人間ドックの日 | ペコちゃん

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7月12日の記念日は「人間ドックの日」です。「人間ドック」が日本で行われるようになったのは、今から80年以上前のこと。最初に組織的に行われたのが1954年7月12日だったことから、日本人間ドック学会では7月12日を「人間ドックの日」として制定しました(日本記念日協会により、2019年5月31日に認定)。

 

日本人間ドック学会では、より多くの方に人間ドックを受診していただくことで、病気の早期発見につなげ、国民の健康増進に寄与することを目的としています。


厚生労働省の健診(健康診断や健康診査)や人間ドックの受診状況の調査を見ると、その受診率は年々増加。その一方で、女性の受診率はどの年代でも男性より低く、特に30~39歳の受診率は他の年代よりも低いという結果が出ています。

結婚・出産など、ライフステージの変化が大きく、責任のある仕事を任せられるようになるなど、忙しい世代であることが影響していると予想されますが、さまざまな体の変化が起こる世代でもあることを心に留めておきましょう。


人間ドックは種類も費用もさまざまで、どう選べばよいか迷うことも多いものです。本記事では人間ドックの種類や所要時間、費用の目安のほか、比較的すいている時期や予約時のポイントなど、人間ドックを選ぶ際におさえておきたいトピックスをまとめました。

人間ドックには、基本的な検査を中心とした人間ドックから、特定の部位をより詳しく調べる専門ドックなどさまざまな種類があり、所要時間や費用は種類やプラン、検査の組み合わせなどによって異なります。また、同じ検査であっても医療施設によって費用が異なります。

忙しい方にとっては、人間ドックの所要時間も気がかりのひとつでしょう。しかし、そもそも人間ドックの大きな目的は、会社の健康診断などでは見つかりにくい病気や病気のサインを早めに発見することであり、そのためには自身に適した検査を受けることがとても大切です。

 

人間ドック選びの際には所要時間を重視するより、体調や年齢、生活習慣、家族の既往歴などを勘案し、自身が調べたい項目を明確にしておきましょう。人間ドックには多くの種類があります。人間ドックを選ぶポイントは、性別と年齢です。

【受診義務】
会社の年1回の健康診断は、労働安全衛生法により会社の実施義務と従業員の受診義務が定められています。一方、人間ドックに義務はなく、受診は個人の自由です。

【費用負担】
会社が実施する健康診断の費用は会社が負担するため、受診者の費用負担はありません(オプション検査等を除く)。対して、人間ドックの費用は基本的に自己負担です。

 

また、費用は風邪などで医者にかかるとき(保険適用、窓口3割負担)と異なり保険が適用されません。たとえば人間ドックの費用が3万円であれば、全額の3万円を支払います。ただし、お住まいの自治体やご加入の社会保険等が人間ドック費用の助成(補助)を行っている場合があります。

【検査項目】
会社の健康診断では基本的に血圧、肝機能検査、血糖検査、尿検査、胸部X線(レントゲン)検査といった11種類20項目程度の検査が行われます。対して、人間ドックの基本検査は50項目程度です。検査項目が多いぶん、発見できる病気や病気の兆候は会社の健康診断より多くなります。

 

人間ドックのプラン・コースには大きく「日帰り」「宿泊」があります。また、特定の部位をより詳しく調べる専門ドック、性別による罹患リスクに着目した「メンズドック」「レディースドック」などもあります。それぞれの概要とプラン例を紹介します。


●日帰り(半日・1日)人間ドック
日帰りで受診可能な人間ドックです。「半日」「1日」の名称がついたプラン・コースがありますが、「午前中に終わるのが半日プラン」「午後までかかれば1日プラン」といった明確な定義はなく、医療施設が自由に名称をつけています。

基本的な検査のみであれば、プラン名にかかわらず4時間以内で受診可能な医療施設がほとんどです。1~2時間の効率的なプランもあれば、内視鏡検査やがんの検査も加え4時間程度のプランもあるなどバリエーションは多岐にわたり、所要時間は検査内容によって異なります。「半日」「1日」のプラン名にとらわれず、検査内容を確認するようにしましょう。

日帰り人間ドックの多くは午前中にスタートし、昼ごろに終了します。なかには午後開始の2~4時間程度のプランを実施している医療施設もあります。

〇プラン例1:半日人間ドックスタンダードプラン


【所要時間の目安】1~3時間
【検査内容】基本的な検査、肝炎検査など
【費用】約35,000円
【こんな方におすすめ】
・効率よく基本的な項目をチェックしたい方
・生活習慣が気になる方

