世界初の地下鉄開通記念日 | ペコちゃん

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1月10日は、ロンドンに世界初の地下鉄であるロンドン鉄道が開通した日です。1863年1月10日、日本は幕末末期の江戸時代~あの「新撰組」が結成されるよりも前に、すでに地中に鉄道を通す技術があったわけですから、さすがは大英帝国。ずいぶん先を行っていたことがわかりますね。

メトロポリタン鉄道によってつくられたロンドン地下鉄は、パディントン駅からキングス・クロス駅までを開削工法により建設。そこからファリントン駅まで切り通しによる工法で工事がすすみました。

ただ、「地下を走る列車」に懐疑的な人は少なくなかったようです。また、新聞各紙は「空飛ぶ自動車と同じくらいバカげた、常識外れなユートピア」「いったい誰がロンドンの不快な暗闇を旅することを望むだろうか」と真っ向から地下鉄を批判しました。

こうした批判をよそに距離にしてわずか6キロほどではあるものの、開通までわずか3年あまりという超スピード、まさしく突貫工事で開通までこぎつけたロンドン地下鉄。最初の大動脈が通ったのが、160年前の今日1月10日のことでした。

ところで、当時の列車は石炭を燃料とする蒸気機関車。それが地下を走る。当然ながら煙がもくもく。ホームは煤(すす)まみれ。おまけにホームに火が飛び移ってボヤ騒ぎになったこともあったそう。危険すぎる…。

その後さまざまな変遷を経て、現在では11路線、270駅にまで拡大。ロンドンナーの移動手段として欠かせない市民の“足”として活躍しています。ちなみにですが、全270駅のうち152駅がじつは、地上部分にあるんですよね、地下鉄なのに(笑)

 

日本では1927年(昭和2年)12月30日、上野~浅草間(2.2km) に日本で初めての地下鉄(現在の東京メトロ銀座線)が開業しました。1925年(大正14年)9月の工事開始から2年3ヶ月で完成しました。所要時間は4分50秒、運賃は何と10銭でした。開業日には物珍しさもあって1日で10万人に近い人が乗車したのです。

 

ロンドンの地下鉄に感心した早川徳次氏(1881~1942年)が東京にもと尽力され、ようやく実現させたものでした。ウイングが回転して通過できる自動改札機~間接照明と新しい事尽くめでした。日本に地下鉄を紹介~導入した早川氏は「地下鉄の父」と呼ばれました。

 

現在の銀座線は東京台東区の浅草駅から渋谷区の渋谷駅間を結ぶ東京地下鉄(東京メトロ)が運営する鉄道路線です。鉄道要覧における名称は「3号銀座線」です。路線名は繁華街の「銀座」に由来します。車体及び路線図や乗換案内で使用されるカラーは「オレンジ」路線記号は「G」となっています。

 

また銀座線渋谷駅は1938年12月に開業し現在では1日約22万人(2018年度)もの乗客が利用する大ターミナル駅となっていますが、当時は先進的だった東横百貨店の建物3階にホームがあるという形も、構造的に上下移動が多く、さらにそのほとんどが階段を利用する必要があるなど、安全面やサービス面で問題が生じてきました。

 

そこで2020年の年末年始、銀座線の一部区間運休にして12月27日の運行が終了した28日0時56分から、のべ約5000名が従事し、1月3日の始発から新しい渋谷駅に移設するべく、24時間不眠不休の作業をしました。お正月返上というのは大変でしたね

 

私は母が生存中何度か地下鉄に乗って銀座や上野や浅草に出掛けたことがあります、東京は道路の渋滞が半端ないので、地下鉄で巡るのは早くて便利で良かったです。

 

そんな地下鉄が初めて開業した記念日を書いてみました~

 

本日も来て下さって読んで頂いてありがとうございました。心より感謝しています。