テレビから紐解くあなたの商品が売れないワケ① | 肩書職人のひとりごと

肩書職人のひとりごと

個人事業主やフリーランスとして
人の役に立ちながらも
自分らしく生きていきたい人に向けて
仕事やビジネス、人生観など、
肩書職人から見た話を綴っています。

おはようございます、ウスイです。

僕は、あまりテレビを見ないので
ニュースやゴシップなどの情報は
主にネットニュースからの調達です。

ここ2、3日
なんとなく気になったニュースがあったので
今日は、それの話をしようかと。

松本人志と東野幸治出演
日曜日放送のワイドなショーでのひとコマ。

この話題について知らない方のために
ニュースからの切り抜きですが少々ご説明を。

内容はテレビ番組の視聴率に関する報道について
松本さんがかなりご立腹とのこと。

6/8日放送の『千鳥の相席食堂ゴールデンSP』
その視聴率が低かったというのを
記事にしたネットニュースに対する反論の話。


なにやら記事によれば

番組視聴率が5.8%と低かったようで
苦戦したことを強調する内容だったらしいです。

で、どうやらこの記事を書いたライターさん。
他でも、松本さんが出演した
キングオブコントの視聴率のことを
記事にしていたようで、そのことについても
かなり怒っていたようです。

視聴者からすれば、番組の内容と視聴率は
あまり関係ない気もしますし

必ずしもイコールではないと思いますが
業界ではそうはいかないのでしょう。



視覚に入る文字の力というのは大きいですから
記事に低視聴率の事を書かれるのは
番組やタレントのイメージ低下と
さらなる視聴率低下に繋がります。

 

一般的な見方をすれば、視聴率低下は
スポンサーが離れる原因にもなりますよね。

ただ、松本さんが怒ってるのはそこではなく
視聴率の現実というか、正しい記事を書けと
そういうことなのかなと思いました。

どういうことかというと
多くの人がご存じの通り
現代の環境ではテレビ番組を
リアルタイムで視聴する人は少なく
時間帯での計測は複雑になっています。

さらに、番組を見る環境も変わってきてますよね。

それに加えて、視聴率の計測も
世帯視聴率とコア視聴率というのがあるらしく
視聴率そのものが、
かなり細分化されています。


で、今回の記事は「世帯視聴率」の記載だった。

今は、番組も地上波だけではなく
BS、CSの他に、ネットフリックスや
アマゾンプライム、アベマTVなどたくさんあり
好きな時に好きな番組を見られるので
世帯視聴率は昔ほどの影響力が無くなっている。

 

テレビの前に座って、家族で見る。

 

昭和ではあたりまえだった光景が

今は激減しています。

そういう背景があるにしても、

地上波の番組は、それはそれで
番組を好きな人だけが見てくれれば
ファンはしっかりと付いてくるし
スポンサーのCMも見てもらえる。

だから、昔より影響力は低いと僕は考えてます。
素人感覚ですが。

世帯視聴率が悪いからといって
番組として失敗なのかというと、そうではなく
年齢別の「コア視聴率」を確保できていれば
番組的には成功らしいです。

ウィキペディアを見てみると
日本テレビは13~49歳を“コアターゲット”
フジテレビは13~49歳を“キー特性”
TBSは13~59歳を“ファミリーコア”
という形でそれぞれコア設定しているようです。

補足すると、TBSは4歳~49歳を
”新ファミリーコア”という感じで設定して
若年齢化させてるみたいですね。

前述の記事の焦点として、松本さんが言うには
このコア視聴率では、かなり良かったそうです。

そこまで書かないから
これを書いたライターに対し怒ってる。

そういうことが背景にある記事でした。

僕が、この記事を読んで思ったのは
ビジネスをしている人にも
これは、そのまんま同じことが言えるなと。

今回のこの記事から読み解けることは
ビジネスをするうえで
少しでも学んだことがある人なら
一度は聞いたことがあると思いますが
「ターゲット」の話に繋がる内容なんですね。

ターゲットを少し広い範囲で言うと
ターゲット層という言い方をしますが
これが、万人に向けたものであると
商品イメージがぼやけてしまう。

 

誰に向けての商品なのかが大事ってことです。

大企業が取り扱うようなもので
日用品としてみんなが使っているようなもの。

そういうものであれば
万人向けに決めるのはまだわかります。

ただ、日用品一つとっても
好みがあるのでそこがまた分かれます。

高級志向のいわばセレブ品なのか
低価格路線の一般大衆向けなのか。

ドラマやバラエティなど、テレビ番組も
昔よりそこを意識して作っています。

テレビや大企業ですら
ターゲットを絞り込んだ戦略をしているのに
個人で活動する起業家なら、なおさら
ターゲットを意識して商品を作り
ターゲットの目に触れるブランディングをし
ターゲットがいる場所への告知をする。


さらに言えば
選び方や買い方(決済システム)など
ターゲットが買いやすい方法を使い
ターゲットが好むリピートの案内をする。

この辺が、作り込めていない起業家さんは
結構、苦労していたりするものです。

ビジネスは、常に変化に対応していかないと
一朝一夕ではいかないとこも多いので
一般論ですが、まあ簡単ではありません。

お金を稼ぐって大変です。

ただ、誰に何をどうやって売るか?
お客様にどう買ってもらうのか?

その一番最初に大事なのがターゲットです。

今回のニュースは、
世の中のビジネスの変化を
部分的に切り取った形で
教えてくれてる気がしてました。

普段の何気ないニュースの中にも
ビジネスのヒントや気付きは
たくさんあるなと、常々思います。

頑張ってるのに、なんかうまくいかない。

そんな時は、基本の部分。
お客様は誰か?

そこを見直してみてもいいかもですよ。


ではでは。

----------------------

《60分無料個別相談》
商品設計やブランディング相談も受付中。
https://bit.ly/3cqq0kd
《私だけのホームページ作成初回割キャンペーン》
初めてご利用の方に限り
通常価格から10000円引き
コミコミ制作費40000円(税込)にて
ご提供しています。(6/30受付分まで)
https://bit.ly/3ijuRat