山本直人 『世代論のワナ』 | 流れに任せて雑然と

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リクルートスーツを街で見かけるね・・・。



就職活動もたけなわの時期。学生さんたちが、慣れないスーツ姿で慣れないオフィス街を歩く。ESやら説明会やら面接やら・・・まあ、それはそれは大変なわけで。


企業側の人間として、安易なことは言えないけれど、全ての学生さんを心から応援しています。


今、「シューカツ」とかって表記されるそうで、日本の社会の一風景として認知されるほどに。いつからそうなったかは定かではないし、世界的にも珍しい状態かもしれない。


僕は、1975年生まれ。「就職氷河期」という時代に「就職活動」(「シューカツ」という言い方はなかった)をして、社会に出た。


当時と今の状況はまた異なるのだろうけど、就職難であることは間違いなく、気持ちは理解できるつもり。。。そして、これだけは言わない、と強く思っている。


「最近の若い奴等は甘い」的なこと。


これ、すごく不思議な言葉だ。自分たちが若いときも間違いなく言われてきただろう。そのときは嫌だったに違いないのに、自分が歳を重ねたらこんなこと平気で言うのだから。


「就職氷河期世代」なんて呼ばれる、僕の前後の世代の人が、平気で今の学生たちを「甘い」的に言い連ねるのを見ると、結局は自分の主観で、他と比較して勝っていると言いたいだけなんだろうと思う。


そもそも世代でカテゴライズすることに、強い意味はないのだ。無理にカテゴリーにまとめて、分かったように言って、何だか安心するために出てくる話なのかな。。。


しかし、最近、「世代」を論じた本がよく出ている。


本書は、安易に世代で語ることの危険について語り、更にそもそも何で世代でまとめ出したかを示し、かつ世代の違いとは何かを改めて考えようという内容。


うん、分かりやすいッス。


安易に何でも決めてしまっちゃいけない。


若いから、苦労知らず、何てこと決めちゃいけない。


「ゆとり世代だからなあ・・・」とかって、そろそろ周囲で聞こえてくるのかな。僕は、そういう考えはしないでいたい。本書を読んで、その思いをますます強くした。


シューカツするみなさん、体に気を付けて、乗り切ってください!!


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