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7月6日の記念日は「メロンの日」です。全国のメロン産地の自治体が参加する「第2回全国メロンサミット in ほこた開催実行委員会」(茨城県鉾田市)が制定しました。
全国的にみてメロンの出荷量がいちばん多い時期であり、「6」という数字がメロンの形に似ていることから各産地ごとにふさわしい月の6日にメロンの美味しさをより多くの人に知らせて消費の拡大を図ることが目的で記念日として2016年に正式に認定・登録されました。
全国メロンサミットは、全国19のメロン産地が一同に集結するメロンの大祭典です。スペシャルゲストを迎えて、メロンクロストークやライブクッキングなどが行われます。
メロンは、ウリ科キュウリ属の植物で、北アフリカや中近東地方の原産地と推定されましたが、最近の遺伝子研究によれば、インドが原産地と裏付けられました。
紀元前5世紀頃にエジプトで作られた苦味の少ないメロンが地中海を超えてヨーロッパに渡りました。当時のメロンはキュウリよりは甘いという程度で、サラダや酢漬けにされました。
その後、甘いメロンが作られるまで数世紀に及ぶ改良の努力が行われ、果実を食用にする果菜類として栽培化され、かなり早くにユーラシア大陸全域に伝播しました。
日本列島にも貝塚から種子が発掘されていることや、瀬戸内海の島嶼などに人里近くで苦味の強い小さな果実をつける野生化した「雑草メロン」が生育していることから、既に縄文時代に伝わり、栽培されていたと考えられています。日本では古来「ウリ(フリ)」の名で親しまれてきました。
茨城県鉾田市は日本一のメロン生産地です。全国シェアは何と25%に及びます。
日本一の秘密は、温暖な気候と太平洋からの潮風、そして水はけの良い大地、甘くて香り高いメロン作りに最適な環境なのです。
そして様々な品種を栽培しているため春~秋と長い期間でメロンを出荷しています。その中でも、7月ごろまでに旬を迎える「初夏メロン」の代表的な3つの品種をご紹介します。
◎赤肉の代表格「クインシー」
緑色の皮と、鮮やかなオレンジ色のコントラストが美しい赤肉品種。まろやかで上品な甘さ、なめらかな舌ざわりの果肉が特徴です。ちなみに、オレンジ色は「カロテン」を多く含んでいるから。
◎緑肉の定番「アンデス」
初夏メロンの緑肉の定番がこのアンデス。コクのあるしっかりした甘みと、厚い果肉が特徴的。
味の良さに対して価格もお手頃とあって人気の高い
品種です。名前の由来は「安心ですメロン」なんだとか。
◎茨城県オリジナル品種の「イバラキング」
10年以上もの時間をかけて、400通りを超える掛け合わせを
経た末に選ばれた茨城県オリジナルのメロン。
大玉で香り高く、きめ細やかな果肉。そして、さっぱりと
爽やかでクセのない甘さを堪能できます。
通常、メロンは完全に熟しきる前に畑から収穫され、
市場に出荷されています。そして店頭に並んでから
皆さんの食卓に届くまでに追熟が進み、食べ頃を迎えるもの。
しかしメロン狩りでは「木熟」=畑で完熟を迎えたメロンに
出会うことができるのです。初夏に果物狩りを楽しむなら、
甘くてみずみずしいメロンの収穫体験がおすすめです。
ここで、メロン狩りの極意5箇条を、以下に書きますね。
●葉が枯れているのが完熟の証!
メロンはひとつの樹に対して複数の実をつけています。
実に近い部分についている葉が、黄色くなって枯れているのが
完熟のしるしです。
●大きくて、重いメロンを選ぶべし!
良さそうなメロンを見つけたら、ハサミを入れる前に両手で
果実を軽く持ち上げてみましょう。大きくて、重いものを選ぶのが、
よりおいしいメロンに出会うコツ!持つときは落とさないように
気を付けてくださいね。
●熟しすぎて割れていないかどうかをチェック!
成熟が進むとメロンにひびが入り、割れてしまうことがあります。
これを「完熟割れ」といいます。木熟のメロン狩りの際には、
完熟割れしていないかどうかも忘れずチェックしましょう。
●マイメロンを決めたら、ツルを残してカット!
じっくり選んで、「これ!」というひと玉を決めたなら、
ハサミで木からカット。この時に、実の根元ではなくT字型に
ツルを残してカットしましょう。
そうすると、メロンを痛めずに収穫できるそうです。
●狩ったメロンは、すぐ食べておいしい!
メロン狩りで収穫したメロンは木熟のため、スーパーで
購入したものとは違い追熟は不要。持ち帰ったら、
早めに食べるのがおすすめです。保存は常温で、
食べる直前に冷蔵庫で冷やしてからカット!
子供の頃は、プリンスメロンを主に食べていましたが、
今は網目模様のメロンが多く出回っていますね~
メロン狩りはまだ体験していませんが、これからの季節、冷やしたメロンを味わえるのが楽しみですね(笑)
本日も来て下さって読んで頂きありがとうございました。心より感謝しています。