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2月8日の記念日は「郵便マークの日」です。1887年（明治20年）のこの日、「郵便マーク（〒）」が決定しました。逓信省（現：総務省・日本郵政）が逓信の「てい」にちなんで甲乙丙丁の「丁」と決定し、2月8日に告知しました。
しかし、世界共通の料金不足マークである「T」と紛らわしいことが分かり、「丁」ではなくカタカナの「テ」を図案化した「〒」とすることが2月19日付けの官報で発表されました。
「郵便マーク」と呼んでいますが、正確には日本工業規格（JIS）
において「〒」は「郵便記号」と呼称されており、「郵便マーク」は「〠」（顔郵便マーク）を指します。また、郵便記号（〒）は日本国独自のもので、日本国外では郵便記号として利用することはできません。
初期の郵便ポストは「郵便箱」と書かれた黒い木の箱でした。街灯などがほとんどなかった当時は、暗くなるとどこに黒いポストがあるのかわからなくなってしまいポストの位置をわかりやすくする目的で1908（明治41）年に赤色ポストが正式制定され、ポストの色は黒から目立つ赤に変更されました。
しかし逆に「ポストは赤でなければならない」という決まりもない為、最近では各地に趣向を凝らした色とりどりの郵便ポストが設置されています(笑)
最後に「ゴールドポストプロジェクト」についてご紹介します～
これは東京2020大会において金メダルを獲得した日本代表選手等にゆかりある地域の郵便ポストを金色に塗り替え、選手等の栄光を称えるとともに、選手等を輩出した地域を盛り上げるプロジェクトです。内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局が日本郵便と協力して推進しています。
その中の１つをご紹介しますと～横浜市出身の青柳晃洋投手＝阪神タイガース＝が、地元で一番使用してきた郵便ポストを金色にしたいという思いから1月28日、横浜商科大学正門前にゴールドポストが設置されました。
また石垣市大川の八重山郵便局店舗前に設置される郵便ポストが2月4日、金色の「ゴールドポスト」に“変身”しました。石垣市出身で、東京五輪野球日本代表として金メダルを獲得した平良海馬投手（２２）＝西武ライオンズ＝の功績をたたえ、記念に設置されました。
更に那覇市内で同日、空手男子形金メダルの喜友名諒選手をたたえるポストも同時に設置されました。
八重山郵便局の我謝誠総務部長（４５）は「県内２カ所のうちの貴重な１カ所となり、従業員としてもうれしい。石垣観光の目玉になれば。市民の皆さまもぜひ見に来て、ご利用いただきたい」と呼び掛けました。
日本郵便沖縄支社によると、同日までに沖縄の２カ所を含む計６４の記念ポストが既に全国に設置されているそうです。皆様の地域にも出来ているかも知れません、是非探してみて下さいね(笑)
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