ローカル路線バスの旅W第2弾禁断の答え合わせ座談会+太川陽介さんとバス旅Zが挑んだ場合 | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 
 今回のローカル路線バスの旅W第2弾は正に凶と当てはまる場面が数多くありました。
 路線経路が見つからない、宿泊所が見つからない、徒歩移動がローカル路線バスの旅史上最長の70キロメートル(1日平均で約17.5キロメートル)近くにも及びました。
 
①序盤で路線バスの接続が非常に悪い山形県については、特に酒田市や飽海(あくみ)郡遊佐町の停滞は最終的には避けられませんでした。
 初日目はどんなに上手く行っても秋田県にすら入ることなく、飽海(あくみ)郡遊佐町の足止めは間違いではありませんでした。
 
②酒田市からJR東日本陸羽西線(通称奥の細道最上川ライン)(分岐駅は余目駅)代行バス(2022年5月14日より最上郡戸沢村にある国道47号線地域高規格幹線道路新庄酒田道路の一部である高屋道路高屋トンネル建設工事による鉄道路線が2024年度まで全区間全便運休)で新庄市まで向かっても、初日目は新庄市で終わり、二日目は5時00分過ぎ開始と非常に早いですが、山交バス特急48ライナーで東北地方最大都市、宮城県仙台市に7時50分に到着し、宮城県仙台市から岩手県盛岡市にかけて、この後、国道4号線(旧奥州街道)に沿って行きますが、まずは宮城交通市役所黒松入口経由虹の丘線で仙台市泉区、ミヤコーバス吉岡線で黒川郡大和町役場がある吉岡へ、同じく高速仙台大衡線一般道区間で黒川郡大衡村、大崎市民バス三本木大衡線(ミヤコーバス(旧宮交大崎バス)委託業務)で大崎市(旧古川市)、栗原市民バス古川線(ミヤコーバス(旧宮交栗原バス)委託業務)で栗原市(旧栗原郡築館町)、同じく築館一関線で岩手県一関市で二日目が終わり、三日目は国際興業グループ岩手県交通21系統一関前沢線で奥州市(旧胆沢(いさわ)郡前沢町)、同じく水沢前沢線で奥州市(旧水沢市)、同じく水沢金ヶ崎線で胆沢(いさわ)郡金ヶ崎町、同じく北上金ヶ崎線で北上市、同じく花北1系統石鳥谷線で花巻市(旧稗貫郡石鳥谷町)志和口、ここから紫波郡紫波町日詰までの約5キロメートルの徒歩移動、国際興業グループ岩手県交通601~605系統日詰線で盛岡市へとここまでが国道4号線(旧奥州街道)を通り、盛岡市からJRバス東北平庭高原線(白樺号)で国道281号線を通って久慈市で三日目が終わります。
 最終日の四日目は久慈市からJRバス東北スワロー号で九戸郡九戸村下細屋、岩手県北バス鎌屋敷・軽米病院/軽米新町線で九戸郡軽米町、岩手県北バスの関連会社、南部バスP8番軽米線で青森県八戸市拠点のバスターミナルである八戸中心街へ、国際興業グループ十和田観光電鉄十和田八戸線で十和田市、同じく十和田七戸青森線で青森市までは途中、E4Aみちのく有料道路は通りますが、道路構造は第3種第2級なので、琵琶湖大橋と同じ一般道路の有料道路扱いになるので利用は可能です。
 その青森市に到着するのが19時27分なので、この後、国道280号線(旧奥州街道)を通る青森市の公営バスW54系統沖館新田線後潟行きの最終発車時刻が15時53分発なので、最終的には山形県酒田市から新庄市、宮城県仙台市経由はゴール不成立と言うことだったのです。
 仙台市は路線バスが多いと思われがちですが、その仙台市内の路線バスは仙台市の公営バスが非常に多く、他の市町を跨ぐ宮城交通さんのほうがどちらかと言えば非常に少ないように感じます。
 
