言わずとしれた ルイス・キャロル の永遠のファンタジーを、ディズニーがアニメ化した

50年公開の 「Alice in Wonderland」 の主題歌としてあまりにも有名ですね。

作詞 ボブ・ヒラード 作曲 サミー・フェイン のこの曲は

ワルツのテンポと美しいメロディが印象的で、映画では混声コーラスにより歌われていました。

ディズニー映画には、他にも 「星に願いを」(ピノキオより) や 「いつか王子様が」(白雪姫より)など

ジャズのスタンダード化した楽曲が多数あります。






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そんなディズニーの名曲達を集めた57年の デイヴ・ブルーベック・カルテットによる

「デイヴ・ディグズ・ディズニー」

 盟友 ポール・デスモンド (as) 作の 「テイク・ファイヴ」 を含む 

59年のアルバム 「タイム・アウト」 の絶頂期に至る直前のカルテットの演奏です。

ノーマン・ベイツ (B) が参加した最後の作品で、この後 ジーン・ライト (B) と交代して

名手 ジョー・モレロ (Ds) と黄金のカルテットを結成することとなります。



”最もスウィングしないピアニスト” などと陰口をたたかれた事もある ブルーベック ですが、

彼のアルバムは、私もハッキリ言って デスモンド の柔かいアルト目当てで聴いています。

でも、このアルバムは題材が合っているのか、適度なスウィングが却って気持ち良いのです。

もともと子供向けの曲だけに、ノリの凄い ”熱演” を繰りひろげられてもねえ・・



ブルーベックが5人の子供達とディズニーランドに行った時に、この企画を思いついたそうです。

今では珍しくもなんともないのでしょうが、50年代に制作したという先見性には脱帽です  m(..)m









正確には、 ボー・ドナルドソン&ヘイウッズ という長い名前ですが、その名のとおり

ドナルドソン (Key,Tp,Vo) を中心にした7人編成のグループで

72年ファミリー・プロダクションズ からリリースした 「スペシャル・サムワン」 が

全米64位となり初ヒットし、同名のアルバムも発表しています。


これに目を付けたのが ダンヒル で グラス・ルーツ や ハミルトン、ジョーフランク&レイノルズ などを育てた

敏腕プロデューサーの スティーヴ・バリ です。

早速ABCに引き抜き、グラス・ルーツ と同じミュージシャンとエンジニアとスタジオで

しかも当時の売れっ子作曲家の作品を録音させます。

ミッチー・マレー=ピーター・カレンダーやマイク・プライス=ダン・ウォルシュ、ニール・セダカ

ダリル・ホール=ジョン・オーツ 等々


そして、その成果はすぐに現れます。このブログでも取り上げましたが、

もともと ペーパー・レースの全英No.1ヒットの「悲しみのヒーロー」 が74年全米1位に、

「スカイ・ハイ」のヒットでおなじみの ジグソー のオリジナル 「恋のあやまち」 を全米15位に送り込みます。






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75年の通算6枚目のシングル 「アメリアの想い出」 も デニス・ランバート=ブライアン・ポッターによる名曲です。

1906年にサンフランシスコで起きた大地震を題材にしたこの作品は、

まさに グラス・ルーツ に通じる一連のダンヒル・サウンドを想わせる素晴らしい仕上がりで、 

スティーヴ・バリ の手腕を改めて認識させられます。

何故かヒットせずにトップ100にも入っていませんが、 百聞は ”一聴” にしかず で

ダンヒル好きにはたまらないチューンです     (^∇^)








コーヒー・ブレイクではないですが、ジャケットについてのどうでもいい話を

時々挟んでいこうかと思っています。



「クールに気取って歩く」 という意味のこのアルバム。

タイトルもジャケットも、ジャズ・ファンなら知らない人はいないという

58年の ソニー・クラーク (P) の名盤です。




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アメリカでは全く話題にならなかったのですが、輸入盤が手に入るようになった60年頃から

日本のジャズ喫茶で毎日リクエストされるようになり、人気が決定的になりました 等々

なあんて事は今回はどうでもよくて、このスラリとした美脚の持ち主は誰か?

気になりませんか?  なに、どうでもいい  いや私は気になって夜も眠れません (昔こんなネタあったような)



一説にはブルー・ノートのオーナーの アルフレッド・ライオン の奥さんではないかという噂もありました。

この時期ほとんどの ブルー・ノート のジャケット写真は フランシス・ウルフで、

ジャケット・デザインは リード・マイルス でした。

ところが、このレコードのクレジットには、ウルフ の名前は有りません。

誰が誰を撮ったのでしょうか?



アルフレッド・ライオン の証言を引用します。


「あれは、ジャケット・デザインを引き受けていた リード・マイルス のアシスタントなんだ。」


ある時 ライオン はジャケット・デザインの打ち合わせをするために マイルス の所属する事務所を訪ねました。

話しているうちに昼食の時間になり、アシスタントも誘って近くのレストランへ行く事になります。


「タイトルは クール・ストラッティン に決まっていたんだが、デザインのアイデアが湧かない。

休憩しようという事となり、外へ出た。すると、マイルス が ちょっと待っててくれ と言って

慌ててオフィスからカメラを取ってきた。そしてアシスタントの写真を何枚か写したんだ。」



現在では、このアシスタント嬢 名前も判りませんが、これだけの美脚の持ち主の全身を一度拝んでみたいものです。





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日本限定で コンプリート・セッション というアルバムが出ていますが、

この中に、この時 マイルス が写した残り7枚の写真がブックレットに掲載されていますよ  ≧(´▽`)≦