☆松之山温泉の主要源泉かけ流しはここだけ☆
場所・ 新潟県十日町市松之山湯本19-1 HPあり
電話・ 025-596ー2017
泉質・ (鷹の湯1・2・3号)(高張性・弱アルカリ性・高温泉)
カルシウム・ナトリウム・塩化物泉 PH7 83~95度
14979mg 掘削自噴 加水かけ流し
開湯・ 1300年代 南北朝時代に鷹が羽を癒していた
開業・
竣工・ 昭和初期
構造・ 木造3階建て
風呂・ 大内湯1 貸切内湯1
料金・ 素 4050円~ 食事は自炊か寿々木で定食あり
*当時の御値段
立ち寄り 500円 10~15時くらい 要電話
最終訪問・ 2019・04 松之山5回目
新潟県の中越地方、豪雪地帯の十日町市、さらに山奥にある秘湯の松之山温泉にある唯一の自炊、かけ流しの宿です
温泉街に面していて、周りには飲食店が5店ほど、自炊しなくても夕食にはありつけそうな感じです
素泊まりのみなので、温泉通の方や、十日町市で盛んなアート関係の絵画や写真(星峠も近い)をやられる方なんかに自由で良い宿のようです
昔から素泊まりのみだったのかはわかりませんが、現在は80代くらいの少し心配な女将さんが一人でやられている宿です
行かれた方の記事を見ると予約をしても当日入っていない、と言われ20分待たされたとか、私も、GWの予約を入れていたのを確認しに来た方がいましたが、やはり予約が入っていなかった方を見ました
GWに予約を入れたのに入ってないのは、かなりまずいと思いますが、、、他も満室だし、山奥だし
なので、予約される方は他にあてがある場合にした方が良いかも、、、
そんな宿ですが、電話をした時点でも
「今週の土日の14時くらいに立寄り湯に行きたいのですが、大丈夫でしょうか」と事前に電話をしたら
「大丈夫じゃないの、そのときになってみないとわからない」というかなり心配な答え
こちらは100キロ以上離れた遠くから来るのに、、、
「では、直前にまたお電話しましょうか」と言ったら「しなくて良い」とのことでかなり不安、、
山奥まで来て入れなかったらショック、、
どうにか5年ぶりの松之山温泉街に着いて、「すみませーん」と何度も呼んでも人影は見えるのに出てこない、、
3度呼んで、犬も吠えてくれたのに、それでもだめで、玄関で電話をかけたらやっとその音で気付いてくれました
「お風呂良いですか」と聞いたら「大丈夫」とのことだったので、これで無事に入れることに
それにしてもかなり疲れる宿だなあ、少し素泊まりでレトロ、
かけ流しなら泊まってみてもいいかな、と思っていましたが、この調子じゃ無理
立寄りも今回限りですね
今後はこの宿は、跡取りもいなければなくなるでしょうね
館内は木造3階建て、かなりレトロな造りなので、もしかしたら昭和初期とかかもしれません
玄関には自炊の宿らしく、洗濯機が回っていました
トイレはきれいに改装されていて、自炊施設もあるようです
お風呂は1階の突き当りにあり、大きい方と小さな方があり、今回は夫婦なので大きい方を貸切にしてくれました
女湯、と札のある方は1人用の小さな方で、
札を変えれば男湯にもなるし、「グループ、家族入浴中」という札をかければ貸切OKです
こういうのは小さな宿の良いところです
お風呂は期待していた通りの扇形のタイルレトロで、縁からは少しお湯がかけ流されていました
しかし、この量ではかけ湯をした時点で湯が減ってしまい、かけ流し分がなくなってしまいました
浴槽は5人入ればいっぱいになるくらいの大きさで、かえるの湯口からは激熱の源泉が少しずつ、その脇から加水用の水が流れています
松之山の湯は89度とかなりの高温なので、かけ流す場合は水で加水しないと無理なので仕方がないですね
かけ流し部分と加水部分
他の宿は加水しないで循環させて熱交換して100%の状態で出しているようですが、その分湯は劣化してしまいますよね
なので、白や緑に濁っている宿もありますが、ここは新鮮なので無色透明です
しかし、しっかりとあの強烈な松之山臭はあります
薬のような石油のような、やはり苦手な匂いだなあ
なので私はすぐに出てしまいましたが、旦那は湯は良かったのでもう少しゆっくりしたかった、とのこと
せっかく貸切で入れたのになあ、自分て残念
浴後は、肌がすべすべになりました
松之山温泉街のそば店・喫茶店
ジャズ好きの名物主人が手打ちする
これで松之山の湯は4湯制覇、足湯も入れたら6湯制覇したので、しばらくいいかな
ここは湯の良さではマニアの間でも定評があるようですが、対応がイマイチなので、それが我慢できる方に
かけ流し・タイルレトロ・松之山臭好きの方にも
オススメです♪