PET-CT検査 直腸癌診断から2年 | 直腸がんなど

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2015年、直腸がん(ステージⅢb)と診断。術前化学放射線療法の後、切除手術をし、一時人工肛門でしたが閉鎖しました。治療は終了。2024年現在、再発なし。

直腸がんと診断されてから2年経ちました。

 

今日は先日受けたPET-CT検査の結果を聞きに言ってきました。

 

結果は異常なし!ほっと一安心です。

 

私は当初の診断ではステージⅢb。

 

それも限りなくⅣに近い状態だったと今日聞きました。

 

それが抗がん剤と放射線治療がよく効いて、ステージ0と言えるまでに。

 

こういうタイプの癌は予後がいい、とは聞いていましたが、

 

その通り、今日の結果も良かったです。

 

現在も相変わらず、後遺症の排便障害に悩まされており、すっきりしない日が多く、何だかまだ病気に悩んでいる感覚なのですが、

 

直腸がんという病気の経過としてはすこぶる順調と言える様です。

 

 

【PET-CT検査の日のこと】

 

今回、初めてPET-CT検査を受けました。

 

検査の4時間前から絶食と聞いていたのですが、事前に連絡があり、6時間前から絶食してほしいので、できれば朝食は抜いてきて下さい、とのこと。

 

事前に説明書を読んで、安静にする時間が結構長いと書いてあったので、雑誌を買いましたが、安静にする間は、スマホもテレビも本・雑誌もダメだそうで、読めませんでした。目を使う事をすると目のあたりに薬剤が集中してしまう、という様な説明でした。

 

検査用の注射をし、仕切りのあるスペースで約1時間安静にします。リクライニングのきいた上等の椅子で休みます。空調は入っていたと思うのですが、寒くて毛布を余分に借りました。

機械は冷やしておかないといけないらしく、検査室も寒かったので、術着も1枚余分に着せてもらいました。

 

検査自体は15分くらいで終わります。ただ、あおむけでバンザイのポーズをとらないといけないので、五十肩で腕の痛い私には若干辛かったです。

 

その後、40分くらい、また安静にし、もう一度撮影。今度は手はおろしたままでよかったです。

 

検査用の注射の成分を排出するために、水分をたくさんとって下さい、とお茶をもらいました。

 

検査のほとんどは安静にして、ただ横になっていただけなのに、緊張からか薬剤のせいか、すごく疲れて、自宅に帰って、また横になっていました。

 

当日、地味に心配していたのが、お腹の調子。検査中にお腹がグルグルしないか、オナラがでないか、ひやひやしていましたが、絶食のせいか大丈夫でした。

 

十時半に到着し、終了したのが、午後二時半頃。三時頃にようやく食事ができました。

 

結果が気になりましたが、今日まで我慢でした。

 

 

【今後について】

 

今回、PET-CT検査をしたので、次回は半年後に再診です。

 

次回は検査も採血だけでいいでしょう、とのこと。

 

薬は、何が必要か先生から聞かれたので、

 

おしりかぶれ用の亜鉛華軟膏、足のしびれ用のリリカ、下痢止めのロペミンを希望。

 

最近は便秘気味なので、以前にも使っていたコロネルという薬もしばらく使ってみることに。

 

今後の目標として、働くことを希望しているので、もう少しコントロールできるようになりたい、と先生に相談。先生いわく、下剤(マグミット)を飲んで、調整している方もいる、との事。今日はトイレに行く日と決めてマグミットを飲んでスッキリさせる人もいるそうで。

 

私の場合、マグミットは効く時と効かない時があり、しばらく使ってなかったので、自宅に大量に余っており、処方はしてもらいませんでしたが、また試してみてもいいかなとは思いました。

 

まあ、もう少し改善はするでしょう、と先生。

 

私自身もそう思っていますし、自分でも食生活などで工夫の余地はあると考えているので、半年後の診察日を目標に、少しでも過ごしやすくなるように頑張りたいと思っています。