★地域おこし協力隊の方が開いた
戦後すぐの邸宅を利用したカフェ★
場所・ 山形県飽海郡遊佐町吉出字和田3−5
電話・ 0234−31−8650 インスタ、HP、フェイスブックあり
創業・ 平成期
竣工・ 昭和24年(1949)
構造・ 木造2階建て Pあり 2階は貸切OK予約制
営業・ 11〜18時(LO17時30分) 木・金休み
メニュー・ おやきランチ、トーストランチ、ケーキセットなど
おやきはテイクアウト可能 220円より *当時の情報
最終訪問・ 2020.06
*NHK「ふるCAFE系 ハルさんの休日」で紹介
山形県の日本海側、庄内の北端、秋田県との県境にある日本海に面した遊佐町
農村が広がる美しい長閑な町を雄大な姿で見守るのは、標高2200m以上の日本百名山の鳥海山
カフェ周辺の環境
カフェの前にも鳥海山の眺望、すぐ横を流れる清らかな小川、その小川にはシロサギが
そんな恵まれた環境にあるのが、この「わだや」
里を見守る雄大な鳥海山
・わだやについて
元は電気工事士さんのお宅で、本家は医者だそうです
外観的には医者ぽいかな、と思いますが、多分、その本家はこの裏の路地にある、こちらも白い下見板張りの洋館の医者です
近くで見つけた邸宅の門
オーナーの方は30〜40代の夫婦で、元は山形市に住んでいた奥様が湧水にはまっていて、あるとき「遊佐は鳥海山の伏流水の湧水がたくさんある町だよ」と教えられ、移住を決意
「村上医院」とある洋館の病院
庭に伏流水の湧水のあるこの古民家に一目惚れ(私も一目惚れしました)
そこで、この町の所有となっていたこの建物を借りるには「CAFEをやるのが条件」とのことで、もともとCAFEをやりたいと思っていたので、渡りに船で
運命的な出会いをしたそうです
玄関のみ昔の姿を残した建物
ここを知ったのは、テレビだったと思うのですが、見るなり「絶対、行ってみたい」と思い、いつか遊佐に行けるチャンスがあれば行きたいと狙っていました
カフェの前の小川 白サギもいる
しかし、2019年の6月に行こうと思っていたら、直前に庄内に震度6の大地震
そして、2020年の春に行こうと思ってたら、コロナで外出自粛
やっと県外への観光がOKになった6月、晴れて行くことができました
カフェ外観 こちらにも洋館が
遊佐自体、人生で初めて行く街なので、わくわくしていましたが、新潟からは片道3時間
途中、新潟の村上市から高速が途切れ、鶴岡からまた酒田まで高速に乗り
でもこの高速、12年前に酒田に行ったときはなかったので、便利になりました
新しくてきれいな走りやすい良い高速で、料金もお安いです(200円とか)
これで酒田や遊佐、秋田がさらに近くなりました
・おやき
当日は、出羽国一之宮の鳥海山大物忌神社、旧青山邸などを周って、行きたかったそば店が臨時休業でランチ難民になり、ちょうどここのおやきに助けられました(コロナ元年なので、飲食店は警戒が強いかも)
玄関へのアプローチ
わだやのおやきは、遊佐らしいもちもちふわふわの素朴な生地で、一つ一つ手作りのもの
玄関
中に入っている具も、海や川、山、平野、遊佐町の豊富な食材たちを用いたもの
まさに「遊佐で遊佐の地のもの」を頂くことができます
私が頼んだのは、「ラタトゥーユ」「トマトジャムチーズ」という洋風のもので、和風のあんこなどのおやきも他にありました
2つとも10分かけて温めて頂いて、とても美味しかったです
おやきは、毎朝、遊佐の湧水を使用して毎朝生地から作ります
外の席か
地元の食材を使用した優しいお味で、「お子様からお年寄りまで楽しめる」ものにしたかったそうです
店内でもテイクアウトでも楽しめます
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