子育て支援の専門家 岩田 里美です。

 

前回に続き、発達障害の気づき方の目安を書きます。

 

幼児について

3歳児健診が「発達障害」診断のひとつの目安になります。

幼児期になると、保育所や幼稚園などに通う子がほとんどで、お友達とのようすの違いから「あら、うちの子ほかの子と違う?」と気づくお母さんも多いようです。また、3歳児健診で「ことばの遅れ」や「コミュニケーションの心配」が指摘され、専門機関を紹介されることもあります。ただ、健診の内容は自治体や医療機関によっても差があり、必ずそこで見つかるとも限りません。

幼児のころ「発達障害」の特徴

幼児期になると、園生活などの中で、お友達とのトラブルが発生し、「うちの子大丈夫?」と思い始めるお母さんも多いようです。幼児期に心配になる特徴は下のようなものです。(ごく一例であり、他にもたくさんあります)

・帽子をかぶることや腕まくりを嫌がる

通園帽や運動帽をかぶることを嫌がる。腕まくりを嫌がり服が濡れる。そのくせ濡れるとすぐ着替えたがるなど。

・2歳を過ぎても、人をかみつく、ひっかく

自分が思い通りにならなかったときなどに、お友達にかみついたり、ひっかいたり、突き飛ばしたりする。

・友だちと遊ばず、ひとり遊びの方を好む

はじめての人、場所を嫌がる。人の輪をさけるようにして、ひとりで遊んでいる。

・ちょろちょろ動き回ってじっとしていない

部屋の中を走り回ったり、ぴょんぴょん跳び回る。ひとつの遊びに集中できず、次々と遊びが変わる。

・好きな遊びにはまると、周囲の声が聞こえない

何かに夢中になると、時間を忘れて没頭してしまう。それをやめることができず、周囲と時間を合わせられない。

・身支度がいつまでも自分でできない

自分で着替えることや、着替えた服を片付けることができない。顔を洗う、歯を磨くなどの身支度も習慣づかない。

・特定の音を怖がる、逃げる、耳をふさぐ

掃除機の音を怖がる、ピストルや風船の割れる音が苦手で耳をふさぐ、ほかの子の泣き声にパニックになるなど。

・揺れる遊びを怖がる

ブランコや滑り台などで遊べない。プールで水に浮くのを怖がる。「高い高い」や肩車も怖がって嫌がるなど。

 

多かれ少なかれ、どの子にもいくつかはあると思います。あまりにも度がひどかったり

扱いにくいようであれば疑って診断を受けてみる事をオススメします。

 

診断結果が怖くてつい後回しと言う事無いように、早ければ対応次第で子供に合った教育をすることができます。

 

 

 

先日家の近くでたんぽぽの花を見つけました。ふうーと吹くとふわふわと綿毛が飛んでいきました。

 

 

 

小学校の2年生の国語の教科書に「たんぽぽのちえ」というのがありますが

 

タンポポはとっても頭がいい植物なんですよ

 

タンポポの花は 風に折れないように横になりながら

 

意外と地面に近いところで咲いていますが

 

花が終わって種子が熟すと すっくと頭をもたげます。

 

背が高くなると風に当たりやすくなり これが綿毛の旅立ちの準備です。

 

春のそよ風が吹くたびに 新しい土地を求めて

 

少しずつ旅立って行きます。

 

どこを旅するのか?子供達も元気にいろいろな世界に旅立って行くんですね。

子育て支援の専門家 岩田 里美 です。

 

私が塾の先生をやり始めて30年たちます。

15年くらい前からちらほら、なんか変だな?どうして?と思うような子供をみさせていただく事が出てきました。このころから、発達障害という言葉が取り上げられるようになってきました。

でも、実態はハッキリしていなかったんです。

 

近頃では発達障害と言う言葉はほとんどの方が知っている状況になってきています。

しかし、詳しい内容まではまだよく分からない人は多いです。

 

小学校のクラスでも発達障害やグレーゾーンの子は(2002年の文科省が実施した、全国の教師向けに行った調査では、6.3%の子達に、知的障害は無くとも発達の問題が見受けられたと回答している)と言われています。少し古いデーターですのでもっと多いかもれません。40人のくラスであれば2,3人と言ったところでしょうか。

 

