ダルビッシュ有投手のMLBでの戦い。先発する試合はなるべく見ようと思っている。僕は日本ハムのファンで、ダルビッシュは入団以来、そのピッチングを見続けてきた。
MLBで通用するかどうか、なんて、愚問である。「いつ馴染むか」という問題だと思う。野球そのものもそうだけど、生活や文化も大きく異なる舞台で、慣れるまではそれなりに苦労するだろう。その道のりである1年目を、しっかり見ておきたいのだ。
今日の早朝に行われた、MLB2試合目の登板となったミネソタ・ツインズ戦。
1試合目に比べれば、コントロールも比較的安定していた。だが、全ての球種をしっかりコントロールしたわけではなく、フォーシームとスライダー、カットボールは良かったけれど、ツーシームやカーブはイマイチという内容で、やはり苦労した。
また相手の打線が、低目でも甘く来ればとらえてくる。球数が増え、ランナーも出す。そこから粘って大崩れしなかったのはさすがだが、本人としてもまだまだかなあという内容だった。
結果的には6回二死まで投げて、満塁のピンチを残して交代。5回2/3で2失点、9本の安打を許し、5つの四死球を与え、三振は4つ奪った。
試合後更新された彼のブログを見ると、「前回は最低の最低、今回は最低の上の方」という独特の表現で振り返った。また、「難しいからこそ、ここへ来た」という言葉も書かれた。
そりゃあ、最初から日本でいたときのような、無敵のピッチングができれば良いのかもしれない。でも、そう簡単に行くのであれば、彼はわざわざ海を渡っていないだろう。
苦労しながら、徐々に慣れて行き、一つ一つ課題をクリアしていく様子を見るのも、これまた楽しい。僕はそんな想いで、ダルビッシュの先発試合をできる限り見て行こうと思っている。
この感じ、野茂がMLBに渡った1995年を思い出す。あのときは、日本人がMLBでプレーするなんて全く現実感がなくて、野茂を通じてこの舞台を知った。野茂が登板する試合を見て行くうちに、MLBの凄さや素晴らしさを知っていったのだ。
あれから時間はかなり流れて、日本人が海を渡ることも珍しくない。状況は全く違う。でも僕は、野茂以来の楽しみを今年覚えている。
ダルビッシュのMLB1年目、じっくり楽しませてもらおう!
写真は、野球体育博物館に展示されていた、2009年WBCのときのダルビッシュのユニフォーム。うっすらサインが見えるだろうか。
WBCに出場したことが、ダルビッシュがMLBを意識するきっかけになったそうです。
