人工肛門閉鎖手術から一年経ちました。
もう一年、まだ一年。
私の主治医によると、
トイレの回数は、
5~6年後に、一日5~6回くらいになるのが理想?
というか目標らしいです。
なので、私も、トイレに行く回数は徐々に減っていく、と思っていました。
私の場合、この一年を振り返ると、ちょっと違います。
ひどい日は今でも一日に15回から20回くらいはトイレに行きます。
調子がいい時は、何度かバタバタとトイレに行った後に落ち着いて、
2~3日、便秘モードで平和に過ごせる、ということもあります。
困るのは、それがどういうローテーションでやってくるか予想できないことです。
それでも、こんな体の状態にも慣れてはきたし、
少しは良くなったという気はしています。
長時間の外出時に手放せなかったロペミンという薬も、
ここ最近は使わなくても何とかなることも多いです。
ただ念のためのパッドは、私の場合、手放せません。
何というか、もよおすと少しちびるのが当たり前なのです。
それはもう情けないですが、私の"仕様"として受け入れるしか仕方ありません。
間に合うとか間に合わないとかいう以前の問題なんです。
どうしても耐えがたければ、ストーマに戻すしかないと思います。
私の場合は、今は、こんな状態でも受け入れていくことを選択しています。
それはやはり少しづつでも改善はしている気がするからでもあるし、
ストーマだった頃に、何度か大変な思いもしたので、
戻すにも不安があるからです。
一年前に想定していたよりも、排便障害はきついですが、
退院直後よりは落ち着いています。
正直、退院直後は、一生こんな状態だったらどうしようと考えていました。
(15分から20分おきに、一日中、便意があったので)
それに比べれば、かなりマシです。
今週は、ほぼ便秘モードで、終日出かける用事を三日こなしました。
今日は朝と夜にトイレのピークがあった以外は平和でした。
まだ数年、こんな感じで一進一退を繰り返すのかもしれません。
この一年、思うようにいかず、イライラしたり、感情的になり、
迷惑をかけた方もいます。
それで自分もまた落ち込んだり。
排便のことも含め、人生におこる出来事を
あまり「コントロールしよう」としすぎない方がいいのかな、と最近は思います。
もう少しは良くなってほしい、という希望は持ちつつ、
思いつめずにいきたいです。