの

直腸膣ろう。

今日は、直腸がんの手術をした病院へ来ています。

引越をし、通うのが大変なので、

紹介状を書いてもらうことにしました。

治療に一番いいのは、人工肛門にすることだそうです。

穴に足の筋肉を移植する手術もあるらしいのですが、詳しくは、転院先の病院で聞くつもりです。

転院先は、偶然にも、私の父が食道がんで亡くなった病院です。

何だか、色々せつない感情がこみあげてきて、複雑で。

また入院や手術で家族に迷かけるのか、と思うと情けないです。

手術の方向性もとても悩ましい。

せっかく肛門温存できたはずなのに、また人工肛門にしないといけない。そしてそれは短期なのか、永久なのか、また決断しないといけない。

今はまだ決められない。

やっかいな人生になってしまった、という思いでいっぱいで。

こうして吐き出せる場があってよかったです。

家族に迷惑をかけるけど、元気にならないと、もっと迷惑かけると思うし、何とかするしかないので、進んで行こうと思います。