お母さんも初めての子育てや、子供がひとりで他の子との違いが分からない。親同士の交流があまりなく自分の子供が発達障害かどうか分からない、ということがあるようです。

小学校にはいり、気がつく事が多いようです。

早めにわかれば、言葉かけも育て方も違ってきます。

 

今回は

赤ちゃんの頃に気付くポイントを書いていきます。

参考にしていただければと思います。

 

 

「うちの子、ほかの子とは何か違う?」

赤ちゃんの頃の「発達障害」の特徴

一口に「発達障害」と言っても、その特性や程度はひとりひとり違います。そのため、気になる特徴も違うものですが、赤ちゃんの頃によく見られる特徴には下のようなものがあります。

・抱っこをしてもしっくりこない

子どもの方からぴたっとくっついてこない。

抱っこを要求してこない。

慣れた人にしか抱きつかないなど。

 

・おんぶをしてもしがみついてこない

体がふにゃっとしていて、しがみついてこない。

後ろに落ちそうになるので抱っこひもを使っておんぶしないと不安。

 

・歯磨き、散髪、爪切り、耳掃除などを極端に嫌がる

清潔や健康維持、身だしなみのために、当たり前に行うお世話を激しく拒否され「育てにくい」と感じやすい。

 

・砂、水遊びなどを嫌がるか過剰に好む

一般的に子どもが好きだといわれる砂遊び、水遊びなどを激しく怖がったり、嫌がったりする。逆に触り続けてやめられないことも。

 

・偏食が強くて、食べられないものが多い

限られたものしか食べられず、栄養バランスが心配に。集団生活になると給食が食べられないのでは?と心配。

・あまり泣かず、手がかからない

ひとりでいても大人しくしている。あまり泣かないので手がかからない。あやしても笑わない(反応しない)など。

 

よくみられる特徴ですので、すぐうちの子は発達障害だと思い込まないでくださいね。

 

今では塾に来る子供も発達障害の子がとても増えてきました。それぞれに凸凹が違い

対応も一人一人個別に対応しています。普通の子供以上に親も子供もがんばっています。

普通ではわからない苦労もたくさんあります。少しでも状況を理解してあげれる人が増えればいいなと思います。

 

しかし、がんばってもそれほど結果が出ない事もあります。このがんばりが得意なことに生かせる事ができるようになれば子供の世界も広がっていくかなー  と 期待しています。

子育て支援の専門家 岩田 里美です。

 

今日は私の生徒さんの話を書きます。

 

検査受けました

S君は3年生の時、私の教室に来ました。3年生でありながら、繰り上がりの足し算もできない状態でした。ましてやひき算なんて全然できませんでした。

お母さんも心配で検査を受けたとの事です。知能指数が70くらいで普通学級で学習するのはちょっと厳しい状態でした。

しかし、お母さんはなんとか普通学級でがんばりたいということで私とお母さんで協力しあってがんばってきました。そのお陰で、私と巡りあえて3ヶ月で繰り上がり繰り下がりの計算ができるようになり、6ヶ月でかけ算の筆算までできるようになり、授業について行けるようになりました。

小学校の時はテストでも85点以上とれるようになり、このままがんばってくれたらいいなと思っていました。

 

中学の学習は大変

 

中学生になり学習内容も高度になり、試験範囲も広くなかなか思うように点がとれなくなってきました。

だから、基本問題を何度も繰り返し確実にとれるよう指導してきました。

しかし、試験になると頭が真っ白になったり緊張したりで歯がゆい思いをしました。

お母さんとしては勉強さえついて行ければ普通学級にいる事ができるとがんばっていました。

 

 

しかし、中2になる前に先生から、人間関係で苦しいと思うから支援級にどうでしょうか?と言われたそうです。お母さんは「勉強は確かにできないかもしれない。でもうちの子より出来ない子はまだ何人もいる。誰にも迷惑かけていない。なのにどうして?」と泣きながら訴えて来られました。私も辛くて悲しくて。

 

 

支援級に行く事はとても楽です。子供も難しい勉強も人間関係も今より楽になるでしょう。

でも親としてはできる限りがんばってみんなと同じようにしたいという思いがあるのでしょう。

 

勉強より大切な事

この辺りのグレーゾーンの子供達がどちらを選んだらよいか悩む所のようです。

もちろん私は勉強を教えるのが仕事ですから、がんばって教えています。

しかし最近思うんです。勉強も大事だけど、グレイゾーンの子や発達障害の子供達にはどこか必ず飛び抜けた特性があるものです。得意な事や好きなところを伸ばしてやり、自信を持って社会に出て行って欲しいなと思っています。

