☆小江戸・栃木の江戸時代よりの老舗の商人宿☆
場所・ 栃木県栃木市万町5−2
電話・ 0282−22−0108 Hpあり
創業・ 江戸時代 安永年間 1775年
竣工・ 離れ 大正7年 本館は昭和中期以降か
構造・ 木造2階建て P8台 離れは平屋
風呂・ 貸し切り家族風呂1
料金・ 2食付き 本館 7200円くらいから WC・バスつきあり
離れ 10700円くらいから WC・手洗いつき
1人宿泊・ビジネス滞在・素泊まりOK
夕食・朝食はオプションでつけられる *すべて当時の情報
ランチ 11時30分〜14時 月・第1火・年末年始休み
人物・ 閑院宮・田中正造(足尾銅山鉱毒事件の)・イザベラバード
最終宿泊・ 2023.04 栃木市は3回目
*都市景観大賞受賞の町並み内 *温泉ではありません
☆2023年4月 離れ 2食付き宿泊(土)
10700円 (旅割で8600円)
・かな半旅館の歴史
皆川城に仕えた武士が、町(現在地)に住むようになり、江戸安永年間、大和屋半兵衛という名から屋号を「半」とし、刀剣屋から始まり、商人宿になり現在に至ります
外観 夜景 昼間は食堂でランチ可能
イギリス人女性旅行作家、イザベラバードも宿泊したであろうと伝えられています
離れ 大正7年築
大正7年に建てられた離れは、栃木中学校で行われた、陸軍演習の士官に宿泊してもらうために建てられました
左が離れ・右が本館 宿泊棟 Pも裏にあります
上等な資材を使い、贅沢な建物になっています
その後、閑院宮が宿泊されました
離れ 玄関 今は玄関は使用していない
隣接している近龍寺で自由民権運動の集会がもたれていたため、中心人物の田中正造が、かな半でたびたび話し合いをしており、定宿になっていました
小江戸の町を流れる巴波川
昔は100m先の巴波川の方までこの旅館の敷地だったとか
*
・まとめ
ということで、とても良い旅館でした
大正時代の離れに泊まるのと本館に泊まるのと全く感想が異なると思うので、ぜひ古い部屋が好きな方は離れで
中なのか外なのかわからない不思議な廊下
今回は旅割で1人・2食つきで土曜日で8600円ほどとかなりお得に宿泊できました
離れ 2間使用 14畳 寝室方向
栃木南部の観光の拠点、栃木市観光の拠点にも良いですし、街中なので飲食店・レストラン・飲み屋も多いので素泊まりや朝食付きでも楽しめます(すぐ裏に創業100年の老舗洋食屋あり)
離れ 寝室
JR栃木駅徒歩15分、コンビニ・スタバなどもありますし便利で良い立地でした
離れ 奥の方の寝室
この日の客層は他に首都圏ナンバーの50代以上のおじさんグループ2組で、22時くらいまで部屋のみの声が聞こえましたが、その後は静かにしてくれて、家族連れもいなくて静かに過ごせてよかったです
風呂 グループ貸し切り 和モダンでおしゃれ
テレビ東京にもよく出ている(芸能人のサインあり)ようですが、なかなかマニアック宿なので知らないのかも
夕食 定食・1700円 オプションでつけられる
女将さんと大女将さんの2名で経営しているようですが、接客も元気な女将さんもとても優しいですし、良かったです
朝食 880円 当時の御値段 オプションで
ここは古い旅館が好きな方、古い町並みが好きな方にお勧めできます
さすが200年以上の歴史があるだけに良い旅館でした
老舗・旅籠・離れ好きの方にもおススメです♪