クリスマス、お正月と、
楽しい時間は過ぎて、
通常モードになってきました。
子ども達は何をしようか、
だんだん時間を持て余し気味に
なってきています。
雪遊びしようにも、
近くに雪はないし、
家の中で何をしようか?
末っ子も、
ただいま自主的冬休み中です。
日中ひまになってくると、
何かしたいと寄ってきます。
そこで、
工作の本や、
実験の本とにらめっこ。
ちょうど、先日
松延先生が八戸で
科学実験をしていたんだけど、
行けなかったので、
実験をすることにしました。
用意したのは、
コップ、食用油、紫いもの粉
重層、酢。
どれもうちの台所にあったもの。
紫いもの粉は、
カルディで、
料理用に買っていたのがあったんです。
で、これが、
実験にはもってこいの素材💕
混ぜるものによって色が変わるから、
子ども達には楽しい実験素材。
ほんとは、紫キャベツの汁で
やる実験なんだけど、
ポリフェノールの色が変わる実験なので、
紫いもの粉でもできるんです。
ん?
待てよ。
ポリフェノールってことは、
ワインでもできるね。
手に入りやすい材料で、
チャレンジしてみてくださいね♪
今回は、紫いもの粉で実験。
コップに食用油を入れて、
紫いもの粉は、
酢で溶いて、紫色の液を
ゆっくりコップに注ぎ入れます。
きれいに二層に分かれます。
そこに、重層を小さじ二杯ひど投入します。
重曹が沈むと、
酢と反応して、
ブクブクシュワシュワ泡が出はじめ、
ピンクの泡は、
噴火したようにシュワシュワのぼっていき、
ピンクの泡の層が上にできます。
反応が収まってくると、
ピンクの泡はつぶつぶ状態で
下に落下していきます。
最後は、
つぶつぶが下にたまっていきます。
このころから、
ピンクだった泡は、
濃い色に変化しています。
完全に反応が収まると、
底には濃い青紫色の液がたまっています。
色が変わるのを利用して、
色が変わる紫いも粉入りの
ホットケーキを焼いてみると、
見た目にも楽しくて、
おいしいおやつになりますよ♪
重曹入れて焼くと、
重曹と反応して、
緑色のホットケーキが出来るんだけど、
レモン汁をちょっぴりたらすと、
そこだけピンクに変わります♪
ところで、
色が変わるのとは別に、
このシュワシュワ、
不思議ですよね。
どうしてできるかというと、
クエン酸と炭酸水素ナトリウム【重曹】の
化学反応によるもの。
出てくるのは二酸化炭素です。
化学式で書くとこうなります。
(クエン酸 ) (炭酸水素ナトリウム)
H3C6H5O7 + NaHCO3 →
NaH2C6H5O7 + CO2 + H2O
炭酸水に入っているのが
二酸化炭素ですよね。
そう、あの、シュワシュワなんです。
このシュワシュワを利用して、
排水溝の掃除もできます。
重曹を排水溝にふりかけ、
クエン酸がなければ、
酢やレモン汁でもオッケーなんですが、
クエン酸液をかけると、
シュワシュワシュワ~って、
きれいになっちゃいますよ♪
他にも、シュワシュワを利用して、
バスボム作りもできますよ♪
クエン酸と
重層を入れて
アロマオイルで香りづけしたもの。
お風呂に入れると、
シュワシュワするのがとっても楽しいんです。
重曹 大さじ2
天然塩 大さじ2
クエン酸 大さじ1
精油 (お好みで) 5滴
水 適量
水は霧吹きでちょっとづつ湿らせて、
ギュッと握って形になるくらいの
湿り気にして下さいね。
あんまり水が多いと、
クエン酸と重曹が反応してしまうので、
注意が必要です。
子どもと一緒に、
バスボム作りも楽しいですね♪
中に小さなおもちゃを潜ませて、
溶けたら浮かんでくる
っていうのもいいですね♪
明日はバスボム作ろうかな。