③三日目の分岐点となった秋田県沿岸北部の主要都市、能代市からの先で、国道7号線(旧羽州街道)及びJR東日本奥羽本線に沿って秋田県大館市~青森県弘前市に向かうのか、国道101号線及びJR東日本五能線に沿って青森県西津軽郡深浦町~西津軽郡鰺ヶ沢町~五所川原市に向かうのかというところで、もし、国道101号線及びJR東日本五能線に沿って青森県西津軽郡深浦町~西津軽郡鰺ヶ沢町~五所川原市に向かったとすれば、能代市から12時20分に国際興業グループ秋北バスみねはま線で山本郡八峰町(旧山本郡峰浜村)、12時45分に八峰町巡回バス岩館・目名湖方面(月曜日・水曜日・金曜日のみ運行)で山本郡八峰町(旧山本郡八森町)岩館まで向かった後、ここから青森県西津軽郡深浦町板貝入口までの約4キロメートルは徒歩移動、西津軽郡深浦町板貝入口を15時00分に出る深浦町コミュニティバス岩崎線(月曜日・水曜日・金曜日のみ運行)で西津軽郡深浦町、17時55分に弘南バス鰺ヶ沢深浦線で西津軽郡鰺ヶ沢町で三日目が終わり、最終日の四日目は7時20分に弘南バス鰺ヶ沢五所川原線で五所川原市、8時30分に同じく五所川原青森線で青森市に9時43分に到着し、青森市から11時25分に出る青森市の公営バスW54系統沖館新田線で青森市内最北のバス停である後潟に辿り着き、ここから東津軽郡蓬田村までの約5キロメートルの徒歩移動、15時05分に蓬田村コミュニティバス中沢高根線で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡蟹田町)、16時20分にJR東日本津軽線蟹田駅~三厩(みんまや)駅間の代行バス(2022年8月の大雨による運休)で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)、18時30分にゴール東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)龍飛崎に向かう外ヶ浜町(三厩地区)循環バス龍飛線のバスに辿り着き、到着は19時00分過ぎです。
 五所川原市から11時45分に弘南バス五所川原小泊線で国道339号線を通って北津軽郡中泊町(旧北津軽郡小泊村)に向かう途中、北津軽郡中泊町(旧北津軽郡中里町)今泉で下車し、国道339号線と国道280号線を青森県道12号鰺ヶ沢蟹田線(やまなみライン)で横断する東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡蟹田町)大平(おおだい)までの約14キロメートルは徒歩移動、ここから16時35分(始発の東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡蟹田町)16時20分)にJR東日本津軽線蟹田駅~三厩(みんまや)駅間の代行バス(2022年8月の大雨による運休)で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)に辿り着き、18時30分にゴール東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)龍飛崎に向かう外ヶ浜町(三厩地区)循環バス龍飛線で到着は19時00分過ぎです。
 つまりは五所川原市から青森市を経由しようが北津軽郡中泊町(旧北津軽郡中里町)を経由しようが、いずれも16時20分にJR東日本津軽線蟹田駅~三厩(みんまや)駅間の代行バス(2022年8月の大雨による運休)で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)、18時30分にゴール東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)龍飛崎に向かう外ヶ浜町(三厩地区)循環バス龍飛線のバスに到達したということです。
 
④薬師山スキー場を14時15分に出る国際興業グループ秋北バス七座線で北秋田市(旧北秋田郡鷹巣(たかのす)町)方面のバスに乗車していたら、ここから14時51分に出る国際興業グループ秋北バス早口駅前経由大館鷹巣線で大館市、17時27分に国際興業グループ秋北バス矢立線で国道7号線(旧羽州街道)を通って大館市上陣場まで辿り着き、ここから秋田県と青森県境を跨ぐ矢立峠の手前、矢立ハイツまでの約3.3キロメートルは徒歩での移動です。
 四日目は矢立ハイツから秋田県と青森県境の矢立峠を跨ぐ青森県平川市(旧南津軽郡碇ヶ関村)岩渕公園までの約5.8キロメートルは徒歩移動、平川市(旧南津軽郡碇ヶ関村)岩渕公園を8時35分に出る弘南バス弘前-大鰐・碇ヶ関線で国道7号線(旧羽州街道)を通って弘前市、9時50分に同じく弘前青森空港線で青森空港に向かう途中の青森市(旧南津軽郡浪岡町)、10時37分に同じく青森黒石線で青森市に11時21分に到着します。
 青森市からは12時18分に青森市の公営バスW54系統沖館新田線で青森市内最北のバス停である後潟へ、ここから東津軽郡蓬田村までの約2.7キロメートルの徒歩移動、15時05分に蓬田村コミュニティバス中沢高根線で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡蟹田町)、16時20分にJR東日本津軽線蟹田駅~三厩(みんまや)駅間の代行バス(2022年8月の大雨による運休)で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)、18時30分にゴール東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)龍飛崎に向かう外ヶ浜町(三厩地区)循環バス龍飛線のバスで19時00分過ぎに到着します。
 
