☆昭和タイルが素晴らしい宿で私の群馬NO.１の可愛い浴槽☆
場所・ 群馬県利根郡みなかみ町湯原８０４
電話・ ０２７８－７２－２３０７（立ち寄りは要予約が懸命）
泉質・ 含食塩石膏泉 ４６度 ｐｈ８ かけ流し 毎日湯は入替
（低張性・アルカリ性・高温泉）
開業・ 昭和３４年
（１９５９年くらい）
竣工・ 同上
構造・ 木造２階建て
風呂・ 男女別 内湯 １ずつ
料金・ 立ち寄り ８００円 １４時～２１時 ４月中旬～１１月のみ
(観光協会等の施設で３００円引き券配布は要確認）
素泊まり ５２５０円～ １人・湯治・長期OK・犬連れ（小型）OK
当時の御値段
最終訪問・ ２０１３．０４
新潟と群馬の県境、谷川岳南麓一帯を中心とする温泉郷です
その中心・入口となる水上温泉の路地裏にひっそりと位置するこじんまりした家族経営の宿です
関越・水上I.Cからも近く、冬でも訪れ易いです
この宿付近からの美しい雪の谷川岳 山の向こうは新潟
この宿は源泉にこだわり源泉かけ流し、無循環で毎日湯を入れ替えています
湯船もこじんまりしているので新鮮な湯が楽しめます
しかも素晴らしい昭和タイルアートの浴室で、それを観たいがために行ったようなものです
昔は「天野ホテル」だったのか 照明やタイルもレトロ
最初、電話した時は土日は日帰りを断られ、
次に電話した時は春までだめと断られ、
３度目の正直で４月の連休最終日、群馬の旦那の母の家から新潟に帰る途中に寄ることができました
玄関ドアの取っ手もすごくきれい
あまりに私が電話して来るので、根負けして下さったのかも知れません（そこまで毎日とかしつこくはしてません、数回程度ですよ）
「天野屋旅館」様、その節は大変お世話になりありがとうございました
受付 純喫茶のようなデザイン
さて念願かなって宿の前へ行くと入口から昭和レトロ感満載で嬉しくなってしまいます
玄関扉の取手が丸い水色透明のきれいなこと、
玄関横の照明のデザインがレトロなこと、
玄関ホールの天井の壁紙・照明が昔の私の実家のようなこと、受付上の照明のデザインが７０年代テイストなことなど
レトロフューチャーというかミッドセンチュリーというか、
ただ古いだけかもしれませんが、そのセンスが良いのです
廊下 照明も昭和の豪華さ
カーテンはベロアでダマスク模様
その素敵な受付へ行き、電話したことを告げると料金が一人８００円だといいます
ここまで電話してやっと入れて下さったのだから、払っても良いのですが、最初に５００円と聞いていたのでどういうこと
５００円と言ったのはご主人で、８００円と言ったのは女将さん
一体どちらなんですか
WCの扉の造作 昭和の漢字の「御婦人使用」も素敵
どうやら観光協会で３００円引きの券をもらうと５００円らしく、今回は電話でご主人が５００円と言ってしまったので、結局５００円になりました（後で女将さんに怒られたな）
このあたり行く方はしっかり確認した方が良いです
男湯 内湯 群馬ナンバー１の可愛いデザイン
１４時
無事、料金を支払うと客は私たちのみだったので、男湯の方を貸切にしていただきました
やっと出会えたこの浴室が大変、昭和レトロで素晴らしいです
タイルの種類が豊富で天井は低いかまぼこ天井です
その壁いっぱいにグラデーションのピンクの豆タイルです
湯舟の形も可愛い三葉のクローバー型で淵には青い豆タイルです
床はペールグリーンの小石型タイルです
湯口は河童でしょうか
私の中で、長野の霊泉寺温泉「和泉屋旅館」さんの貸切内湯とトップを争うほどの素晴らしいデザインなのです
不思議な形の湯口 手があるので温泉カッパか
昭和レトロで癒されて可愛いです
そしてかけ流しです
女湯はまた全然違うデザインで私は男湯の方が好きです
古いところは大抵男湯の方が広く、良いデザインなことが多いです。。。
女湯 こちらもピンクでレトロで素敵ですが
湯は無色透明の優しい泉質で、子供からお年寄りの方まで受け入れられやすいです
少し石膏泉系の臭いもしました
浴後は肌がツルツルになって、やはり有名なだけあり、良い泉質だと思いました
「坪乃庵」 黒くて太い田舎蕎麦 みなかみ町
何より今回は自分の中で１位・２位を争う良いデザインの浴室に実際に出会えたことが大満足でした
１人客や湯治・犬連れ（小型）・素泊まり・長期OKと多様なニーズに応えて下さる宿です
昭和レトロ・温泉めぐり・湯治好きの方にもオススメです♪・♪
すぐ向かいのそば店
