1923年(大正12年)9月1日11時58分に関東大震災(関東地震)が発生しました。
今年2023年(令和5年)9月1日を以て100年を迎えます。
それにちなんで9月1日は防災の日と定めています。
発生当時は東京府東京市(1943年7月より東京都に改称)や神奈川県横浜市を中心に甚大な被害をもたらし、この頃の死者数及び行方不明者数が推定で約105,000人と明治以降の日本の地震被害としては最大な規模となりました。
その他、日本国内の大震災として、1995年(平成7年)1月17日5時46分に阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)、1945年(昭和20年)3月10日に東京大空襲が発生した66年後の2011年(平成23年)3月11日14時46分に東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)が発生しました。
それぞれ数多くの死者数を出し、その特徴として、関東大震災(関東地震)発生時は焼け野原となって焼死が多数であり、阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)は約6,400人の死者を出し、主に家屋の倒壊による圧死が多数出ました。
こういう経緯から、建築基準法が改定され、建物などの施設関係に関しては耐震構造の基準に全てが満たされていることを条件に設計が組まれるような体制となりました。
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)は青森県八戸市から千葉県旭市にかけて大津波に呑み込まれ、それに伴う溺死が多数出ました。
死者数の内訳をみても、宮城県に限っては阪神淡路大震災(兵庫県南部地震)の約6,400人を上回る約9,500人以上も出し、その他、岩手県で約4,700人、福島県で約1,600人と3県を合わせて約15,800人の死者を出しました。
これと合わせて翌日3時59分に長野県下水内(しもみのち)郡栄村と新潟県中魚沼郡津南町で震度6強の地震が発生、福島県双葉郡大熊町にある東京電力福島第一原子力発電所事故が発生し、主に福島県双葉郡内を中心に放射能の数値が極めて高く、人間が立ち入れば健康上に支障が来ること鑑みて、立ち入り制限までかけられました。
ここ近年の大地震は2021年2月13日と2022年3月16日のいずれも23時30分過ぎに福島県相馬地区から宮城県仙南地区にかけての福島県沖地震が発生、特に2022年3月16日の福島県沖地震は日本国内で2度目となる大地震発生による新幹線脱線が発生し、過去に2004年10月23日17時56分に新潟中越地震により、上越新幹線200系改良型車両が新潟駅に向かう長岡駅手前のところで脱線して以来、東北新幹線H5系(JR北海道所有)とE6系(主に秋田新幹線と盛岡行きのやまびこ併結車両)の車両が仙台駅に向かう白石蔵王駅手前のところで脱線しました。
今年に入ってからも5月5日に石川県珠洲市を中心に能登半島でも中震以上の地震が次々と発生しています。
私も2022年3月16日に福島県沖地震が度重なることに発生することから、地震対策グッズを購入しました。
あくまでも一例です。
◎椅子付きリュック
◎椅子付きリュックにUSB接続端子や配線等
◎ヘルメット(警笛と庇にヘッドライト装着)と夜光服
警笛とヘッドライトは建設作業用のものが望ましい。
◎飲料水タンク
◎非常用寝具類、上履き(避難所は体育館なので、それ以外が望ましいかもしれません)、スモークシャットアウト、レスキューシート
◎衛生用品一式(ウェットティッシュ、除菌ジェルやアルコール、ハンドソープ、簡易トイレ、身隠しポンチョ、マスク)
◎ソーラー付き携帯ラジオ、乾電池一式
◎写真には掲載しませんが食料については必要に応じて事前に購入する。
上記以外にもその他、必要なものは出てくるかもしれないので、万が一地震や台風などの災害対策が必要なときが来るかもしれません。