⑤三日目の夜に大館市で泊まり、最終日の四日目にゴール東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)龍飛崎に向かった場合、大館市を7時27分に国際興業グループ秋北バス矢立線で国道7号線(旧羽州街道)を通って大館市上陣場行きのバスに乗車し、ここから秋田県と青森県境の矢立峠を跨ぐ青森県平川市(旧南津軽郡碇ヶ関村)岩渕公園までの約5.8キロメートルは徒歩移動、9時20分に弘南バス弘前-大鰐・碇ヶ関線で国道7号線(旧羽州街道)を通って弘前市、11時15分に同じく弘前青森空港線で青森空港に向かう手前の青森市(旧南津軽郡浪岡町)、12時51分に青森市市バス大釈迦経由浪岡線(弘南バス委託業務)で青森市の手前の上古川で途中下車し、ここから13時46分(始発の青森市13時37分)に青森市の公営バスW54系統沖館新田線で青森市内最北のバス停である後潟に辿り着き、ここから東津軽郡蓬田村までの約2.7キロメートルの徒歩移動、15時05分に蓬田村コミュニティバス中沢高根線で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡蟹田町)、16時20分にJR東日本津軽線蟹田駅~三厩(みんまや)駅間の代行バス(2022年8月の大雨による運休)で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)、18時30分にゴール東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)龍飛崎に向かう外ヶ浜町(三厩地区)循環バス龍飛線のバスに辿り着き、到着は19時00分過ぎに到着します。
 
 今回のゴールへのデッドラインは実際宿泊したところで、初日目に山形県庄内地方、二日目に秋田県南秋田郡五城目町、三日目に秋田県大館市に辿り着いていれば成功可能でした。
 
 全体としての最適経路はスタート山形県鶴岡市湯野浜温泉から9時00分に庄内交通034系統加茂経由鶴岡湯野浜線で鶴岡市、10時52分に同じく013系統鶴岡酒田線でイオンモール三川、11時55分に同じく014系統鶴岡酒田線で酒田市、13時14分に酒田市乗合バス(るんるんバス)古湊アイアイひらた線(月曜日・水曜日・金曜日のみ運行)で古湊、ここから飽海(あくみ)郡遊佐町までの約12.7キロメートルの徒歩移動、17時35分に遊佐町のスクールバス吹浦線下りで飽海(あくみ)郡遊佐町吹浦(ふくら)まで乗車して、ここから鳥海温泉までの約800メートルの徒歩移動で初日目は終了です。
 二日目は鳥海温泉からにかほ市(旧由利郡象潟(きさかた)町)にある三崎公園までの約7.2キロメートルの徒歩移動、9時30分に羽後交通小砂川線(ロケ当月の2023年11月末を以て廃止し、翌月よりにかほ市コミュニティバス小砂川線に切り替えで、運行委託業者は象潟合同交通)でにかほ市(旧由利郡象潟(きさかた)町)、11時21分に同じく本荘象潟線で由利本荘市(旧本荘市)栄町一丁目に11時21分(終点の本荘営業所11時22分)の到着、始発の本荘営業所11時30分に同じく急行本荘秋田線で秋田市、13時00分に秋田中央交通100系統五城目線で南秋田郡五城目町、14時52分に南秋地域広域マイタウンバス八郎潟五城目線(1969年7月10日に秋田中央交通鉄道事業廃線に伴う代替バス)(秋田中央交通の関連会社、秋田中央トランスポート委託業務)で南秋田郡八郎潟町、16時10分に同じく大潟五城目線(秋田中央交通の関連会社、秋田中央トランスポート委託業務)で南秋田郡大潟村の終点、ホテルサンルーラル大潟で二日目は終了です。
 三日目はホテルサンルーラル大潟から男鹿市五明光(ごみょうこう)までの約4.7キロメートルの徒歩移動、7時10分に三種町浜口地区ふれあいバス(サンドクラフト号)で山本郡三種町(旧山本郡八竜町)、8時00分に国際興業グループ秋北バス八竜線で能代市、9時06分に国際興業グループ秋北バス二ツ井真名子線で国道7号線(旧羽州街道)を通って能代市(旧山本郡二ツ井町)、10時31分に能代市二ツ井コミュニティバス田代線で道の駅ふたつい、北秋田市(旧北秋田郡鷹巣(たかのす)町)薬師山スキー場までの約2.2キロメートルの徒歩移動、12時30分に国際興業グループ秋北バス七座線で北秋田市(旧北秋田郡鷹巣(たかのす)町)大町に12時51分(鷹巣駅前12時58分)の到着、12時58分(鷹巣駅前12時51分)に同じく早口駅前経由大館鷹巣線で大館市、15時37分に同じく矢立線で大館市矢立ハイツ、ここから秋田県と青森県境の矢立峠を跨ぐ青森県平川市(旧南津軽郡碇ヶ関村)岩渕公園までの約5.8キロメートルは徒歩移動、17時20分に弘南バス弘前-大鰐・碇ヶ関線で弘前市、18時45分に同じく弘前青森空港線で青森空港、20時15分にJRバス東北青森空港線で青森市で三日目が終了です。
 最終日の四日目は7時05分に青森市の公営バスW54系統沖館新田線で後潟、8時30分に蓬田村コミュニティバス中沢高根線で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡蟹田町)外ヶ浜中央病院、11時30分に外ヶ浜町(三厩地区)循環バス蟹田線(土曜休日運休)で東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)、13時19分に同じく龍飛線でゴール東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩村)龍飛崎に13時47分に到着します。
 
