ローカル路線バス乗り継ぎの旅Z18弾を見て | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

 12月12日にBSテレ東でローカル路線バス乗り継ぎの旅Z第18弾が放送されました。

 初回放送は2022年1月8日です。 

 スタートは石川県輪島市から静岡県御前崎市まで路線経路から見れば、北アルプスの飛騨山脈、中央アルプスの木曽山脈、南アルプスの赤石山脈という3つの日本アルプスを縦横無尽に跨ぐという、非常に難題が予想される旅です。

 マドンナは過去に陣取り合戦第2戦(千葉県房総半島)で太川陽介さんチームとして組んだことのある元SKE48松井珠理奈さんです。

 

スタート地点(石川県輪島市)(背景は輪島朝市)

ゴール地点(静岡県御前崎市)(背景は御前埼灯台)

 

 今回のローカル路線バスの旅のロケは初日目が土曜日、二日目が日曜日、その他は平日でした。

 なので、時刻表は下記の記述通りに精査させていただきます。

 

 スタートの石川県輪島市から北鉄奥能登バス穴水輪島線(2001年4月1日にのと鉄道七尾線穴水駅から輪島駅の区間が廃線に伴う代替バス)で鳳珠郡(旧鳳至(ふげし)郡)穴水町方面のバスがあり、ここから同じく鹿島線で鳳珠郡(旧鳳至(ふげし)郡)穴水町曽福(そぶく)まではありますが、この先の七尾市(旧鹿島郡中島町)にかけては路線バスはありません。

 七尾市(旧鹿島郡中島町)には七尾市のコミュニティバス(中島げんきバス)がありますが、土曜休日は全便運休です。

 まずはスタートの石川県輪島市を9時45分に出る北鉄奥能登バス穴水輪島線(2001年4月1日にのと鉄道七尾線穴水駅から輪島駅の区間が廃線に伴う代替バス)で鳳珠郡(旧鳳至(ふげし)郡)穴水町方面のバスに乗車しました。

 10時47分に鳳珠郡(旧鳳至(ふげし)郡)穴水町に到着、ここから北鉄奥能登バス鹿島線で鳳珠郡(旧鳳至(ふげし)郡)穴水町曽福(そぶく)方面が土曜日は12時04分発の1便のみで、1時間17分の待ちです。

 12時30分過ぎに鳳珠郡(旧鳳至(ふげし)郡)穴水町曽福(そぶく)に到着、ここから七尾市(旧鹿島郡中島町)にあるのと鉄道七尾線西岸駅までの約4キロメートルは徒歩移動です。

 12時50分に七尾市(旧鹿島郡中島町)横見に到着しましたが、七尾市のコミュニティバス(中島げんきバス)で七尾市(旧鹿島郡中島町)方面のバスは土曜休日は全便運休です。

 13時25分に七尾市(旧鹿島郡中島町)にあるのと鉄道七尾線西岸駅に到着したもの、ここでも路線バスがなく、結局、七尾市和倉温泉から七尾市に路線バスがあると思い、七尾市(旧鹿島郡中島町)から七尾市(旧鹿島郡能登島町)を歩いて回って貫き通すことになりました。

 15時05分に七尾市(旧鹿島郡能登島町)にあるビハーラの里前バス停に到着、ここから16時29分に出る能登島交通南線で大橋駐車場行きのバスを見つけ、距離と時間からみれば、ここから大橋駐車場までの約4.3キロメートルは徒歩で移動しました。

