夢を描ける子どもの育て方 | 子ども達と自然に暮らそ!

子ども達と自然に暮らそ!

十和田で耳つぼジュエリーのおうちサロンをする傍ら、
子育てがラクに楽しくなるように、
自然食、自然療法などを取り入れながら、
子ども達との自然な暮らしを提案しています。

夢を叶える話が続いています。

私も、長男も、着々と夢が叶って言ってるわけですが、

夢を叶えるツールと、

夢を叶えるコツを書いてきました。

子どもに関しては、

以前のブログにも書きましたが、

それまでの経験値が、

夢の幅なので、

いろんな夢が描けるように、いろんな経験ができるように、

サポートしてあげることが大切です。

同じ経験をしても、

子どもによって、感じ方はさまざま。

その子が何に興味があるかによって、

出る芽が違います。



今日は、「でも、どうやったら、そんな風に育てられるの?」

ということで、

新藤家の子育てを振り返りつつ、

子育てのポイントをお伝えしたいと思います。

今日のポイントは4つ。



①”つ”のつくうちは神の子。たくさんの体験を!

②自然の中で遊ばせる時、親が示すこと。

③子どもの興味を持ったことに対して応援する。

④信じて待つ



①”つ”のつくうちは神の子


ひとつ、ふたつ、みっつ・・・ここのつ

つまり、9歳まで。

見たがり、知りたがり、聞きたがり、やりたがる時期。

その間に、五感を使ってたくさん体験させてあげて欲しい。

早期教育で、お勉強や習い事も、10歳過ぎてからで構わないと思っています。

ベースを作る大切な「神の子」の時代を、

大切にしてほしいと願っています。

いろんな音を聞き、

いろんなものを触り、

いろんなにおいをかいで、

いろんなきれいなものを見て、

いろんな味や舌触りを体感させてあげましょう。


②自然の中で遊ばせるとき、親が示すこと。

①に通じますが、子ども時代に、

たくさん自然に触れる機会を作ってあげてください。

それも、友達と一緒に、というのがいい。

友達と一緒なら、自然の中に離しておけば、

子どもは自分たちで遊びを考え、作りだし、

いつまででも遊びます。

でも、ここで、大人がちょと関わってあげることで、

自然が違うものに見えてきます。

大人だから示せることがあるんです。

たき火に火をつけたり、

火を大きくするのに、ふ~!!って、吹いてみたり、

川遊びするなら、川底の石をめくって、虫がいないか探してみたり、

水きりで、すごくよく水が切れるところを見せてあげるのもいい。


食べられる木の実か、食べられないものか、

クリが落ちてたら、どの木から落ちたのかな?

って、クリの木を探して見上げてみて、

クリの木肌はどんなの?葉っぱはどんな形?

そうやって示してあげると、今度は、

木肌を見て、子ども達はクリの木を見つけることが出来ます。


草花遊び(笹船や草笛、ホオノキの風車などなど)

近寄ってはいけない危険な生き物、毒草、

そういうものに触れてしまったらどうすればいいか、

捕まえた虫が何か・・・

全部知ってる必要はありません。

自分が知ってる範囲でいいので、子どもに教えてあげて欲しい。


「これな~に?」と捕まえてきた虫を、

「いや~!お母さん、虫ダメなの知ってるでしょ!

かわいそうだから逃がしなさい!」

と、いう前に、「なんていう虫だろうね?」って、

図鑑を片手に、一緒に調べて見て欲しい。

カマキリと小さな虫を一緒に入れてて小さな虫が食べられちゃったら、

「こうやって、虫を捕まえて食べてるんだね」

って、一緒に観察してほしい。

観察したら、

捕まえた虫が描かれている絵本を読んでみるのもいい。


一緒に星を眺めて、北斗七星を探したり、

星を見た後には、星座のお話を読んであげるのもいい。

動いている人工衛星を眺めて、

「あれは、ものすごいスピードで動いてるんだよ。一秒間に約8km動いてる。

ジェット機は一秒間にだいたい0.25km。

ジェット機の3倍くらいのスピードで回ってるんだよ。」

(調べておいて、いつか話すチャンスがあれば話してあげる)


なんていうと、不思議でしょうがない。

こんなことが、宇宙への興味につながるかもしれないし、

宇宙飛行士への夢を持つのかもしれない。

もしかしたら、宇宙物理学に興味を持っちゃうかも!



