ナノワックスの作業メモ2018 | 鯖が行く!ゴルフ(+camp +ski +Diving)あっちこっち

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引き続き、スキーネタでございます。

鯖家のスキー板は、2014年からナノワックスをかけています。

 

本格的にスキーをやることになって、自前の道具をそろえた際にワックスをどうしようかと検討した結果、作業が比較的ラクなナノワックスになった次第です。

本稿では、鯖がウチでやってる作業の段取りみたいなものを書いてみたいと思います。

 

 

・過去記事で導入することにいたった経緯… →過去記事こちら

・作業効率をあげるために電動ロトブラシを導入した話… →過去記事こちら

 

てな記事もありますので、興味のある方はそちらも参考にしてみて下さい。

ただ、鯖はスキー検定3級程度のへっぽこスキーヤーですので、やりこんでる上級スキーヤーさんらにはあまり役立たないかもしれませんので、そのあたりも加味して下さると幸いです。

 

本来的にはワックスの耐久性や、滑りのパフォーマンスを最大化するのは、たぶんホットワックスなんだろうと思います。スキーショップなんかでも、ワックスコーナー置いてあるのはホットワックスを前提とした商品がメインで、ナノワックスはごくごくわずかです。

モノ自体ないところもザラなので、ニーズについては推して図るべしだなと思います。

 

それでも、以前鯖の友人でスキーのイントラでもあるサムライくんのホットワックス作業を見せてもらいながら自分も一緒にやらせてもらったことがあります。

 

その際感じたのは、仕上がりは素晴らしいけれども、作業工程の多さやワックスの削りカスの後処理など、手間暇があまりに大変なこと。

一家4セット分をこなすのは厳しいな…と感じ、ナノワックスに行きついた、という経緯があります。

 

閑話休題。さて、作業的にはまずキャンプで使ってる、コールマン折り畳みのテーブルを置き、↓の写真のように、スキーバイスを設置します。

 

SWIX〔スウィックス〕 スキーバイス T0149-50SWIX〔スウィックス〕 スキーバイス T0149-50

(↓ウチのバイスはこれ)

 

前までは簡易的なスキー板の乗せ台を使ってましたが、板がガッチリ固定できるバイスがあると、ロトブラシの作業時などが安定して断然ラクです。

鯖が買ったのはまだ安いほうの部類でしたが、それでも相当高かった…。まあ一生モノってことで…。

 

(さらに上でのグレードもある↓がさすがにここまではちょっと手が出ないな…)

 

贅沢を言うならば、作業台となるテーブルの高さが、もうちょっと高いといいなーと思います。

でもさすがに↓こいういう専用台を買うのはウチの収納事情もあって気が引けるので、当面はこれでいくかな…。キャンプ用よりも高いしね…。

 

で、最初にクリーナーで清掃。ガリウムの液体のやつをかけて、ペーパーでふきふきします。

それからブロンズブラシでもゴシゴシと。(あんまり意味ないような気もしてますが一応…)

 

ただこれ、ナノワックス用ではない、普通のワックス用だから、フッ素系のやつのほうが正解なのかもしれません。(↓のリンクの下段のほう)

 

 

 

これをやって多少キレイにしてから、ナノワックスのセットにある「C」マークのクリーナーをぬりぬりして、またペーパーでふきます。それでもまだなんか汚れてるのか、ペーパーには汚れが付きます。

 

 

次に「G」マークベースワックスを塗ります。多少の粘土があるような液体で、これを塗ってからネットで見かけたのですが、ドライヤーで熱を与えてワックスを乾燥させます。

ただこれってホルメンコールのページにはそうした記載がないので、正直効いてるのか不明。

 

 

ただ、レインウェアや傘などの撥水性を高めるのにアイロンかけたり、ドライヤーをあてて熱処理すると、表面が均一化して効果が高まることは事実なので、ナノワックスがそれにあたるかは怪しいけれど、一応鯖は保険としてかけてます。

 

それから、ロトブラシで「ナイロン」→「馬毛」の順にブラッシング。これでソール面がてかてかと輝きだし、つるつるになっていきます。この時に削りカスみたいなのが極わずかなのがナノワックスのメリットの一つでもありますね。

 

 

続いて、滑走ワックスである「AS WET」を塗ります。これはけっこう水っぽい液体で、ささっとぬってから、節約も兼ね、ペーパーで塗りムラが出ないよう、ぬり広げています。そしてこれもドライヤーをかける。

 

 

で、再び、2つのブラシをかけて磨き、仕上げにファイバーテックスでふき取って細かいゴミ等を取り除いて終了です。ウチだと4セット、計8本分の板を処理するので結構大変です。ホットワックスだともっと大変でしょうね。

 

↑上のほうがブラッシング済、下がこれから

 

ブラシの付け替えとかが少々面倒なので、複数組の板を加工する段取りはいくらか工夫する必要があります。ナイロンブラシ処理だけ全部やって、次に馬毛やる、みたいに。

 

もっとも、ウチの場合シーズン初めの1回と、途中に一回ぐらいしかやらないので、まあこれくらいはしゃあないかなと思っています。さすがに毎回はちょっとね…

 

ロトブラシではないけど、シーズン途中でも手でのブラッシングぐらいはたま~にやってますが、どれだけ効いているのかはちょっと不明です。

 

もっと劇的に、簡単に、効果的なワックス法があればなあと思っていますが、当面はこんな感じでやって行こうと思います。

 


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