☆昭和の木造3階建ての建物で食事はいろりでゆっくりと☆
場所・ 福島県会津若松市東山町湯本下原232−1
電話・ 0242−26−2841 HPあり
開湯・ 天平年間 700年代 行基により
泉質・ (原瀧源泉)ナトリウム・カルシウム・硫酸塩泉
PH7・7 56度 かけ流し
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
創業・ 昭和50年(1975)・平成7年(1997)改装
竣工・ 昭和23年の建物を昭和50年に改築か
構造・ 木造3階建て 和7室 20名 いろり7基
風呂・ 男女別内湯・露天1ずつ 貸し切り時間あり
料金・ 2食付宿泊 20000円ほど〜 *当時の御値段
立ち寄りなし 夕食のみの日帰りあり
最終宿泊・ 2023.05
福島県西部の会津地方を代表する城下町、会津若松の奥座敷にある高級旅館
外観 温泉街の奥の森の方
東山温泉の奥の方にあるので、今までは外観は見ることはなくどこにあるのかもよくわからず、最初は別の宿の「有馬屋旅館」さんに行ってしまい(Pまでね)
外観 この右下の丸窓の部屋が囲炉裏の個室
なんだか違う感じなので、その場で調べ直したら、もう少し奥の「原瀧」さんの目の前でした
どうも「原瀧」さんと経営が同じなのかわかりませんが、源泉も原瀧源泉ですし、宿泊者は原瀧さんの露天風呂の方に立ち寄りを500円で夜0時までOKというのがあり
玄関 重厚な蔵座敷 右手が受付
(普通は原瀧さんの立ち寄りは昼間で1000円)、これは提携しているか同じ経営ですよね
詳しいことはわかりませんが、関係ありそうです
玄関横のステンドグラス
ところでこの宿のことを知ったのは2005年に最初に購入した温泉雑誌の「癒しの湯宿」という新潟日報社の本で知りました
なのでもう最初に知ってから18年経って、やっと来ることができました
玄関横のアンティークなかまどか
なんでこんなに時間がかかってしまったかというと、ここ高いんですよ
玄関前の囲炉裏で宿帳など書きます
他にも東山といえば老舗の文化財の高級旅館「向瀧」さんですよね
そちらは去年、旅割を使用して平日にどうにか宿泊できたので、今度は2度目の(本当は小学校の頃の修学旅行で3回目の東山宿泊)東山宿泊ということで、前から気になっていたこの宿を予約
玄関 天井も格天井 玄関上の欄間も素敵
予約したのはじゃらんで2023年1月だったので、まだ旅割が延長になる前
玄関 左奥が囲炉裏の個室
3月末に旅割が延長になるので、予約をし直さないといけなかったのですが、そうすると今度、60日前の早割がきかなくなるんです
玄関 襖 この部屋にも囲炉裏あり
旅割と早割、結局どちらを使うかなので、旅割は3000円引きになってケチになったので予約し直す手間を考えるとこのままじゃらんポイント割と早割(1人・2000円引き)で行くことに
玄関の間の囲炉裏
このときはじゃらんポイントが11000円分もあったので、断然、じゃらんポイントと早割で行った方がお得です
1階 囲炉裏が2基ある個室
なので、合計で1人・7500円、2名で15000円分も本来の料金よりもお安く泊まることができました
1階 囲炉裏が2基ある部屋のうちの1基
今回は2名で29660円だったので、1人・14850円、本来なら2名で40900円なので(早割で、早割なしだと44900円)やはり15240円くらいお得に
1階 大人数用の囲炉裏 地元の会社の飲み会があった
誤差が多少あるのは、ドリンク代2名で1100円、入湯税300円分を取られているからです
それでも早割がない場合とじゃらんPのない最初の金額を考えるとすごくお得に宿泊できました
2階 廊下 特別室・高砂・芦名のある階
そうでないとこんな高級旅館は無理ですよね(色々と作戦を駆使する必要あり)
2階 廊下
これでも1番お安い部屋のプランなんです(平日・冬ならもっとお得)
2階 階段周り 丸窓など素敵
WCつきの部屋でさらに広い部屋なんて、1泊2名で50000円超えのハイクラス宿です(この日は空室)
2階 廊下の丸窓意匠
当日は庶民派が多く、4組中、3組は3階の1番お安い部屋でした
3階 階段親柱
さすがは高級旅館だけに接客はとても良くて、その辺は高級旅館は安心ですよね
3階 奥の方の階段 風呂に近い
部屋も改装されてきれいで快適ですし、館内も改装されてきれいですが、昔の面影も残り、さらにおしゃれです
3階の廊下の隅にあったYAMAHAのオルガン
エレベーターがなく3階まで急な階段の上り下りがあるので、足が悪い方や体力がない方にはキツイです
(荷物も自分でもって移動)
3階 階段周り
そして、ここは小さい子連れ様NGで中学生以上からの受け入れなので、その点は安心です
3階 右手に見えるのが部屋の襖の入口
残念ながら大人でも夜中まで壁の薄い部屋でしゃべられて眠れなかったので(振動も伝わる)、それはそのときのマナーの悪い客が隣に来てしまうかの運ですね
3階 廊下 にぎやかな飾り付け
なので、子連れ様NGなのはこういうことからですね
壁が薄くて隣の話し声が夜は特に響きますし、古い建物なので振動も伝わるので飛んだり跳ねたり暴れる子供さんは無理です
3階 廊下のステンドグラスとこけし
戸の開け閉めでも振動が伝わりますし、廊下との仕切りは襖です(鍵あり)
2階 風呂へ通じる廊下のあたり 会津の掟の表示
音に関しては気になる方は気になると思うので、耳栓など対策をしていったほうがいいです
3階 感動した大正ロマンな意匠(従業員の部屋)
それでも夕食のときに2時間つきっきりで接客をしていろりで調理をしてくれるのは丁寧で良いですし(さっさと食べて温泉に入りたい人には向きません)、
2階 階段横の数寄屋意匠な部屋(従業員の部屋)
料理も良いものばかりなのでおいしいですし、風呂もかけ流しで貸し切り時間もありますし、レトロな風情が良い方に良いですね
3階 階段横 中が見てみたいが従業員の部屋
リピーターさんもついているそうなので、そういう宿はいい宿ですよね
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*来週はあの白濁温泉地の記事になります
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