☆歴史上の人物も明治時代に訪れた歴史の現場の寺☆
場所・ 栃木県栃木市万町22−4
電話・ 0282ー22−0802
創建・ 応永28年(1421)・現在地には天正16年(1588)
竣工・ 古め
構造・ 木造平屋建て
ご本尊・ 仏様
庫裡・ あり
参拝・ 8時くらいから17時まで 門がしまります
最終訪問・ 2023.04
栃木県南部の栃木市の町の中心街にあるお寺ですが、商家町の裏にあるので静かです
このときはすぐ近くの旅館「かな半旅館」に宿泊したら、朝の6時にこちらの寺の鐘が6回鳴り、起こされます
路地側の入口 神明宮からはこちらが便利
でも、そういうところも栃木の町に泊まったからこそのこの町の流儀を知れたので良かったです
この寺は、作家の山本有三さんが眠る歴史ある古刹で、約600年の歴史があります
応永28年(1421)に、良懐上人が、城内宿河原に創建したといわれる浄土宗の寺で、天正16年(1588)に現在地に移されました
本堂
中国の故事「鯉が三級の位になると龍になる」ということから「三級山 天光院 近龍寺」と名付けられました
本堂
明治初期、栃木県最初の小学校(旧惜舎)と師範業成就の呑龍堂(毎月8日縁日)や文豪・山本有三の墓があり、1月11日には有三の1・1・1忌として墓前祭が行われています
(栃木市観光協会のページより)
庫裡
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こちらも神明宮を参拝したら隣にある大きなお寺なので、参拝しました
とても迫力がある大きなお堂で、さすがは古刹ですね
付近の洋館の大場医院(調べたら現役ぽい)
明治時代には自由民権運動の政治家の方もここで会議をして、近くの老舗旅館・食堂「かな半旅館」で食事をしたとか(来週、宿泊記事をUP)
「大場医院」 旭町15-14
そんな歴史の現場も残るので、栃木の街歩きの際に寄られてみては
「大場医院」明治から大正時代か
周辺の路地には「大場医院」という洋館もありますし、創業100年の老舗の洋食店もあります
「大場医院」 側面
山本有三さんの本は読んだことはないですが、この方の東京の三鷹市の方にある記念館も見に行ったことがあり、ご縁を感じました
東京の山本有三さんの記念館の外観も見に行きました
寺院・文豪・歴史好きの方にもおススメです♪