 16時07分に大橋駐車場に到着、ここから能登島交通曲線で七尾市方面の先発時刻が16時23分と16分後に出ます。

 最終的には徒歩移動で貫いた成果が出たかもしれません。

 16時53分に七尾市に到着、北鉄能登バス脇線で国道160号線を通って富山県氷見市脇に向かう先発時刻が17時00分発と7分後です。

 17時37分に氷見市脇に到着、ここから加越能バス110系統脇線で国道160号線を通って富山県西部の主要都市、高岡市方面のバスが13分後の17時50分に来ます。

 富山県西部の主要都市、高岡市に19時16分に到着し、ここから富山地方鉄道10系統高岡線で富山県庁がある富山市方面が最終1本前の19時35分と19分後に出ます。

 富山県庁がある富山市に20時20分頃に到着、ここから国道41号線を通って岐阜県高山市方面のバスは元々富山市からは出ません。

 富山県富山市から国道41号線を通って岐阜県高山市にかけては、富山地方鉄道31系統猪谷線で富山市(旧婦負(ねい)郡細入村)猪谷を経て、名鉄グループ濃飛バス神岡猪谷線で飛騨市(旧吉城郡神岡町)、同じく古川神岡線で高山市につながります。

 翌朝は7時00分に出る富山地方鉄道31系統猪谷線で国道41号線を通って富山市(旧婦負(ねい)郡細入村)猪谷方面のバスに乗ることに決め、二日目は富山市に泊まることになりました。

 

 二日目は富山市からの開始で、7時00分に出る富山地方鉄道31系統猪谷線で国道41号線を通って富山市(旧婦負(ねい)郡細入村)猪谷方面のバスに乗車しました。

 8時00分過ぎに富山市(旧婦負(ねい)郡細入村)猪谷に到着したものの、ここから富山地方鉄道と名鉄グループ濃飛バスの共同運行の平湯線で国道471号線を通って高山市(旧吉城郡上宝村)平湯温泉行きのバスは2021年3月末を以て廃止されました。

 富山地方鉄道さんは国道41号線にありますが、この後の名鉄グループ濃飛バスさんの停留所はJR東海と西日本高山本線の境界駅、猪谷駅からです。

 その富山市(旧婦負(ねい)郡細入村)猪谷から、この後の名鉄グループ濃飛バス神岡猪谷線で飛騨市(旧吉城郡神岡町)方面の先発時刻は9時15分と1時間00分後に出ます。

 10時05分に飛騨市(旧吉城郡神岡町)到着し、ここからが勝敗を分ける重要な局面です。

 まず、国道471号線を通って行く名鉄グループ濃飛バス神岡上宝線で11時30分に出る高山市(旧吉城郡上宝村)平湯温泉行きは土曜休日は運休で、10時10分に出る双六口行きのバスに乗って、ここから高山市コミュニティバス(のらマイカー)上宝平湯温泉線(名鉄グループ濃飛バス委託業務)で高山市(旧吉城郡上宝村)平湯温泉に向かいます。

 仮に、高山市(旧吉城郡上宝村)平湯温泉から国道158号線を通って行く名鉄グループ濃飛バス平湯新穂高線で高山市方面に軌道修正も可能です。

 こちらは1時間に1本は出ています。

 国道41号線を通って行く名鉄グループ濃飛バス古川神岡線で高山市方面は11時25分に出ます。

 高山市からは名鉄グループ濃飛バス下呂線で国道41号線を通って下呂市まで1時間に1本は出ており、下呂市から名鉄グループ濃飛バス加子母線で国道257号線を通って中津川市(旧恵那郡加子母村)、名鉄グループ北恵那交通付知峡線で国道257号線を通って中津川市方面のバスはあります。

 その飛騨市(旧吉城郡神岡町)からの先が正に勝敗の分かれ道です。

 結局、5分後の10時10分に出る名鉄グループ濃飛バス神岡上宝線で国道471号線を通って双六口行きのバスに乗り、双六口を10時33分に高山市コミュニティバス(のらマイカー)上宝平湯温泉線(名鉄グループ濃飛バス委託業務)で高山市(旧吉城郡上宝村)平湯温泉行きのバスをそのまま乗り通しました。

 11時55分に高山市(旧吉城郡上宝村)平湯温泉に到着し、ここから国道158号線(県境は安房峠道路経由)を通って東側の名鉄グループ濃飛バスとアルピコ交通(旧松本電鉄バス)の共同運行の特急高山・新穂高-松本線で長野県松本市方面の先発時刻はアルピコ交通(旧松本電鉄バス)運行便の12時55分、西側の名鉄グループ濃飛バス平湯新穂高線及び特急高山・新穂高-松本線で高山市方面は12時30分と国道158号線を東の長野県松本市に向かうのか、西の岐阜県高山市に向かうのか、正に明暗を分けるところです。

