盗難防止の日 | ペコちゃん

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10月7日の記念日は「盗難防止の日」です、東京都千代田区神田淡路町に本部を置き、損害保険会社の中心的機構である一般社団法人・日本損害保険協会が2003年(平成15年)に制定しました。

日付は「とう(10)なん(7)」(盗難)と読む語呂合わせから。家屋侵入盗難・自動車盗難などの盗難被害を防ぎ、その犯罪をなくすことが目的です。この日を中心に、全国で盗難防止の啓発運動などが行われます。

盗難とは、第三者に金や物を盗まれることで、住居侵入による窃盗や車上荒らし、すり、ひったくりなどが挙げられます。

またオレオレ詐欺をはじめとする特殊詐欺は、2020年(令和2年)は1万3,550件、被害額約285.5億円と、依然として高い水準で発生しています。

 

女性が被害者となることが多い強制わいせつや公然わいせつ、子供が被害者となった凶悪犯や粗暴犯も依然として発生していますが刑法犯の認知件数は年々減少しています。

このような状況の中、刑法犯の認知件数は減少している
にもかかわらず、治安に不安を感じている人が少なくないのが実情です。平成29年9月に内閣府が行った「治安に関する世論調査」では、「最近の治安に関する認識」の問いに対して、「悪くなったと思う」「どちらかといえば悪くなったと思う」という回答が合計で60.8%と半数を超えています。

暗い道でストーカーの尾行や電話におびえる女性、
小さい子供を狙う黒い影、高齢者に電話をかけてだまそうとする黒い影など、心配は尽きません。「日本社会に関する認識」の問いに対して、「地域社会の連帯意識が希薄となった」という項目をあげた人は54.6%で、2番目に多い回答となっています。

 

地域社会の連帯意識が希薄になっている中では、周囲に対して無関心であったり、近所に住む人の顔や名前も知らなかったりするために、不審者が近所をうろついていても気づかない、見て見ぬふりをするなど、地域社会の犯罪を防止する力が低下するということは、自分自身も犯罪の被害に遭う恐れがあるということです。

 

安全で安心して暮らしていくためには、警察がパトロールなどの活動を強化するだけでなく、そこに暮らす人たちが一体となり、自分たちの地域の安全を守るための活動をしていくことが重要ですね。

地域安全活動とは、安全で安心して暮らせるまちを実現するため、それぞれの地域において、地域ぐるみで、犯罪等の防止に取り組む活動をいいます。各地では、地域住民が中心となり、自治体、学校、警察、事業者等と連携しながら、自主的に地域安全活動に取り組んでいる団体が活躍しています。防犯ボランティア団体は、4万6,002団体(構成員は247万7,546人)に上っています(令和2年12月末時点、警察庁)。

 

防犯ボランティア団体のメンバーは、その地域に長く住んでいる方が多いのですが、地域によっては、学生などの若い人たちや、企業などで日中働いている人たちが参加している事例もあります。

 

防犯ボランティア団体の活動には次のようなものがあり、活動地域の自治体、学校、警察などと連携しながら、地域環境や、地域で多く発生している犯罪などそれぞれの実情に合わせた様々な活動が行われています。

 

<防犯ボランティア団体の主な活動>
・グループで夜間の見回りをする地域住民
・地域の防犯パトロール活動

(徒歩による夜間の見回り、青パト(※)による見回りなど)


・地域の環境浄化活動

(落書き消し、清掃など)
・防犯広報活動

(防犯教室、街頭などでの防犯キャンペーン活動など)
・子供の安全を守るための登下校時などの

見守り活動、高齢者世帯への戸別訪問

 

・青パト(青色回転灯を装備する自動車)

青色回転灯を点灯させて行う自主防犯パトロールのことです。「青色防犯パトカー」または「青色防犯パトロール」などとも言われています。

通常、自動車に青色回転灯を装備することは禁止されていますが、一定の要件を満たす団体・組織が防犯パトロールを実施する場合には、各県警本部長の証明を受けて、自動車に青色回転灯を装備して防犯パトロール活動を行うことができます。

 

青パトを使った防犯パトロール活動は、夜間でも人目につきやすい、広い範囲をパトロールできるといったメリットがあります。防犯パトロール活動に青パトを使いたいという場合は、パトロール地域を管轄する警察署にご相談ください。
 

※防犯協会:
おおむね警察署の管轄区域ごとに、自治会・商店会・企業
などによる「地区防犯協会」が組織され、「防犯連絡所」や「防犯指導員」、ボランティア団体などと連携して、地域の防犯活動に取り組んでいます。防犯協会の連合体として、都道府県単位の防犯協会、全国組織としての全国防犯協会連合会があります。

 

例えば、町内でのあいさつ、声かけ運動、通学路の立番活動など、地域の中でのちょっとしたコミュニケーションや活動によっても、地域を見守る機会が増えることになり、不審者を寄せ付けにくくするといった効果があります。ウォーキング、ジョギング、買い物、犬の散歩、花の水やり等の日常生活や事業活動の機会に、防犯の視点を持って見守りを行う「ながら見守り」という取組もあります。

刑法犯の認知件数は、2003年(平成15年)以降減少を続け、2016年(平成28年)には初めて100万件を下回りました。また2020年(令和2年)は約61万件となり、前年に引き続き戦後最少を更新しました。そして盗難の発生件数も徐々に少なくなっていますが、それでも2016年(平成28年)には約9万5000万件も発生。

子供や女性が被害者となる犯罪は後を絶たず、高齢者を狙った特殊詐欺の被害は深刻化するなど、犯罪に対して不安を抱く人が少なくないです。家を出る時はしっかり戸締りをして、人混みの中や夜道を歩く時は十分に気を付ける必要がありますね。

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました、心より感謝しています。