太川蛭子コンビのバス旅ラストランをご覧になって | sa19830701

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ローカル路線バス乗り継ぎの旅のファンで、この影響を受けて、各地区が運行されるバス会社、運行する区間の国道や都道府県道の路線についても興味を持つようになりました。
私は、常に日本全国の道路地図、鉄道地図、時刻表を所持して、経路のリサーチをしています。

太川蛭子コンビのバス旅最終回をご覧になって、レギュラー放送の最終回は残念ながら失敗して終了でしたが、今度は成功を果たして有終の美を飾ることができました。

 

 

そのバス旅最後の経路は福島県郡山市から山形県尾花沢市銀山温泉に向かう行程です。

経路としてはレギュラー最終回である福島県会津若松市から秋田県由利本荘市(旧本荘市)に向かった経路の内、スタート地点から郡山市と山形県尾花沢市(乗車地は宮城県仙台市青葉区仙台駅から降車地は山形県新庄市新庄駅の一部区間)からゴール地点を切り離した経路に向かうことが予想されました。

 

マドンナは蛭子さんのバス旅引退に伴い、蛭子さん好みの選定で、

 

12弾(三重県松阪市~長野県松本市松本城)の加藤紀子さん

15弾(山形県米沢市~青森県下北郡大間町大間崎)のさとう珠緒さん

24弾(山口県岩国市錦帯橋~京都府宮津市天橋立)の元チェキッ娘の熊切あさ美さん

 

の3人を招いて旅に出ました。

 

今回は、路線バスの経路がない区間に限り2日間で小型タクシー1台10,000円まで利用可でしたが、この旅は5人で行くため小型タクシーで行くのには2台利用するため20,000円を上限に設定されました。

 

スタート地点(福島県郡山市郡山駅)

 

ゴール地点(山形県尾花沢市銀山温泉)

 

 出だしの郡山市から先は磐梯熱海~本宮市まではよかったが、本宮市から先は二本松市岳温泉までに行くバスは午後1時にならないとバスがなく、長く待てられないから、途中大玉村までバスに乗って、そこからタクシーで二本松市に行きましたが、最終的には福島市までは実際と同じ結果になったので、利用する意味はありませんでした。

 

 成功は果たしたものの、運命を分かれたのは福島市から先で、宮城県を跨ぐか、宮城県を跨がず直接山形県に向かって米沢市に行くかでしたが、案内人に尋問した結果と県境越えを少なくしようと結局は宮城県跨ぎを避け、すぐ山形県に向かって飯坂温泉~杉の平までバスで行って、そこからタクシーで16.7キロメートルも走行し、福島市飯坂町杉の平から米沢市のスキー場まで山形県B地区の運賃で5,730円、福島県の運賃で5,620円はかかる計算になり、米沢市に到着した時点で小型タクシー1台分の残金が1,800円を切ってしまい、更には、置賜地方の路線バスはどうも接続が悪く、ここで小型タクシー1台分を利用しても置賜地方の営業区域は山形県B地区なので約5キロメートルもたどり着きません。

 結果、高畠町から南陽市赤湯駅まではジャンボタクシーで約7キロメートルを利用しても実際は4,000円はかかるはずが、運転手さんのご厚意で残金分までおまけつきをしてくれました。

 これ以降はいくら路線バスの区間がなくても長距離は必ず歩かなければならない致命的な結果となりました。

 

 最後は、太川さんが「何で、こんな難しいルートを持ってくるかな、最後に」と悪態をつかされました。

 その最大の原因は宮城県を避け、直接福島県から山形県を経由する最短経路を常に選んでばかりいたから罰が当たったのです。

歩かずに済むこと、小型タクシー1台10,000円を上限にすること、奥羽山脈を路線バスで跨ぐのだったら、やっぱり宮城県を避ける経路では難しかったのです。

 

 山形市から先は、路線バスの遅延があって接続待ちをしてからの発車がありましたが、村山市から尾花沢市に行く奇跡の5分待ちというのがありましたが、 この村山市から出る路線バスの始発は宮城県仙台市青葉区仙台駅から出る特急48ライナーで新庄市に向かうバスで、同じ山交バスさんでも営業所は新庄なので、例え遅延が生じても接続待ちはしてくれません。

 これが生じてたら、失敗濃厚でした。

 これを太川さんは「特急48ライナーを路線バスですよね」と尋ねていて、この山交バスさんが運行している特急48ライナーが宮城県仙台市から出るバスだったことも忘れているように感じました。

 

 最終的には尾花沢市から銀山温泉に行く最終バスに間に合い、見事に成功を果たし、有終の美を飾ることができました。

 

 ただ、残念だったのは、山形県内でジャンボタクシーのおまけつきと、山形駅からの接続待ちがあったのはうれしくありませんでした。

 

 結果、福島県郡山市から山形県尾花沢市銀山温泉を路線バスに行くには、郡山市から福島市までは概ね正解で、福島市から先は、歩かずに済むこと、小型タクシーを2日間で1台10,000円以内で行くこと、奥羽山脈を路線バスで跨ぐことを考えれば、正解は飯坂温泉でなく国見町に行くことで、そのあとはタクシーで約6キロメートル宮城県白石市越河まで行き、福島県の運賃で2,150円、宮城県仙台市以外の運賃で1,900円を利用し、ここから白石市~蔵王町~遠刈田温泉と行って、ここからは仙台市までタクシーをどう使うかになりますが直接川崎町まで13キロメートルタクシーで行くか、村田町までバスで行って仙台市太白区茂庭までタクシーで13.7キロメートル行ってれば、宮城県仙台市以外の運賃で遠刈田温泉から直接川崎町経由で3,790円、村田町から仙台市太白区茂庭経由で3,980円で済むため、そのあとは川崎町から仙台市まで宮城交通さん(主に国道286号線経由)かタケヤ交通さん(太白区秋保温泉から青葉区愛子経由)、仙台市太白区茂庭から仙台市まで宮城交通さんのバスで行けば、仙台市からは新庄市に向かう山交バスさんの特急48ライナーで尾花沢市まで1本で行けられました。

 この経路の方が簡単につながり、やっぱり太川さんみたいに最短経路しか頭に考えないのは結局は致命傷になりかねませんでした。

 

 考察として、ローカル路線バスの旅の経路は最短でなく、回り道の方が絶対につながる傾向がやっぱり多いということが窺える内容でした。