小さな大天才
こんにちは、ベル子です。![]()
ちまたでは、
将棋界の天才少年、藤井聡太くんの活躍で、
空前の将棋ブームが沸き起こっていますね。 ![]()
![]()
![]()
こんなにも人をひきつけるのは、
藤井君がまだ中学生で、最年少のプロ、
![]()
という点が大きいと思います。
小さな大天才が、
強大な大人たちを次々に打ち破っていく。![]()
そこに痛快さを感じるのでは?![]()
先日、中学校へブックトークに出向き、
![]()
小さな天才少女が難敵を打ち破る、痛快な本を紹介しました。
ロアルド・ダール/作
宮下嶺夫/訳
クエンティン・ブレイク/絵 (評論社)
イギリスのとある村に住む、4歳のマチルダは天才でしたが、
![]()
愚かな両親は、その能力に気づかなかっただけでなく、
![]()
娘のことをかさぶたくらいにしか思っていません。
家にはろくに本がなかった上、買ってももらえないので
マチルダは毎日一人で図書館に出かけ、
子供向けの本を全て読みつくしてしまいます。![]()
そこで登場
図書館員のミセス・フェルプス。
彼女は、小さなマチルダの動向を、
驚きをもって、ずっとそっと見守ってきました。
なので、マチルダから
「大人の人たちが読む、ほんとにいい本、有名な本を読みたいんです。」
と言われたとき、彼女は、英米文学の巨匠たちの名作を薦めるのです。
そうそうたるリストが作品中に掲載してあります。
普通の4歳児には絶対に薦めないラインナップ ですが、
ミセス・フェルプスにはマチルダならこれくらいじゃないと満足しないと
わかっています。
そして、その通り、次々と読破していくマチルダ。
マチルダは本を通して、様々な世界を知ります。
無知な両親に対して、
「ディケンズやキップリングを読めばいいのに」と思うように。
私は、ミセス・フェルプスの、この対応が大好きです。
図書館員の憧れで、鑑だと思います。
そして、マチルダが読書によって、より聡明になり、
考えに深みが出てくるところも。
図書館員として、
利用者の資質やニーズを感知して、最適な本を届けること。
そして、それがきっかけで、その人がどんどん伸びていったとしたら、
まさに 最高
ですよね。
幼少期の藤井君に、将棋セットを与えたおばあさん。
将棋の師匠、対戦してきた少年たち。
みんなみんな、小さな大天才の血肉となって、現在があります。
そして、藤井君、どうやら読書もお好きなようで、
幼少期に、ミセス・フェルプス的な図書館員との出会いがあったのかも?
と妄想しちゃいます。
ついでに、青少年に読書ブーム も起こしてくれないかな~。 ![]()