 高山市(旧吉城郡上宝村)平湯温泉を12時30分に出る名鉄グループ濃飛バス運行便の特急高山・新穂高-松本線で国道158号線を西側の高山市方面のバスが来ましたが、結局、そのバスを見送ることになり、12時55分に出るアルピコ交通(旧松本電鉄バス)運行便の特急高山・新穂高-松本線で国道158号線(県境は安房峠道路経由)を東側の松本市方面を選びました。

 これが後に松井珠理奈さんから言われた通り「後から後悔しても知らないですよ?」という言葉が当てはまることになるのです。

 14時30分に長野県中信地方の主要都市、松本市に到着、ここから国道19号線を通って塩尻市内にかけて行きますが、松本市からアルピコ交通(旧松本電鉄バス)61系統寿台線で松本市村井まで向かい、塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)塩尻北部線で塩尻市方面のバスはありますが、その塩尻市内のバスはコミュニティバスしか運行しない上に、休日は全路線全便運休です。

 その松本市からアルピコ交通(旧松本電鉄バス)61系統寿台線で松本市村井に向かう先発時刻は16時00分発で、もう一本早い15時00分に出る63系統松原線で松本市寿台に向かう棚峯行きのバスに乗り、ここから松本市村井にあるまつもと医療センターまで約2.3キロメートルを歩き、ここから塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)塩尻北部線で塩尻市方面は15時58分に出ますが、ロケ当日は日曜日であり、塩尻市内のコミュニティバスは休日全路線全便運休です。

 定刻(15時25分)の7分遅れの15時32分に松本市寿台東口に到着、ここから松本市村井にあるまつもと医療センターまで約2.3キロメートルは徒歩移動、15時58分に出る塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)塩尻北部線で塩尻市方面のバスに間に合うかどうか険しいところではありますが、実を言えば、塩尻市内のコミュニティバスは休日全路線全便運休なのです。

 15時57分に松本市村井にあるまつもと医療センターに到着したものの、15時58分に出る塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)塩尻北部線で塩尻市方面のバスは休日全便運休です。

 結局、ここから塩尻市までの約8キロメートルは徒歩移動です。

 18時00分に塩尻市に到着し、この後の塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)楢川線で国道19号線(旧中山道)を通って塩尻市(旧木曽郡楢川村)奈良井宿方面は10時05分、9時35分に出る同じくみどり湖・東山線(2023年3月末を以て廃止し、翌月よりデマンドバスのるーと塩尻に切り替え)で国道20号線(旧中山道)を通って岡谷市の手前の塩尻市御野立口行きのバスがあります。

 二日目は塩尻市泊まりとなりましたが、初日目に続いて、二日目も長い徒歩移動が多く、比較すれば、二日目の方が無駄足のような印象でした。

 仮に岐阜県高山市から下呂市~中津川市に向かっていたら、徒歩移動も何もなく、私の見解では最終的に中津川市に泊まっていました。

 

 そのローカル路線バスの旅最大のジンクスである「魔の三日目」は塩尻市からの開始で、おんたけ交通さんのバスが来ましたが、そのバスは主に長野県木曽管内のコミュニティバスの運行委託を行っている業者です。

 まず、案内所を尋ね、塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)楢川線で国道19号線(旧中山道)を塩尻市(旧木曽郡楢川村)奈良井宿までありますが、ここから塩尻市(旧木曽郡楢川村)と木曽郡木祖村役場のある薮原の市境にある鳥居峠を跨ぐ鳥居トンネルを含む約6.4キロメートルは路線バスが何もなく、塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)みどり湖・東山線(2023年3月末を以て廃止し、翌月よりデマンドバスのるーと塩尻に切り替え)で国道20号線(旧中山道)を通って岡谷市の手前の御野立口まで行くが、ここから徒歩移動で岡谷市看護専門学校まで移動した後、岡谷市へは行けられます。

