★玉川上水沿いのメルヘンなデザインの邸宅★
場所・ 東京都三鷹市下連雀2丁目12-27
竣工・ 大正15年(1926)
構造・ 木造2階建て
料金・ 300円 9~16時
最終訪問・ 2011.01
*三鷹市・文化財 重宝
東京都郊外の高級住宅街、三鷹市の玉川上水沿いにあります
著名な文学者で市の名誉市民でもある山本有三氏(明治20年~昭和49年)が、昭和11年から21年まで居住された建物です
同氏はここで代表作「路傍の石」を執筆しましたが、進駐軍に接収され転居しました
その後、昭和31年に土地とともに東京都に寄贈され、昭和60年には三鷹市に移管されました
平成8年11月に、有三氏の業績を顕彰するとともに、貴重な文化財としての保存を目的として、三鷹市山本有三記念館が開館しました
この建物は、当時購入された海外の近代的様式の折衷的表現を試みており、特色のあるデザインを示す洋風建築です
特に外部の囲炉裏煙突の石積は、日本には珍しい表現です(他ではあまり見ない独自のもの)
かつては貿易商・清田龍之助の別荘でした
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三鷹市は東京時代に1度だけ一人で来たことがあって、駅から玉川上水沿いを歩いた覚えがあります(一人で色々東京探検をしていた)
そのときの三鷹のイメージといえば楽器屋さんで、学生の頃に読んでいたROCKのバンド雑誌(バンやろ、ロッキンf、GIGSとか)によく「三鷹の見たか価格」と広告が載っていました(親父ギャグ、、、)
それで楽器屋さんを見てみようと思ったのですが、土地勘もないのでまるでわかりませんでした
私の三鷹文豪といえばまずは太宰治
津軽、青森記事もまだ先ですがUPします
それからウン年後、三鷹市に再訪したのは洋館が見たくてでした
このときの印象は東京郊外の高級住宅地でミッション系国際大学(美人な皇室の方も通っている)があったり、商店街には高級マンションがあったりとハイソな町の印象でした
(本当はその大学の洋館も撮りたかったのですが、前まで行ってもセキュリティーが堅くて無理でした、皇室の方が行く大学ですから当然ですよね、実はその本館は戦前に中島飛行機三鷹研究所や富士重工三鷹研究所の建物、敷地だったので見たかったのですが、戦後はその建物と敷地が大学になったそう)
その大学は先月は卒業生の皇室の方が同級生との婚約発覚で話題を呼んだ大学でしたね
これでこの大学の人気も高まったでしょうが、それなりの学力と財力がないと入れないのでしょうね
昔から三鷹は文豪が住んでいたりして当時からそんな町だったみたいですね
こんなところに住んでいる方はやはりセレブなのでしょうね
残念ながら私には想像もつかない世界ですがね
まあでもこの町にも売れない頃の又吉さんも住んでいたそうなので、庶民エリアもあるみたいですが
又吉さんといえば新作「劇場」も感動するらしいので早く読んでみたいです
彼は偶然、太宰さんが住んでいた住所に住んだ
そんな三鷹の町にぴったりな昔の豪華な洋館です
まるで絵に描いたようなメルヘンなデザインでここまで芸術的な洋館は見たことがありません
さすがは三鷹、レベルが違うのですね
時間がなくて中に入れなかったのが残念でしたが、米軍に荒らされたりはしていないか心配です
ほんとに住民を追い出して接収するなんておかしいですよ、やることが
なんでそんな国に従わないといけないのか、今でも
機会がある方は三鷹文豪散歩の一環としていかがでしょうか
洋館・邸宅・町歩き好きの方にもオススメです(^^♪