体験したあとに、

もう一度、本や絵本でその世界を違う視点で体験してみる。

そうすると、子どもの感性が磨かれます。


自然体験するときに、親がちょっと関わることで、

子どもの世界が広がるのです。


③子どもの興味を持ったことに対して応援する。

子どもによって、興味はさまざまです。

同じように育った兄弟でも、全く違うものに興味を示したりするものです。

応援するって、どういうことかと言いますと、

家の場合、

長男は、小さなころから車が大好きでした。

ミニカーも、もらったものもたくさんありました。

ラジコンを欲しがるようになり、

そのうちラジコンを分解するようになりました。

お年玉で買ったラジコンも、すぐに分解してしまいます。

次は自分でラジオを作りたいから、ラジオ作るキットが欲しいと言い、

中学校になると、パソコン作りたいから、

材料をインターネットで注文してほしいと言ったり、

その都度、おこずかいやお年玉で足りない分を少し出してあげました。

そして、今は高専の機械科で学びながら、

得意の工作で、ギターにLED埋め込む仕事を、

インターネットを通じて受けています。

好きなこと、得意なことを生かして高校生にして仕事を作り出しています。


という感じで、親としてはものづくりできる環境をサポートしてきました。

何でも買い与えればいい、ということではなく、

本当に、できる範囲で構わない。

でも、なんでもおぜん立てしすぎるのも良くない。


小学校時代、物作りが好きだからと、

発明クラブに通わせたけど、

そこに行った長男の一言。

「こんなの、発明でも何でもない。ただの工作クラブだ」

そういって、すぐにやめてしまいました。

発明クラブも、キットがあって、やることが決められている。

答えの決まっているものに、息子は興味を失ったのです。

自分で考える、自由度が必要だった。


例えば、食べることや料理を作ることに興味を持ったお子さんだったら、

作れるように、基本を教えてあげるとか、

いつでも作れるように、

材料をそろえてあげるとか、

畑やプランターでも、野菜を一緒に育ててみるとか、

できた野菜で何を作ろうか、一緒に考えてみるとか、

作りたいものの材料がない時、あるもので、代わりになるものはないか、

あるものでアレンジすることを手助けしてあげるとか、


虫が好きな子だったら、

図鑑を手に取れるところに用意してあげたり、

買えるように虫かごや虫網、飼育キットを用意してあげるとか、

ホームセンターでカブトムシ買うのもいいけど、

どんな場所にいるのか、

どんな木が好きなのか。

エサは何か、

自然の中に連れ出して、生き物を探してみるといい。




工作が好きな子なら、

紙やのり、ガムテープや段ボールを用紙して、

いつでも作れる環境を作ってあげるとか、

木工に興味を持った子なら、

木切れやトンカチ、釘を使えるようにしてあげるとか、

建築現場を見せてあげるとか、

何もないところから、

物を作り上げていく過程を見せるてあげられるといいですよね。



絵を描くのが好きな子には、

スケッチブックや色鉛筆などをいつでも使えるようにしておいてあげるとか、

誕生日に画材セットをプレゼントしてみるとか、

スケッチの仕方の本を図書館から借りてきてみるとか、

美術館に連れて行ってみるとか。



子どもの興味を見極めて、

親が出来る範囲で構わないので、

好きなことを伸ばしてあげて欲しいと思います。


④信じて待つ

これは、以前も描きましたが、

せかさず、焦らず、信じて待ってあげてくださいね。

今やっていることの結果は、すぐには出ません。

種をまいて、芽が出るまでには時間がかかります。

人によって、芽が出るのが早い人もいれば、

遅い人もいます。

信じて、愛情という名の栄養をたっぷりあげて、

待ってあげてください。

でも、手をかけすぎると栄養過多で、枯れてしまうので、

ほどほどにね。

音楽に才能がありそうだからと、行きたくないのに無理やりピアノに通わせたり、

自分の自由な時間が取れないほど、

習い事で子どもの時間を埋めないでください。

子どもには、ぼ~っとする、隙間時間が必要ですから。

大人だって、ぼ~っとしたいとき、あるでしょ?

この、ぼ~っていうのが、潜在意識とつながる大切な時間らしいですよ♪




子どもの「生きる力」は、こうしてついていきます。

既存の遊具で遊ぶだけでは、子どもは飽きてしまいます。

自由度のある、創造する余地があると、

ワクワクして、自分でやりたがります。

出来たものは、その過程をしっかりほめてあげる。

そんな体験の繰り返しで、

自分でできる自身がつくのです。


子供の成長は待ってはくれません。

子どもの可能性を一番見極められるのは、

そばにいるお母さんや、お父さん。

ちらかさないで!

片づけて!

宿題しなさい!

言いたくなるけど、

子どもの可能性を伸ばしてあげよう、

そんな色眼鏡で見たら、

わが子は天才に見えてきますよ!