 結局、9時35分に出る塩尻市地域振興バス(すてっぷくん)みどり湖・東山線(2023年3月末を以て廃止し、翌月よりデマンドバスのるーと塩尻に切り替え)で国道20号線(旧中山道)を通って岡谷市の手前の御野立口行きのバスに乗車することにしました。

 ここからは3.5キロメートル、約40分程度の徒歩移動で岡谷市看護専門学校まで向かい、10時42分に到着、ここから岡谷市のコミュニティバス(シルキーバス)やまびこ公園線で岡谷市方面の先発時刻が6分後の10時48分発があり、待機中に野生動物(ニホンカモシカ)が現れ、正に恐ろしいことが起きました。

 11時20分に岡谷市に到着し、ここからアルピコ交通(旧諏訪バス)岡谷下諏訪上諏訪茅野線で国道20号線(旧中山道)を通って茅野市方面の先発時刻が12時30分と1時間10分の待ちとなり、その間に岡谷市名物のうなぎを堪能することにしました。

 13時29分に茅野市に到着しましたが、その後の山梨県甲府市に向かいたいが、路線バスで行けても、まずは茅野バス観光穴山原村線で諏訪郡原村方面の先発時刻は13時55分です。

 14時30分に諏訪郡原村に到着、ここから原村のコミュニティバス(原村循環線セロリん号)南部線で諏訪郡富士見町方面の先発時刻は14時50分発です。

 15時10分に諏訪郡富士見町に到着し、ここから山梨県北杜市(旧北巨摩郡白州町)下教来石までの約12キロメートルは徒歩移動です。

 これで3日連続10数キロメートルの徒歩移動が生じました。

 17時31分に山梨県北杜市(旧北巨摩郡白州町)下教来石に到着した1分後の17時32分に山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)で国道20号線(旧甲州街道)を通って韮崎市方面の最終バスに何とか間に合い、18時20分に韮崎市に到着しました。

 韮崎市から山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)08系統で国道20号線(旧甲州街道)を通って甲府市方面の最終発車時刻の18時00分発が出てしまい、これ以上進む余地がなく、翌朝は7時00分に出る山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)08系統で国道20号線(旧甲州街道)を通って甲府市方面のバスに乗ることになり、三日目は韮崎市泊まりとなりました。

 この状況では、静岡県御前崎市に辿り着けられるかも非常に険しくなりました。

 

 四日目は韮崎市からの開始で、ゴールの静岡県御前崎市まで、現時点では赤信号が灯っているので、一つも失態が許されない状況の中、まずは韮崎市を7時00分に出る山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)08系統で国道20号線(旧甲州街道)を通って甲府市方面のバスに乗車しました。

 7時43分に山梨県庁がある甲府市に到着、ここから国道137号線を通って南都留郡富士河口湖町へ向かうのか、国道52号線を通って南巨摩郡身延町へ向かうのか、重要なところです。

 甲府市から国道137号線を通って行く富士急バス(2019年3月末までは富士急山梨バス)K1及びK2で南都留郡富士河口湖町、同じくA1及びA2御殿場線とC1とC2御殿場プレミアムアウトレット線(御殿場市周辺を管轄する富士急モビリティは河口湖線)で国道138号線を通って静岡県御殿場市へ行けられ、国道52号線を通って行く南巨摩郡身延町へは、山梨交通44系統で南巨摩郡富士川町(旧南巨摩郡鰍沢(かじかざわ)町)、身延町営バス身延鰍沢線(山梨交通委託業務)で南巨摩郡身延町にはつながりますが、この先は接続が非常に悪いところです。

 南都留郡富士河口湖町から接続が一番よさそうな国道139号線を通る富士急バスS4新富士駅線で東海道新幹線新富士駅行きがよいということで、まずは、甲府市を8時10分に出る富士急バス(2019年3月末までは富士急山梨バス)K2系統で国道137号線を通って南都留郡富士河口湖町方面のバスに乗車しました。

 9時35分に南都留郡富士河口湖町に到着、ここから富士急バスS4新富士駅線で国道139号線を通って東海道新幹線新富士駅行きの先発時刻は11時05分と1時間30分の待ちです。

