中秋の名月&日本ウィスキー100周年 | ペコちゃん

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昔から美しい満月が見られるという「秋分」(9月23日頃)の前後半月の期間(1ヵ月間)、旧暦8月15日~16日の夜(八月十五夜)の月を「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」と呼びます。古くから月見をして美しい月を愛でる慣習があります。

・中秋の夜に雲などで月が隠れて見えないことを「無月(むげつ)」、

・中秋の晩に雨が降ることを「雨月(うげつ)」

と呼び、月が見えないながらもなんとなくほの明るい風情を賞するものとされます。また

・「望月(もちづき)」は満月を指し、俳諧では旧暦8月14日~15日の夜を「待宵(まつよい)」、16日~17日の夜を「十六夜(いざよい)」と称して名月の前後の月を愛でます。

 

秋といえば“お月見”。秋風が爽やかな夜、ベランダや庭先に出て、“月見ウイスキー”というのも風流ですね。

1923年に山崎蒸溜所が誕生して以来、長い歴史のなかでさまざまな個性を開花させてきた「ジャパニーズウイスキー」は、今年2023年で生誕100周年を迎えます。

 

山崎蒸溜所でサントリーの国産ウイスキー第1号「白札」が誕生したのは、蒸溜所開設から6年後の1929年。当時の“舶来盲信の時代は去れり”という広告コピーは、新しい時代の幕開けを宣言する、鮮烈なメッセージとなりました。

 

以来、国産ウイスキーは着々と人々の生活のなかに溶けこんでいき、ついにʼ80年には、サントリーの「オールド」が、1240万ケースという酒類史上空前の大ヒットを記録。

 

2001年にはイギリスのウイスキー専門誌が主催するコンペティションで、ニッカの「シングルカスク余市10年」が世界総合第1位に選ばれ、それ以降ジャパニーズウイスキーの品質の高さや多様な個性は国内外で高く評価されるようになり、今日まで続く世界的なジャパニーズウイスキーブームの時代が到来しました。

当初はサントリーやニッカといった大手メーカーが牽引していたジャパニーズウイスキーブームでしたが、異業種から新たに参入したり、個人で蒸溜所を立ち上げたりと、
地域に根差したウイスキー造りで、ジャパニーズウイスキーは新時代に突入。


その中の1つが、キリン富士御殿場蒸溜所を代表する「富士」です。麦芽のみを原料としたモルトウイスキーと、麦芽ではない穀類が主原料のグレーンウイスキーを製造することです。原料や製法も違う2種類を、一つの蒸留所で製造するのは世界でもまれ。


製法だけでなく、味も個性的で、清らかな中に広がる、フルーティーで華やかなスタイルのきらきらと琥珀色に輝くウイスキー。この味わいを売りに出せたのは、富士山の伏流水が流れる御殿場の自然があったからこそ。


蒸留所は2023年に創業50周年を迎えるのを機に、御殿場でのウイスキー造りの歴史を伝える取り組みを開始。その一つが、御殿場駅前に設置された、重さ1.7トンのモニュメント。50年間、ウイスキー造りに実際に使われてきた蒸留器・ポットスチルです。

御殿場はウイスキーの町でもあり、富士の伏流水をすごく大切にしているので、そこを一緒に伝えていければとしており、工場では産業遺産となった古いポットスチルに変わり、新たな機械を導入。伝統を生かしつつ、次の時代につながるウイスキー造りへの挑戦が始まっています。


ロックやストレートを一口一口、よりゆっくりと味わいたくなる季節を迎えますね。 “実りの秋”と呼ばれるように、ウイスキーによく合うフルーツはもちろん、海の幸も脂が乗っておいしい時期です。

 

甘い梨やいちじく、森の香りを感じさせるきのこ。秋刀魚、秋鯖は、焼いてはもちろん、スモークすればウイスキーと絶妙にマッチします。

そんな満月の夜は、グラスにも真ん丸の氷を入れてウイスキーを愉しんでみてはいかがでしょう。秋の夜長の名月を、秋の味覚とおいしいウイスキーでお愉しみくださいね。

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました、心より感謝しています。