先日、創作中華料理 清水亭さんを見学してきました。この店舗は「武漢」の郷土料理をルーツとする創作中華料理のレストラングループです。

 

日本のニュース記事を見ると、昨今の中国経済については悲観的な報道内容が多いですが、この店舗では連日数時間におよぶ入店待ちの行列が続いており、不景気報道などどこ吹く風...というような印象です。

 

コ○ナが収束した2023年以降、中国飲食業界はものすごく極端な二極化が進んでおり、勝ち組・負け組という結果がハッキリと出てきています。以前の好景気を背景とした「適当な営業を続け、他店との差別化を行ってこなかったレストランや飲食企業」は、ことごとく事業の撤退レベルにまで業績が追い込まれています。また逆にコ○ナ下においても、自らの事業やサービスを真摯に追求・改善を続けてきたレストランや飲食企業は、どの店舗も非常に業績が良いです。

 

ここから察するに、中国の飲食業界はバブル経済崩壊後の日本と同じく、差別化・細分化・本格化の時代に突入したのだと推察します。これまでのような、好景気に任せた適当な経営を続けていては生き残れない...という風に感じます。

 

清水亭さんでは武漢の郷土料理をベースに、様々なアレンジを施した創作中華料理を展開しており、一般的な中華料理店とも差別化が図れ、更に自社農場で栽培した安全な食材を店舗で提供しているとの事。

 

...こういった顧客に寄り添った努力や改善を惜しまないレストランや飲食企業のみが、今後の中国では生き残っていけるのだと思います。

 

 

 

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