☆平家の落ち人集落・秘湯の温泉街☆
場所・ 栃木県日光市湯西川温泉
電話・ 0288-97-1126(観光協会)
泉質・ アルカリ性単純温泉(低張性・アルカリ性・高温泉)
33~52度 220mg かけ流し
開湯・1573年 平忠光が発見・伴久旅館の先祖の伴対馬守が開湯
創業・ 江戸時代
竣工・ 江戸時代~平成期まで様々
構造・ 木造平屋建て~鉄筋コンクリートまで宿による
風呂・ 男女別内湯から混浴露天まで
外湯・ 露天1 「薬師の湯」
お店・ 秘湯ながらお土産・雑貨・食事処など各種あり
祭り・ 6月「平家大祭」、7月「竹の宵」、2月「かまくら祭」他
料金・ 3食付き湯治 5000円~、2食付き 8000円代~
立ち寄り 200~500円くらい 施設・宿による
最終訪問・ 2013.10
湯西川温泉は川治温泉の北西12キロ、男鹿川の支流、湯西川の源流域に湧きます
壇ノ浦の合戦で敗れた平家の残党が四散し、山の民として生き延びた地と伝えられます
歴史好きの方は、自害をせずに生き延びた大変さを想像して散策してみても歴史の旅が楽しめるかも知れません
ここでの昔ながらの習わしに鯉上りを上げない、鶏を飼わないなどがありますが、これは目立つことで源家の追ってに見つかり襲撃された過去を教訓としたことから
温泉街の中心にはきれいな湯西川がざあざあと流れ、紅葉の季節には沢山の観光客が訪れるのではないでしょうか
夏は標高が700~800mと高いため避暑地としても人気があるそうです
時期には蛍も舞うそうです
湯西川温泉街の川沿いの歩道
毎年6月の5~7日には平家の衣装に身を包んだ行列が見られる「平家大祭」が開催されます
7月は「竹の宵祭」、8月18日は「湯殿山神社祭礼」など夏は毎月イベントがあるそうです
冬は雪に包まれさらに幻想的な風景が見られそうです
2月中旬には「かまくら祭」も開かれます
「平家」にこだわった観光で人を呼んでいるため資料館などもあります
現在でも温泉街は深山幽谷の中にある秘湯で平家集落の面影を残します
ですが、近年は2車線のバスも通れるような良い道路が開通し気軽に行けるようになりました
以前は車がすれ違えないような細い曲がりくねった山道を行かねばなりませんでした
良い道路ができたおかげで日帰りされてしまうというデメリットもありますが、それ以上に訪れる人数が増えたのではないでしょうか
平家の直系の末裔が経営している 「本家 伴久萬久旅館」
温泉街には橋がかかりその橋の両側に旅館と混浴の共同浴場「薬師の湯」があり風情があります
旅館・ホテルさんでも日帰り入浴を受け付けています
ですので日帰りでも楽しめます
そしてここの温泉街には美味しいものも沢山あります
私が行った中では「平家そば」さんが手打ちの黒く太いそばで本当に美味しかったです
しかも女将さんが美人でこんな山奥になんでこんな美人がいるのかと思って不思議でした(宝生舞系)
もしかして彼女は平家の末裔のお姫様で実は人間ではないのではないか、など平家集落を見下ろす幻想的なお店の立地からして想像は尽きませんでした
今のところ私の中で美味しいそばナンバー3を争います
もう一つは福井県の永平寺そば、もう一つは新潟県阿賀野市の「岩瀬の清水そば」の「すだちそば」です
こちらも黒いそばです
このお店のそばは限定の量しか販売しないので土日は11時に終わることもあるそうですので行かれる方はお早めに(この日も近所の旅館から出前が入っていて、そちらでだいぶ売れてた)
この他にも湯西川温泉には「会津屋」さんの豆腐、滋養強壮に効く山椒魚、鹿鍋、鹿刺身、木の葉焼き味噌、湯葉、山鳥、山菜、川魚、きのこなど珍しい山の幸や美味しいものが沢山あるそうです
湯は無色透明のアル単なので肌に優しく湯治にも向く誰にも優しいものです
美肌の湯で肌もツルツル(だから蕎麦屋の女将さんもきれい)になります
このように湯西川温泉は魅力いっぱいの温泉街で首都圏から気軽に行けるのに秘湯感もありオススメです♪゜・*:.。. .。.:*・♪
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☆「平家そば」 とても美味しいそばと美人女将
場所・ 栃木県日光市湯西川温泉990-2
電話・ 0288-98-0434
そば・ ざる 700円、平家そば(山菜・舞茸)温1000円他
*数量限定、そばが無くなり次第終了、自家製粉、1960年創業
☆ 「会津屋豆腐店」 平家の落ち人集落
場所・ 栃木県日光市湯西川温泉1003
電話・ 0288-98-0443
豆腐・ 店頭で冷奴、持ち帰りは燻製