 

本当は家庭の中で得意を見つけ出してやれば一番いいのだが、どのようにしたらよいのか分からず難しいようです。

 

S君の場合、幼児や低学年のうちに見つけられたら良かったのですが、ついみんなについて行けるようにと勉強に力を入れていたので、未だに得意が見つけられていませんでした。

 

 

先日恐竜の切り絵工作をあげたら喜んで作ってくれ、楽しかったと写真を送ってくれました。「またしたいな」と言ってくれました。これがきっかけで恐竜博士になれるかも。作る事が好きになりいろいろな事に広がってくるかも。と期待を膨らませています。

 

いろいろな経験の中から、好きな事や得意なことがみつかるヒントがあると思いますよ。

  子育て支援の専門家 岩田里美です。

 

こんにちは。

子供のケンカをどう思われますか?

子供がケンカすると相手側もこちら側もいい気持ちがしませんよね。

ましてやケガでもさせてしまったら、我が子に何かあったら・・・と考えてしまうとケンカはさせたくないと思ってしまいます。

でもケンカから学べることもあるんですよ。

ケンカによって得られるもの

欲求や希望を表現する力

子供は何か使いたいおもちゃや相手に対して欲求がある時、気づいてもらえないとか思うようにいかない時にケンカになります。


ケンカにならないようにしようと思えば、相手に伝わり、相手が納得してくれそうな方法をなんとか考えなくてはなりません。

 

つまりケンカを経験することで、自分の欲求を誰かに伝える力を養うことができるのです。

 

相手の気持ちを考える力

ケンカが始まったら、相手の子の反応は様々です。小さな子の場合、ただ「イヤ!」を連発するかもしれないし、5、6歳にもなればずいぶん言葉も達者になっていますから、言葉のやり取りによるケンカも、特に女の子などは多いと思います。

ケンカの最中、子供の頭の中は「なんでぼく(わたし)が◯◯したいのに、思い通りにならないんだ!」という気持ちが渦巻いているのですが(実は大人も同じですね)、一方で5歳くらいの子供なら、相手の子は何を考えているんだろう、と想像することもできるようになっています。

相手の気持ちを考えてみるそんな事が大切になってきますし、大人になっても必要な力です。

 

「仲直り」する力

子供に「どうすれば喧嘩にならなかったか」を考えさせ、お互いに「自分にも悪いところがあった」と気づかせて謝らせ、仲直りさせることが上手な対応の仕方です。

「自分のほうが悪かった」と気づいたなら謝る勇気が必要だし、どうやって謝ったら相手の子が受け入れてくれるだろうと考える、いい機会にもなります。交渉力の基本のようなものですね。

 

暴力以外で問題を解決しようとする力

ケンカの最中は子どもたちもヒートアップしているので、手が出てしまう場合もあるでしょう。うまく自分の思いを言葉にできない場合、そうなることもあります。

こうなると親や大人の介入が必要ですが、危害を与えた子も、与えられた子も、悲しい気持ち、悔しい気持ちを味わいます。

仲直りするには、お互いの気持ちを言葉にして相手に伝え、理解し、反省する必要があります。親の手助けが必要になう時もあります。


こうやって、ケンカを通して暴力以外の方法でお互いの欲求を満たす方法を考える、ということができるようになっていきます。

 

 

 

コミュニケーションの中でしか学べないこと

子供がケンカから学べることはたくさんありますね。

ケンカの中で他の子との接し方、コミュニケーションの基本、集団の中での自分の振る舞い方を身に着けていきます

コミュニケーションスキルは、他者とのやり取りの中でしか身に着けられません。その意味では、子どものケンカというのは必要に思います。

「ケンカしちゃダメ!」

親はついついそう言いたくなりますが、ケンカを成長の機会と考えれば、良い経験です。

ケンカになりそうになったらチャンスと思って!

