博士の日 | ペコちゃん

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5月7日の記念日は「博士の日」です。1888年(明治21年)のこの日、植物学者の伊藤圭介、数学者の菊池大麓、物理学者の山川健次郎など25人に日本初の博士号が文部省によって授与されました。この時、法学博士、医学博士、工学博士、文学博士、理学博士の5種類の博士号が設けられました。

当時の博士号は論文の提出によるものではなく、教育への貢献を評価されたものでした。論文による本格的な博士が生まれたのは、それから3年後の1891年(明治24年)からでした。

「はかせ」と「はくし」は異なり、博士(はかせ)は伝統ある大化の改新以来の官職で、学生を教育するのが役目。一方、明治になって定められた学位が博士(はくし)で、英語では「Doctor」(略:Dr.)です。博士の学位には「Doctor of Philosophy」とその略である「Ph.D.」も使われる。直訳すると「哲学博士」となりますが「Philosophy」には「高等な学問」という意味もあり、日本の博士号に相当します。

ところで大学を卒業すると「学士」、大学院を卒業すると「修士」・「博士」の称号?が与えられるのは何となく分かりますが、正しい意味はイマイチ理解していない方は多いのではないでしょうか。
大学や大学院では一般的に、必要な単位を取得して学位論文を提出することで大学卒業時または大学院修了時に学位を授与されます。

●学士号とは、大学を卒業した人が得られる称号のことです。英語では”Bachelor’s degree”といいます。一般的に、大学を卒業した「大卒」といわれる人は、学士号を取得していることになります。
学士号というと何か特別なもののイメージがあるかもしれませんが、一般的な大学に通って必要な単位を取り、卒業論文などを提出して卒業した時点で、学士号を取得しています。
なお、短期大学を卒業した場合は、短期大学士という学位が授与されます。

●修士号とは、大学院を卒業した際に得られる学位のことです。英語では”Master’s Degree”といわれ日本では「マスター」とも呼ばれます。基本的には、2年間の大学院の研究を終えて修了する人は、修士号を取得しています。修士号を取るためには「修士課程」や「博士前期課程」で求められる、専門性のある研究や一定の実績をあげて、大学院を修了する必要があります。教職大学院などの専門職大学院を修了した場合も修士号が授与されます。


修士課程に進むためには、学士の段階で教授に推薦をもらうケースも多く、自分が学びたい分野を一つに絞ることが必要です。また、6年制の医学部、獣医学部、薬学部、歯学部などは学部卒業でも「修士相当」と認識されるのが一般的で、そのまま博士に進むことがあります。

●博士号とは、大学院の「博士課程」や「博士後期課程」を修了した人が得られる学位です。博士後期課程に3年以上在籍し、博士論文を提出し合格した人が得られる「課程博士」と、大学院の在籍に関わらず博士論文を提出し、合格した人に授与される「論文博士」があります。博士号は英語では”PhD”や”Doctor’s degree”と呼ばれ、日本では「ドクター」ということもあります。
博士課程の標準修業年限は(修士課程または博士前期課程と合わせて)5年となっていますが、博士号を取る頃には、年齢が30代になる人も多いでしょう。

医学部や獣医学部などの6年制の学部を卒業した人が大学院に進学する場合は博士課程に直接進むのが一般的です。博士課程を修了した後に、大学や研究機関等で任期付きの研究員として働く人のことを「ポストドクター(ポスドク)」と呼びます。大学教員となることを目指している人は多いですが、民間企業に就職する人も増えてきています。

大学院修了後の就職活動になると、就職する際に年齢がネックになる可能性があります。修士課程修了の場合では25歳前後、博士課程を修了した場合では30歳前後になることが考えられます。そのため、学部卒が圧倒的に多い新卒の枠で応募すると他の就活生との年齢差が目立ってしまいます。とくに民間企業では、新卒枠での採用の場合、「若さ」や「フレッシュさ」が求められることが多いです。


また大学院修了者の場合は、20代の大半を研究に費やしているため、考え方が固まってしまっているというイメージをもたれてしまうことがあります。

そのため、就職活動において、修士課程や博士課程修了者に対して企業にはそういった観点や誤解がある可能性があることを考えて、自身の積極性や、考え方の柔軟さといったことを積極的にアピールすることが重要となってきます。

私は大学も出ていないので大学院にまで行って勉強するなんて全く想像もつきませんが(笑)就職という意味では大学院まで行くのはデメリットもありそうです。目指す方はくれぐれも将来の就職までイメージして進学されるのが良いですね~

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました、心より感謝しています。