言わずとしれた ルイス・キャロル の永遠のファンタジーを、ディズニーがアニメ化した
50年公開の 「Alice in Wonderland」 の主題歌としてあまりにも有名ですね。
作詞 ボブ・ヒラード 作曲 サミー・フェイン のこの曲は
ワルツのテンポと美しいメロディが印象的で、映画では混声コーラスにより歌われていました。
ディズニー映画には、他にも 「星に願いを」(ピノキオより) や 「いつか王子様が」(白雪姫より)など
ジャズのスタンダード化した楽曲が多数あります。

そんなディズニーの名曲達を集めた57年の デイヴ・ブルーベック・カルテットによる
「デイヴ・ディグズ・ディズニー」
盟友 ポール・デスモンド (as) 作の 「テイク・ファイヴ」 を含む
59年のアルバム 「タイム・アウト」 の絶頂期に至る直前のカルテットの演奏です。
ノーマン・ベイツ (B) が参加した最後の作品で、この後 ジーン・ライト (B) と交代して
名手 ジョー・モレロ (Ds) と黄金のカルテットを結成することとなります。
”最もスウィングしないピアニスト” などと陰口をたたかれた事もある ブルーベック ですが、
彼のアルバムは、私もハッキリ言って デスモンド の柔かいアルト目当てで聴いています。
でも、このアルバムは題材が合っているのか、適度なスウィングが却って気持ち良いのです。
もともと子供向けの曲だけに、ノリの凄い ”熱演” を繰りひろげられてもねえ・・
ブルーベックが5人の子供達とディズニーランドに行った時に、この企画を思いついたそうです。
今では珍しくもなんともないのでしょうが、50年代に制作したという先見性には脱帽です m(..)m