 だが、途中の富士宮市で山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)富士宮駅線で富士市にある共立蒲原総合病院行きのバスを見つけ、結局、終点の東海道新幹線新富士駅まで乗車しました。

 ここから富士市にかけて大きな失態を犯し、富士宮市で途中下車して、ここから山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)富士宮駅線で富士市にある共立蒲原総合病院行きのバスがありました。

 結局、東海道新幹線新富士駅から13時46分に出る富士市まちなか循環バス(ぐるっとふじ)S212系統日中ルート右回り(富士急静岡バス委託業務)で富士市方面のバスに乗車しました。

 14時00分に富士市に到着しましたが、この後のひまわりバス富士駅循環富士ひまわり線あおコース(富士急静岡バス委託業務)の先発時刻の14時00分発が出てしまい、次発は50分後の14時50分です。

 猛ダッシュで、違うバス停で富士市を14時00分に出たひまわりバス富士駅循環富士ひまわり線あおコース(富士急静岡バス委託業務)のバスをそば食事処金時バス停で捕らえ、14時01分に乗車しました。

 橋下南バス停で途中下車、富士川を越えて14時35分に富士川橋バス停に到着、ここから山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)富士宮駅線で富士市にある共立蒲原総合病院行きの先発時刻が15時19分発と44分の待ちとなり、そのまま共立蒲原総合病院までの約2.7キロメートルは徒歩移動です。

 15時10分に共立蒲原総合病院に到着、ここから静岡市自主運行バス由比・蒲原病院線(2019年9月末までは富士急静岡バスS264系統興津線として運行し、翌月より当バスを信興バスが委託業務を行う)で静岡市清水区(旧庵原(いはら)郡由比(ゆい)町)方面の最終発車時刻の14時30分が出てしまい、第17弾(岩手県宮古市~新潟県村上市瀬波温泉)に続いて2連続失敗という大窮地に立たされました。

 結局、共立蒲原総合病院から静岡市清水区(旧庵原(いはら)郡由比(ゆい)町)までの約8.1キロメートル、これで富士市内から約10数キロメートルを歩くことになりました。

 近所から静岡市から御前崎市に行くしずてつジャストライン特急静岡御前崎線があると言っていますが、そのバスは現在、特急静岡相良線に短縮され、静岡市拠点のターミナル、新静岡始発の途中、静岡インターチェンジからE1東名高速道路を通って吉田インターチェンジまで行くバスです。

 なので、上記のバスはルール上、利用できません。

 静岡市清水区(旧庵原(いはら)郡由比(ゆい)町)から静岡市清水区興津を跨ぐ薩埵(さった)峠の約6.7キロメートルは徒歩移動、ここからしずてつジャストライン250系統三保山の手線で静岡市清水区(旧清水市)方面のバスはあります。

 18時52分に静岡市清水区(旧清水市)興津にある新浦安橋バス停に到着し、しずてつジャストライン250系統三保山の手線で静岡市清水区(旧清水市)方面の最終発車時刻が19時27分とありましたが、ゴールの御前崎市まで残る乗り継ぎは当位置を含めあと5本、いずれもしずてつジャストラインさんのバスで、静岡市清水区(旧清水市)興津から250系統三保山の手線で静岡市清水区(旧清水市)、65系統北街道線で静岡市、84系統中部国道線で藤枝市、藤枝相良線で牧之原市(旧榛原郡相良町)、御前崎市自主運行バス相良御前崎線でゴールがある御前崎市とあるのに、これでは失敗濃厚的な状況です。

 静岡市清水区(旧清水市)に19時49分に到着し、ここからしずてつジャストライン65系統北街道線で静岡市に向かう最終発車時刻の19時30分が19分前に出てしまい、結局、この先の手を打つ策は何もなく、静岡市清水区(旧清水市)で足止め=失敗となりました。

 これで田中要次さんと羽田圭介さんコンビの通算成績は9勝9敗、次回の第19弾は3連続失敗で負け越したら田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バスの旅は即終了決定という危機的状況になりました。

