「小田和正 クリスマスの約束2014」 | 流れに任せて雑然と

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毎年12月25日の深夜にTBSで放送される、「小田和正 クリスマスの約束」。


クリスマスの恒例として、録画して楽しみに観ている。


先日放送された2014版を今日、じっくり観た。今回は、過去13年の総集編というテイストだった。


そう、「過去13年」。2001年から放送されていたんですね。僕はその頃は観ていなかったなぁ。。


2001年と言えば、入社4年目。まだ人事部に異動する2年前で、当時の職場は12月25日はたいがい繁忙期。夜遅くまで働いていたので、この番組に触れることもなかった。


総集編を観ていて、おそらく最初に観たのは2009年だったと気付いた。


小田さんを中心に多くのアーティストが集まり、それぞれの代表曲をメドレー形式で合唱するっていう前代未聞のステージ。


そのときに揃ったアーティストは、藤井フミヤ、鈴木雅之、財津和夫、スターダストレビュー、山本潤子、松たかこ、広瀬香美、平原綾香、夏川りみ、スキマスイッチ、いきものがかり、キマグレン、クリスタルケイ・・・などなど。


世代もジャンルも超えて、様々なアーティストが一堂に会し、全員で合唱していくステージは素晴らしかった。


観た当時、「何か凄いなぁ」と思った記憶がある。番組の中で、メイキング的なVTRもあったが、この試みは非常に難しいものだったようだ。


今回、改めてフルコーラスで聴いたけど、やっぱり凄かったですね。



そして、総集編のお陰で初めて知ったこと。


そもそも小田さんは、何故こういう試みにチャレンジしたのかっていうこと。


番組のスタート時から、小田さんは「他のアーティストの名曲を歌う」ということをコンセプトにしていた。


時代を超え、「良い」と思う曲がある。


アーティストとして、同じ時間を一緒に生きてきたけど、それぞれはライバルであり、スタンスも考え方も異なる。生き方も違う。


でも、「同じ時代に音楽をやってきた」という共通項がある。


小田さんは、その共通項を見出し、他の人の曲をステージで歌うことで、何かを感じ、何かを伝えたいと思い、番組を始めたようだ。


今でこそ、「コラボ」や「カバー」はブームのようになっているが、2001年当時はそうではなかった。


現に、小田さんは様々なアーティストにオファーを出したが、2001年は全て断られ、結局ひとりでステージに臨んでいる。


それがステージでのパフォーマンスを通じて、徐々に他のアーティストに伝わり、次の年からはゲストが出演してくれるようになり、2009年の合唱に結実している。


ステージ自体が、とてもとても素晴らしいのだが、それだけではなく、小田さんが求めていること、目指しているモノ、感じている音楽の可能性・・・そんな深いところの重みが伝わって、ますます感動的になった。


音楽って良いですね。。


時代や世代を飛び越えられる、力があるんですよね。。


小田さんのような大御所が、こういう可能性にチャレンジしているのも良いし。。


来年以降も、是非続いてほしい番組です。