こんにちは。今日はゴーギャンです。
(続)情熱的な万葉の人々
君が行く 道の長手を
繰りたたね 焼き滅ぼさん
天の火もがも
(訳)
あなたが行く道の 長い道のりを手繰り寄せて
畳んで焼き滅ぼすような天の火が欲しい。
(「万葉集全解 六』 多田一臣 訳注 筑摩書房 より引用)
こんにちは、寿康です。
前回(6月15日)のブログで引用した万葉集の巻十五に
収められた情熱的な歌です。
万葉の時代に、禁じられた恋により、罪を受け遠く越前の地へ
流罪となる恋人へ贈った歌です。
この歌の時代背景を、気になったので
少し調べてみました。
諸説ありますが、天平10年(738年)前後の事です。
当時宮廷の官人だった
中臣宅守(なかとみのやかもり)と
男子禁制である斎宮寮の女官の
狭野茅上娘子(さののちがみのおとめ)は
相思相愛の仲であったと伝えられています。
しかし、宮廷人の間の恋愛は
当時は
許されていなかったのでしょうか?
その為宅守は越前国味真野(福井県越前市味真野町)へ
流罪となります。
しかし、この罪の原因が恋愛問題だけではなく
政治的な理由があったとする説もあるようです。
真相は不明ですが、一般には二人が
神に仕える身でありながら
互いに魅かれあい禁じられた恋へ
身を投じてしまったからではないか
といわれている様です。
一人都に残された茅上娘子は、宅守への思いを
次の様に歌っています。
味真野に 宿れる君が
帰り来む
時の迎えを いつとか待たむ
(訳)
味真野に宿りをしている あなたが
帰って来る時の迎えを いつのこととして
待とうか。
(『万葉集全解 六』 多田一臣 訳注 筑摩書房 より引用)
恋人の帰りを待ち願う心情が
「時の迎えを いつとかまたむ」
という言葉によく表われていると思います。
激しい情熱が、時間がたつにつれ
静かな情熱に変わって行くようです。
そして、天平十二年(740年)六月に、大赦があり
何名かが許されて、都に戻ってきました。
その時、茅野娘子が詠んだ歌です。
帰りける 人来れりと
言ひしかば
ほとほと死にき 君かと思ひて
(訳)
赦免されて帰った人たちが 都に入って来たと
人が言ったので ほとんど死にそうになった。
あなたかと思って。
(『万葉集全解 六』 多田一臣訳注 筑摩書房 より引用)
流罪になった人の内、大赦で許されて
帰ったきた人もいたのですが
その中に宅守は、入っていませんでした。
娘子の期待も大きかっただけに
落胆の度合いも大きかったのでしょう。
そして、宅守は流罪となった翌年
天平十三年秋には許されて
都に戻ってきたと伝えられています。
しかし、二人のその後がどうなったのかを
伝える歌は、残されていません。
茅上娘子の消息も不明なのです。
二人が奈良の都で再会し、幸せな暮らしを
送った事を願いたいのですが
その事を伝える歌は
万葉集には、残っていません。
宅守は、天平宝宇八年(764年)に
「藤原仲麻呂の乱」 に
連座したとして除名となっています。
歴史の波に、二人の一生は
翻弄された様に思えます。
歴史には
光と影があるといわれます。
万葉集に残された情熱的な歌が
光であれば、その影が
二人の結末の様に思えます。
最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
セルロイド眼鏡と濃厚近松
こんにちは。箱子です![]()
鯖江市図書館がある 鯖江は、メガネと近松門左衛門が有名ですが・・・
先日、某N○K教育テレビの 『美の壺』 という番組で、
「メガネの美」 っていう特集をやってたんですよー。メガネ
メガネ

もしや鯖江のメガネが紹介されるかしらと、わくわくどきどき見ていたら・・・やっぱり登場してましたっ!
セルロイド枠を磨く職人さんの手技、すばらしかったですよ。
磨かれたセルの漆黒の艶 と 曲線のあまりの美しさに見惚れて、テレビの前で思わず「キレイ・・・」とつぶやいてしまいました。![]()
あぁ~私もいつか セルロイドの眼鏡がほしい・・・
・・・と感動の余韻を味わいつつ、そのままテレビをつけていたら・・・
あらっ!!
今度はなにやら近松門左衛門の番組をやってるじゃないですか!!
どうしたんですか、○HK教育さん!本日は鯖江Dayですか!?
しかも、
赤ピンクなお部屋
で、夏木マリさんとピーターさんが曽根崎心中について語り合っているのです。
ななな、なんて濃厚な番組・・・!!
いままで、こんなノリの近松番組があったでしょうか。
素敵。
おもしろいだけでなく大変勉強にもなりましたよ。
図書館には近松コーナーがあり、関連本を集めているのですが、まじめで堅い雰囲気のものが多いんです。
今回のテレビのような、ゴージャスなノリの近松本があったら、コーナーも華やかになっていいな、なんて思いました。
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きょうのうんちく ![]()
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実はバナナは木ではなく、巨大な草だった!
「トロピカルフルーツずかん1 バナナ」(リブリオ出版)に載ってまーす♪![]()
◇館内整理日◇
こんにちは
鹿子デス~
本日は第4木曜日。そう!
図書館は月に一度の館内整理日で休館デス
今月も図書館が閉まっていないとできない仕事をいろいろしましたよー。
まず朝イチで「消防訓練」
デス。
職員が通報班・消火班・避難誘導班にわかれて実践デス☆
☆ ☆ ☆
こちらは館内整理日に本拭きボランティアをしてくださる方々デスー。
「さばえ図書館友の会」の皆様デス

10時から1時間ほど、もくもくと書架に並んだ本を拭く皆様 
今日は2階の児童文学を中心に拭いていただきました。
おかげ様でとっっってもキレイになりましたー
ありがとうございました
☆ ☆ ☆
さてさて。
鯖図の職員はたとえ休館日でも気を抜きません
足元からオシャレー
派手派手★靴下
何の模様かわかりますか~
こんな本もあります。
『靴・靴下からはじめるオシャレ』
(伊豆原月絵/東京堂出版)
