 そして、太川陽介さんと蛭子能収さん時代からの年末年始の放送回は2015年度(2016年1月2日放送)の第22弾以降、これで7か年度連続の失敗となりました。

 足止めとなった静岡市清水区(旧清水市)からいずれもしずてつジャストラインさんで、65系統北街道線で静岡市、84系統中部国道線で藤枝市、藤枝相良線で牧之原市(旧榛原郡相良町)、御前崎市自主運行バス相良御前崎線で御前崎市と残り4本の乗り継ぎでした。

 

 今回の旅を総評として、田中要次さんと羽田圭介さんのローカル路線バスの旅を見て、第12弾(石川県加賀市片山津温泉~三重県伊勢市伊勢神宮)と同様、経路探索もロクに行わずに、松井珠理奈さんから言われたように、念には念を押すという精神すら完全に崩れていました。

 特に勝敗を分けた2点から、

 一つ目は岐阜県飛騨市(旧吉城郡神岡町)から、松井珠理奈さんの出身でもある愛知県方面を目指さず、結局、待ち時間が短いと断定した長野県松本市方面を真っ先に選んでしまい、更にはこの先のことも何も読まなかったことが、最終的に松本市からの先は路線バスの接続が非常に悪いということを、過去の事例をきちんと活かしていなかったことにありました。

 二つ目は南都留郡富士河口湖町から東海道新幹線新富士駅に向かったバスは途中の富士宮市から山梨交通(2018年9月末までは山交タウンコーチ)富士宮駅線で富士市にある共立蒲原総合病院行きのバスがあるのにも関わらず、途中下車せず、そのまま終点の東海道新幹線新富士駅まで行ってしまったのが大きな失態を犯し、こういうことから徒歩移動がローカル路線バスの旅史上最長の60キロメートルにまで及びました。

 正に無駄足でした。

 その高山市から先は名鉄グループ濃飛バス下呂線で国道41号線を通って下呂市、同じく加子母線で国道257号線を通って中津川市(旧恵那郡加子母村)、名鉄グループ北恵那交通付知峡線で中津川市へと行けばよかったのです。

 恵那市から国道257号線を新城市にかけては接続が非常に悪いが、恵那市自主運行バスで旧恵那郡上矢作町方面、豊田市稲武地域のコミュニティバスで旧東加茂郡稲武町へと県境は、恵那市自主運行バス上矢作岩村地区のバスで跨げられ、設楽町のコミュニティバスで北設楽郡設楽町役場がある田口まできて、新城市本長篠駅に抜けられれば、非常に難儀なところではありましたが、最適な乗り継ぎでもありました。

 1月3日に放送されました、バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅第10戦で、鉄道チームが敗北を喫した時も、タビリスさんからも言われているように、ただ乗車しているのではなく、地図はきちんと見る、そして、太川陽介さんみたいに、バス停車中に乗務員さんに念には念を押して経路情報をきちんと網羅する、以上のことが今回の田中要次さんと羽田圭介さんコンビには何もできておりませんでした。

 基本経験論だけでは通用しません。

 きちんと先行きの見通しまできちんと読むことです。

 これで田中要次さんと羽田圭介さんコンビの通算成績は9勝9敗勝率5割に戻りました。

 次回の第19弾は第9弾(千葉県南房総市(旧安房郡白浜町)野島埼灯台~福島県南会津郡下郷町大内宿)、第13弾(埼玉県さいたま市大宮区(旧大宮市)~富山県黒部市)以来3連続失敗=通算成績5割を切って負け越したら即終了決定となる正に窮地な戦いです。

 過去2度の窮地に挑んだ戦いはいずれも太川陽介さんと蛭子能収さん時代にとって散々苦しめられてきたローカル路線バスの旅最大の強敵、北関東を通る行程です。

 3度目もまたローカル路線バスの旅最大の強敵、北関東の旅になれば正に苦しくなります。

 次回の旅の結果は成功して存続か、3連続失敗して即終了決定か、正に崖っぷちです。