花束みたいな恋をした | 曖昧のかたまり

曖昧のかたまり

日々おこることは運命ということにしておこう

元旦にやっていた。
前にも観たことはあるんだけど、また観た。
深夜にやってて、それがまた、いい。
この映画の良さは、一言でいうと、『瑞々しさ』

割れやすい水風船を触っているような感覚。
ぷにゅふわ、ぽよん。
それが弾け、爽やかな香りが辺り一面に広がって、笑顔になれるような映画。

俳優さんが演じるのは、お金がなくても時間があって、好きなものに囲まれていて、何気ない幸せを毎日拾っては感じる学生時代と、社会人となり現実を突きつけられ、二人の感情がすれ違い、フラストレーションが溜まっていくという対照的な日常が描かれている。

そしてこの映画はなんといっても、二人が同棲する部屋の感じやロケーションがとてもいい。
ベランダが広く開放的て、多摩川?を眺めることができる。そして部屋は広くはないけど、二人の好きな本がズラッと並び、その本棚でリビングと寝室を仕切るというナイスな配置。
部屋は駅から徒歩30分なので駅で待ち合わせて二人でコーヒー片手におしゃべりしながら帰る、そんなの楽しいに決まってる。

そういう青春がギュッと詰まった恋愛映画は一見大人にはあまり好まれなさそうなのだけど、私のようなミドル世代の女性に人気らしく、それは、とてもわかる気がする!ストーリー的に少し残念に感じる場面はあるけど、マイナスに作用せず、むしろ希望さえ感じる納得感のある展開。そして、麦くん(菅田将暉)と絹ちゃん(有村架純)の人柄が良い感じが伝わってきて。
恋愛の最初から最後までがこの映画のように体験した人ってなかなかいないのではないかと思う、だからこそ憧れみたいなものがあるんじゃないかなぁなんて感じた2026年のはじまり。