 

自分だけの世界、自分と親だけの世界から一歩踏み出す年齢の子どもたちの間では、コミュニケーションの行き違いが頻繁に起こります。

それが子どもの喧嘩であり、「外の世界との付き合い方」を子どもなりに学んでいるのです。


小学校にあがるまでにそんな経験を積んでおくと、小学校での本格的な集団生活のよい準備にもなります。

 

子ども自身の学びを大切に

 

言葉で何度も説明するより経験することが子供にとっての学びになります。

たくさん喧嘩して、その仲直りから多くを学ぶことができれば、自分の欲求は表現しつつも、相手の考えも尊重し、解決策を相手といっしょに考えることができる、そんな子に育っていくものです。

 

やんちゃな子供達に毎日へとへとだと思います。少しの間ですから、気持ちを楽に子育てしてくださいね。失敗したって大丈夫よ!

 

 

今日NHKのあさイチで早生まれについてやっていました。

 

早生まれというのは1月1日~4月1日生まれの子の事を言うんだけど

 

4月生まれの子供と比べたらほぼ1年違う事もあり、おしゃべりが上手な子がいる中、早生まれは片言の言葉しかしゃべれなかったり

 

走る事も速く走れずヨタヨタみたいな。親としてはとても心配ですよね。

 

そこで私学の小学校の取り組みが紹介されていました。4月~9月生まれの子供のクラスと10月~3月生まれの子供のクラスに分けて授業が行われていると言う事でした。

 

早生まれの子で大事な事はとにかく待つこと がとても大切だと話されていました

 

小さい時の1年の開きは成長面でもかなりの違いが出てくるのでこの取り組みはとてもいいですよね。公立の学校が積極的に始めてくれればいいなと思います。

 

 

 

私の子も早生まれで皆さんと同じように心配しました。

もう大学生になっているのですが、よく痙攣を起こす子で、学習面でもとても苦労しました。

1年の時まだまだ幼稚でじっと座っている事ができなくて、筆入れ落として大きな音をさせたり、教科書が落書きばかりだったり、

参観日にはもう恥ずかしくて恥ずかしくて、子供を引っ張って大急ぎで帰った事を思い出します。

 

勉強もとろくて、もう宿題なんて何時間もかかり、計算カード1つするのに何時間もかかり、

音読するだけで1時間もかかりもう毎日親子で泣きながらやっていました。えーん

今思い出しても辛かった感情がよみがえります。

でも息子も私もよく諦めずにがんばったなあと今になって思います。

 

きっと今辛くて大変な思いをされているお母様がいらっしゃることと思います。

渦中の時それどころではないと思いますが、必ず楽になる時が来ます。

あの辛さを思えばどんなことでもたいしたことではないと思えるでしょう。

あんなに勉強で苦労した息子も大学4年生になり、一人暮らしをしています。

こんなに大きくなって元気でいてくれていることが嬉しくて、感謝でいっぱいです。ニコニコ

 

どんなに辛くても時がたてば感謝に変わる日が来ると信じています

子育て中のお母さんがんばれ!

日頃の気になったニュースや教室に来ている生徒さんの様子などいろいろ気ままに書いていこうと思います。

 

今日ニュースで模試でA判定なのに不合格というのを見ました。

 

えっ何の事、どうして と

思いよく聞いてみると、どうも首都圏の大学受験で、模試でA判定を貰っているにもかかわらず、不合格になって難化しているというのです。理由は3つあるようです。

 

1つめは

文部科学省が進める「入学定員管理の厳格化」があるようで、大学が定員を大幅に超過して入学させた場合は「私立大学等経常費補助金」を交付しないとして、大学側が合格数を減らしていうことです。

 

2つめは

浪人を避け、確実な所をねらい中堅どころ大学が難化してようです。

 

3つめは

推薦やAO入試で多くの生徒を早めに確保し、一般入試枠の人数が減り難化しているようです。

 

 

 

 

今や少子化が進み私学では早めに推薦などで生徒を確保する動きが見られ、一般で受験することはかなり難しくなっていっているようです

 

ウチの子供達も楽に推薦で行った子もいますし、とても苦労して一般入試でがんばってやっと入った子もいます。

 

この時何か得意な事があればAO入試や推薦入試を受ける事ができたのにと恨めしく思いました。

 

どんな子供でも、得意な事や好きな事があるはずです。ただなかなか見つけてやることができないんですよね。

 

幼児の時や小学低学年の時にいろいろな経験をさせてあげてください。その中からきっとこれだと思える事が見えてくると思います。

 

特に発達障害の子供達は、苦手な所はありますが、ずば抜けた所もありますので、見つけて伸ばしてあげるといいですね。

 

日頃から子供さんを観察してみてね。