 よって、今回の乗り継ぎ経路が仮にローカル路線バスの旅の元来である太川陽介さん、田中要次さんと羽田圭介さんを擁するバス旅Zメンバーが挑んでいたら、タビリスさんの検証記事をご覧になり、太川陽介さんの場合は蛭子能収さんとの第7弾(青森県青森市~新潟県新潟市)で青森市まで国道7号線を通った逆方向、第6弾(宮城県宮城郡松島町~青森県東津軽郡外ヶ浜町(旧東津軽郡三厩(みんまや)村)竜飛岬)で青森市から国道280号線の正方向で向かったという見解、田中要次さんと羽田圭介さんを擁するバス旅Zメンバーは酒田市からJR東日本陸羽西線(通称奥の細道最上川ライン)(分岐駅は余目駅)代行バス(2022年5月14日より最上郡戸沢村にある国道47号線地域高規格幹線道路新庄酒田道路の一部である高屋道路高屋トンネル建設工事による鉄道路線が2024年度まで全区間全便運休)で新庄市まで向かった後、ここから奥羽山脈に沿って、山交バス新庄金山線で最上郡金山町、真室川町路線バス金山線で最上郡真室川町、同じく及位線で最上郡真室川町及位(のぞき)まで移動、ここから秋田県湯沢市(旧雄勝(おがち)郡雄勝(おがち)町)庁舎がある横堀まで国道13号線を山形県と秋田県境の雄勝峠を跨ぐ約13キロメートルの徒歩移動、羽後交通横堀線(土曜休日全便運休)で湯沢市、同じく湯沢横手線で横手市、同じく山内線で横手市(旧平鹿郡山内(さんない)村)相野々まで乗車し、ここから岩手県和賀郡西和賀町(旧和賀郡湯田町)まで国道107号線を秋田県と岩手県境を跨ぐ巣郷峠の約17キロメートルの徒歩移動、ここから西和賀町コミュニティバス山伏線で盛岡市に向かうのが、そのバスは金曜日から月曜日まで、すなわち、火曜日から木曜日までは運休であり、更には国際興業グループ岩手県交通横3系統湯本温泉線で北上市方面のバスは2020年9月末を以て廃止されました。
 こういう結果を踏まえて、太川陽介さんの場合は成功、田中要次さんと羽田圭介さんを擁するバス旅Zメンバーは失敗と断定いたします。