生きるために必要なのはどっちだろう? | 肩書職人のひとりごと

肩書職人のひとりごと

個人事業主やフリーランスとして
人の役に立ちながらも
自分らしく生きていきたい人に向けて
仕事やビジネス、人生観など、
肩書職人から見た話を綴っています。

 

 

 

もし、あなたが一人で生き抜くために
どちらか一つを選ぶとしたら
どちらを選んだ方がこの時代を生き抜けるのだろう?

➀洗練された強度を持つ唯一無二の強力な武器
②すべてがその辺で買える品質の100個の武器

 



極論に見えるこの話。

実はこれ、雇われない生き方を選ぶ人には、
避けて通れない選択です。

雇われない生き方をする時
自分に何ができるかを明確にするのは必須。

例えば、あなた自身が何か仕事を頼む時、
どっちの人に頼むだろうと考える。

①◯◯の仕事を10年やってきました。
    多くのことは出来ませんが
 ◯◯のことなら任せてください!

②◯◯ですか?まあまあ出来ますよ。
    他にも△△もやったことありますし、
    □□も多少やったことあります。


どちらが正解かは人によっても

シチュエーションによっても違うだろうけど
僕だったら①の人にお願いしたい。

職人気質なんだろうか?

やっぱり、自分の仕事に誇りを持っている人には
安心して頼める何かがある気がします。

引き出しが多いことは、いいことでもあるけれど、
「アレコレ出来んの?すごいね。」と言いつつ
内心では「質は大丈夫なのかな?」と思ってしまう。

1つをある程度納得いくレベルまで極めて

次のステージに移る。

その結果、武器が増えるのはいい。

でも、たった1つも満足いく状態じゃないのに、
目移りしているとしたら、発する言葉も軽く、
例え依頼主が素人だったとしても

おそらくすぐに見抜かれてしまうのではないだろうか。

僕の経験から言えば、

自信がない人ほど、武器を増やしたがる傾向がある。

これ、僕の経験から来る失敗談の一つでもあります。

ラーメン屋さんをやってる時がそうだった。

集客に困っていた頃、なんとか客数を増やしたくて、
いろいろなメニューを増やし、手数を増やした。

結果、何がウリかわからない店になった

さらに、飲食店の場合、

品数を増やすと材料の管理も難しくなるし、
イメージも大衆食堂的になってしまい
そうなるとラーメン専門店というより
町の定食屋さんやファミレスが競合店になる。

競争相手がどこかわからなくなって
自分の店の立ち位置が、自分でもわからなくなる。


これは、個人事業主やフリーランスでも同じ。

もっと言えば、会社員でも同じ。

会社の中で、自分の生きる道を模索したら、
同じように見える仕事でも
差別化を見せなければ、昇進レースには勝てない。

昇進したい場合は、の話だけど。

肩書きで仕事をするわけではないけど、
肩書きが仕事を連れてきてくれる。


だから、あれこれやる前に、
折れない柱を一本立てる。

揺るがない武器を手に入れる。


これが見つけられなくて

数でごまかそうとする人
自分を安心させようとする人

めっちゃ多い。

自分で溜め込んだおもちゃ箱みたいに
ガチャガチャあれこれ詰め込んで
本当に必要な時に遊びたいおもちゃが
パッと取り出せない子供みたいに
自分の強みってなんだっけ?状態になる。


武装したはずなのに
どれが使える武器なのかわからなくなる。


ミニマリストやシンプリスト


そんな言葉もある今の時代では
ガチャガチャするよりも
シンプルな方が生きやすいってことです。

それは相手から見た時も同じ。

いろいろ武器を持ってる人は
相手から見て、なんかガチャガチャしてる人に見える。

仮にあなたがそうだったとして
いくら自分の中では分別してるつもりでも
相手からはそう見えない。


ブランディングの怖いところは
相手からの意図しないブランド決めを
無作為にされてしまうところにある

個性の時代。

モデルケースをトレースしたら、
そこにオプションを付けてカスタマイズしていく。

出来上がったそれが、自分だけのオリジナル。

いつの時代も
「腹にくくった一本の槍」は、
いかなる困難をも打ち砕く。

100個の武器を仕込んでも
それを器用に使いこなせる人は、
おそらく、そういない。

とはいえ、手放すのって怖いんですよね。

140人以上セッションしてきてわかったこと。


武装しすぎている人ほど実は繊細で臆病。
だけど、誰かのために何か役に立ちたい心優しい人。


そういう人が多いのかなってことです。

何がいいのか悪いのか。

自分一人で判断・決断するのは
実際怖いかもしれませんね。

その決めた責任はすべて自分にあるわけだから。

言い訳も言い逃れも出来ない。

でも、それが、

退路を断つ、覚悟を持つということです。

これは余談ですが
世の中のコーチ・コンサルの多くは
クライアントさんのその役割を軽くするために
半分荷物を一緒に持ってるような感じです。

一人で判断しなくちゃいけないところを
相談しながら一緒に考え、一緒に判断し、
本来一人で決めなきゃいけないところを
とことん相談し、決めるために背中を押してもらう。

荷物を軽くは出来るけど
やっぱり最後は本人が決めなくちゃいけない。


自分の人生だからね。

だから、一緒にいる。

楽しみは2倍に、悲しみは半分に、
みたいな言葉がありますが、あれに近いかな?

これを読んでくれているあなた自身も
あなたを頼ってくれる誰かにとって
一緒に荷物を持つ相手なのかもしれませんね。


決めて断つから、決断。

たった1個のスペシャリティなのか?
数に任せた100個のノーマルを集めるのか?

あなたが起業戦国時代を生き抜くには
どっちが必要ですか?

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