〇プラン例2:胃カメラ・大腸カメラありの半日人間ドックプラン


【所要時間の目安】2.5~3時間
【検査内容】基本的な検査、胃内視鏡(胃カメラ)検査、大腸内視鏡(大腸カメラ)検査、肝炎検査、梅毒検査など
【費用】約65,000円
【こんな方におすすめ】
・胃腸のコンディションが気になる方
・がん、生活習慣病を早期に発見したい方

〇プラン例3:腫瘍マーカーつき1日人間ドックプラン


【所要時間の目安】4時間
【検査内容】基本的な検査、腫瘍マーカー検査など
【費用の目安】約45,000円
【こんな方におすすめ】
・効率よく基本的な項目をチェックしたい方
・がん、生活習慣病を早期に発見したい方

〇プラン例4:たっぷりオプション1日人間ドックプラン


【所要時間の目安】4時間
【検査内容】基本的な検査、腫瘍マーカー検査、胸部CT検査、内臓脂肪計測目的CT検査、頸部超音波(エコー)検査、喀痰細胞診検査、肝炎検査、梅毒検査など
【費用の目安】約97,000円
【こんな方におすすめ】
・肺の状態や肥満の程度が気になる方
・がん、生活習慣病を早期に発見したい方

●宿泊人間ドック


泊まりがけで行われる人間ドックで、1泊2日が中心です。1日目にほとんどの検査を行い、2日目は短時間の検査のみで午前中に終わるプランや、1日目は基本的な検査と食事制限(夕食)、2日目に胃内視鏡(胃カメラ)検査などを実施するプラン、基本的な検査に頭部MRIや胃、大腸内視鏡なども加え2日間かけて全身をじっくり調べるプランなど、検査内容やスケジュール、所要時間は医療施設によってさまざまです。

宿泊場所は医療施設内、または医療施設が提携しているホテルの2パターンがあります。宿泊や食事(絶食時以外。クーポンのケースもあり)の費用も人間ドック料金に含まれていることが多く、なかにはラグジュアリーなホテルと提携している医療施設もあります。ただし、宿泊中も医療施設管理下にあるため、食事制限や外出制限などを守る必要があります。

〇プラン例1:1泊2日人間ドックプラン


【所要時間の目安】1日目4~5時間、2日目1~2時間
【検査内容】基本的な検査、胸部CT検査、胃内視鏡(胃カメラ)検査、下腹部超音波(エコー)検査、腫瘍マーカーなど
【費用】約68,000円
【こんな方におすすめ】
・ゆとりあるスケジュールで受診したい方
・自宅では食事制限を守れるか不安な方
・がん、生活習慣病を早期に発見したい方

〇プラン例2:CT検査つき高級ホテル泊人間ドックプラン


【所要時間の目安】24時間(1日目12:00~2日目12:00まで)
【検査内容】基本的な検査、頭部CT検査、胸部CT検査、腹部CT検査など
【費用】約115,000円
【こんな方におすすめ】
・特別感を味わいながら人間ドックを受けたい方
・頭から腹部まで、CT検査で詳しく調べたい方

●その他専門ドック(脳ドック、心臓ドック、肺ドック、メンズドック、レディースドック)
脳や心臓など、気がかりのある部位・臓器をピンポイントで調べる専門ドックもあります。脳ドックのみなど単体で行っているものもあれば、日帰り・宿泊人間ドックにオプションで追加できるケース、プラン内にあらかじめ組み込まれていることもあります。

 

人間ドックは個人が受けたいときに受けるもののため、明確な繁忙期・閑散期はありません。ただし、人間ドックだけではなく会社などの健康診断も行っている医療施設が多いため、目安として、企業健診が始まる4月以降から秋口までは混みやすい傾向にあります。

一方、比較的すいているのは12~2月です。年末年始や寒い時期は予約が取りやすく、待ち時間も繁忙期より短くすみます。ただし、この時期は気温が低く、血圧が変動しやすくなります。医療施設にはゆとりを持って向かいましょう。
また、人間ドックは年に1回、同じ時期に受けることが推奨されています。毎年同時期に受診可能かどうかも勘案のうえ、予約しましょう。

 

どんな病でも早期に発見できれば治療の選択肢は広がります。自分の体を守れるのは、他でもない自分自身。家族の健康を気にするばかりではなく自分の体の小さな変化にも気を配り、1年に1回の健診や人間ドックを習慣に。市民検診のお知らせも見逃さないようにしてくださいね。

 

本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました、心より感謝しています。