さばとごはん -217ページ目

あやとり

こんにちは!明太子たらこです。


先日、詩子さんが

この本いいですよ!と

一冊の本を持ってきてくれました。


そらをとんだ 

  けいこのあやとり

(やまわき ゆりこ/さく・え)

という本でした。


そして、

あやとり

ームって時々ありますよね~」と

詩子さんはつぶやきました。


あやとりで、ほうき、はしごを作ったり、

ともだちと交代で

とりあったりあやとり


確かに私が小学生時代にも

あやとりのブームが何回か

きたな~と しばし思い出にひたりました。


物語のなかの

けいこちゃんはおかあさんから

くさりあみのやりかたを教えてもらいます


けいこちゃんは

赤い毛糸かぎばり

編んで、


最初、すずめのあやとりくらいの

長さでしたが、


どんどん編んで

お庭までのびて

大きいあやとりができました。


けいこちゃんは

自分が登れるくらいの

四だんばしごをつくりました。


はしごは、けいこちゃんを

のせたまま、空を

すいすい はしっていきますCloudy


はしごの上に寝そべって

空をとんでいく

けいこちゃん。いいなあ~


おすすめですきらきら!!

百まいのきもの

こんにちは、詩子です。



ベル子さんが、

カズオ・イシグロ/著 

 『忘れられた巨人』


の事を書いていましたが、


実は!詩子も、同時期に読み、ベル子さんと、感想を話し合いました。


私には、読みながら、


 いったい、どこへ連れていかれるんだろう…


という感じがずっとありました。


でも、気になって読み進めてしまうのです。



読後、ひと月以上経ちますが、

未だ、忘れられない 何か が、残っています。

どちらかというと、日に日に増す感じです。


久々の、大人の文学。読んでよかったです。




  ワンピ**      ワンピース      ドレス



ところで、絵本の会、補足です。


『百まいのきもの』 は、その後、

2006年に、改訳され、『百まいのドレス』 となりました。


『百まいのドレス』 を手にされたら、是非、


「訳者あとがき」 を読んでください!


『百まいのきもの』は、1954年に、

「岩波の子どもの本」の1冊として出版されました。

戦後間もないこの時期に、石井さん、光吉さん等、

編集にたずさわった方々が、どんな思いで、

子どもの本を、送り出してくださったかが伝わってきます。


2006当時、百歳を目前にした石井桃子さんから、私たちへの贈り物です。

しっかり受け継いでいきたいですね。 




ではまた。ごきげんよう。








 

今日のとしょかん

こんにちは。箱子です。



今日の図書館。

ヤマボウシの実がすっかり色づきました。





木陰をキジバトの親子(?)が3匹、なかよく歩いててかわいかったです。

木の実をついばんでたようでした。
































話題作と戦後70年

こんにちは、ベル子です。ベルマーク



去年くらいから、記憶力の衰えを自覚しだしました。


きっかけは、時差出勤のため、遅く出勤してきた職員に

「朝礼で何か伝達あった?」ときかれ、

朝礼から2時間ほどしかたっていないのに、

「うーん?」と考えに考えてもいっこも思いつかず、 理解不能

全く伝えられなかった、という衝撃の体験をしてからです。 衝撃


以来、「自分は、記憶力が衰えている」という前提のもと、
朝礼をもっと真剣に聞き、まじめ 顔

思い出せない事柄を知るために、安易にネット検索に頼らず、Internet Explorer8 ぽち

じたばたと思い出す努力をしてみる、sss 考える

というのを、自分に課すようにしています。


なので、 「忘却」 「老化」 などに関心が向くようになりました。

そんな私のハートをつかむ話題作を2編、夏の終わりに読みました。


ひとつは、著者10年ぶりの新作 !! という


『忘れられた巨人』 カズオ・イシグロ/著 (早川書房)です。



舞台は、アーサー王伝説がまだ生々しい中世イングランド。


主人公は、アクセルとベアトリスという老夫婦。 おじいさん婆ちゃん

二人は、昔のことも、最近のことも、

いろいろと思い出せないことが増えていました。 ?


ところが、思い出せないのは、二人に限ったことではなく、 ?おまめ

村の人たちも皆、あらゆることを忘れているようなのです。 はてな


それは、不思議な霧のせいらしいのですが・・・。霧


老夫婦は、村を離れ、遠くに住む息子を訪ねる旅に出ます。


かなり読み進んでも、 「もやもやと思い出せない感じ」 が続きます。

根気強く、霧が晴れるのを期待して読みました。


ところが、思ってたのと全然違う感想が、ラスト手前くらいで

ブワーッとわきあがってきて、自分でもびっくりしてしまいました。 ええ!! びっくり


そうか、この物語は、壮大なたとえ話なんだ、と気づいた瞬間でした。



戦後70年の夏に読んだからか、 


大きな戦争を忘れること、忘れないこと。


それはいいことなのか、悪しきことなのか。


そんなことを何度も何度も考えました。


本編では具体的にひとつも語られていない事柄について

考えをめぐらせることになる読書。


私には、はじめての経験でした。 

「カズオ・イシグロ」恐るべし。



その後、あの芥川賞受賞作


「スクラップ・アンド・ビルド」 羽田圭介/著 

             (『文學界』 2015年3月号)


を読みました。


28歳の就職浪人の健斗が、同居の祖父を介護する話です。


私の「老化」への関心は、この小説のテーマ、「老人介護」にもひっかかったのです。


翻訳ものの「カズオ・イシグロ」の後だったので、

日本の若者が出てくる日本が舞台の小説は、大変読みやすく、

スピード感があり、コミカルでおもしろかったです。


ところが、祖父は戦争体験者ということで、戦時中のことを口走るシーンが。

戦後70年の影は、ここにも。


でも、祖父の言う話と、

伝聞ではあるが、親戚などが認識している、戦時中の祖父が食い違っている。

真相を知るような人は皆、もう亡くなっていて、確かめようがない。


記憶は、いいかげんなものなんだな、と思います。

でも、それをきっかけに健斗は「桜花」という特攻機について調べます。

それを読んだ私も「へえ」となります。


健斗と、私をはじめ多数の読者は、

間接的に、戦争を知ることに。


そういう積み重ねが、大事なのかもしれませんね。


図書館の資料は、「そういう積み重ね」の宝庫です。 本


とっかかりは何であれ、まずは手にとって読んでみてくださいね。






9月 絵本の会

こんにちは、詩子です。


まさかこんなに涼しい九月を迎えるとは…思ってもみませんでした。


   アカトンボ   


さて、今日は、9月 絵本の会 でした。



今日は、『子どもたちと絵本』

 (長谷川摂子/著 福音館書店)


  「心おきなく泣ける本」 

      (106p ~ 109p)


を 読み合わせしました。



今回は、



◆ 『ラチとらいおん』

     マレーク・ベロニカ/ぶん・え 

     とくなが やすもと/やく  福音館書店



◆『しちめんちょうおばさんのこどもたち』

     吉野公章/さく  おのきがく/え  福音館書店

      ※鯖図には所蔵なし。



◆『百まいのきもの』

     エリノア・エスティーズ/文

     ルイス・スロボドキン/え

     石井桃子/訳  岩波書店




の3冊でした。



 しずく    しずく


… ほんとに 泣きそうになりました。




余韻 に、浸っていたかったです。



    水たまり       



どんなに 言葉を尽くしても、この感じは

お伝えできないと思います。



ぜひ、ご一読ください。



ではまた。 ごきげんよう 菊