所謂「非実在青少年(児童)ポルノ」が児童に対する性的虐待を誘発するとみなされ、厳しい 規制 がなされている国もありますが、
残念ながら、その試みは 性犯罪の抑止に効果がないことはデータが証明しています。

無論、性犯罪については被害者が被害を警察に届け出ない「暗数」の問題もあり、いじめの問題と同様に表に出ている数字だけで 被害を過小評価すべきではないのは確かなのですが……。



ですが、ポルノに対する表現規制が性犯罪の抑止に効果がないのは事実です。

実在する青少年(※児童)に対して行われる性的搾取 は絶対にあってはなりませんし、
最近ニュースにも取り上げられた「画像生成AI」による実在する児童を素材とした性的画像 によって受ける実害を考慮すれば、被害者がいるものに限っては 何らかの対策は必要でしょう。

それでも、マンガやアニメ、同人誌などの二次創作物 「性的表現」まで規制を加えるべきではないと思います。


今から10年くらい前に、ネットのニュースで見た記事ですが、
カナダに入国しようとした米国籍の男性のパソコンのフォルダにあった「魔法少女リリカルなのは」二次創作物 が「児童ポルノ」と見なされ、カナダの治安当局に逮捕されたことがありました。



性的な画像であったとはいえ、高町なのはフェイト・テスタロッサ も アニメの登場人物 であり、
所謂「非実在」で、本来なら 被害者は存在しない 筈です。


   アメリカ人男性が日本の漫画同人誌の画像をためたパソコンをカナダに持ち込んだところ、児童ポルノ所持として逮捕されたと海外メディアで報じられた。日本人がこうした漫画を海外に持ち出した場合も、同様なことが十分起こり得るという。


   この男性が持っていた漫画の1つは、テレビアニメ「魔法少女リリカルなのは」に性的な描写を加えたパロディ風の同人誌漫画らしい。

有罪なら最低でも懲役1年



   20代半ばのプログラマーという男性は、こうした漫画をいくつか持ってカナダの友人を訪ねようとした。ところが、空港でカナダの税関職員にパソコンを調べられ、「リリカルなのは」を元にした同人誌などの画像を児童ポルノとみなされた。そして、警察にパソコンを押収されたうえ、男性自身も逮捕されたというのだ。


   男性は、裁判で有罪判決が下されれば、最低でも懲役1年になるという。


   このニュースは、いくつかの地元ネットメディアが2011年6月24日に報じた。日本でも、ブログなどで取り上げられて話題になっている。


   カナダでは、漫画などでの性的表現でも違法になりうる。いわゆる「準児童ポルノ」が全面規制されているのだ。


   性的描写のある日本の漫画を持ち込んだケースでは、05年10月に初めて有罪判決が下された。26歳のカナダ人男性が15冊を持っていたところを税関に見つかり、警察の家宅捜索で、さらに63冊が押収された。また、この男性は、ネット上で漫画画像を大量にダウンロードしていた。


   裁判では、子どもが実際に関わっていないとして、18か月の執行猶予になったものの、100時間のボランティア、ネットアクセス禁止、5年間の性犯罪者名簿掲載が命じられた。その後は、法改正でさらに罰則が厳しくなっているようだ。


   カナダではその後も、日本の漫画など所持で摘発が続いた。

国や州によって、規制は厳しい

   2009年10月には、20歳の双子のカナダ人兄弟が日本のロリータ系アニメ画をネット上でダウンロードしたことが児童ポルノ法違反に問われ、懲役3か月、執行猶予18か月の判決を受けた。2人は、性犯罪者登録され、執行猶予の期間、子どもたちとの接触も禁じられたうえ、矯正プログラムを受けなければならなかったという。


   欧米では、国や州によって、児童ポルノの規制は厳しいようだ。


   例えば、米アイオワ州では10年2月に、40歳男性が持ち込んだ日本の漫画7冊が児童ポルノと認定され、懲役6か月の実刑判決を受けている。


   日本人がカナダなどにこうした漫画を持ち込んだ場合、やはり逮捕されてしまうのか。


   在日カナダ大使館の広報部では、「そうした可能性はあります」と認めた。


「性的な表現がある漫画も児童ポルノとみなされれば、禁止グッズになります。こうしたものは国内に持ち込むことはできず、過去には逮捕された例も確かにあります」

  

  また、外務省の海外邦人安全課では、日本人が逮捕された例は聞いたことがないとしながらも、「国や州によっては、その可能性は十分あります」と明かす。

 
「こちらでは特に注意を呼びかけていませんが、お土産として日本の週刊誌を持ち込んで、ポルノとみなされて没収されることはよくあります。それが漫画とはいえ児童ポルノとみなされたら、ずっと厳しくなります。これまで、たまたま持ち込む人がいなかったのか、見つからなかったのかは分かりません。しかし、海外では、児童ポルノにセンシティブなので、そう見られる可能性がある漫画などを持ち込むことは、はっきり言ってお勧めしませんね」



カナダの性犯罪率は 世界ワースト7位 と かなり高い国です。

性的暴行を目的とした児童の誘拐 も頻繁に起きており、
北米では「アンバーアラート」という電光掲示板で、行方不明児童の情報が地震速報のように流れています。


第7位はカナダです。


警察に届けられたすべての暴力犯罪の中で、性的暴行がカナダで報告率の急激な上昇を見せています。


huffingtonpostによれば、同国では毎年46万件の性的暴行が発生しているとされています。


1,000件中33件が警察に報告され、29件が犯罪として記録されています。


北米の女性の4人に1人は、一生の間にレイプの被害を受けるといわれています。


11%の女性がこの性的被害の結果、身体に傷害を受けています。


統計によると、警察に届けられるのはわずか6%で、被害者の80%以上は女性で、事件の多くは家庭内で発生し、加害者の80%は被害者の友人や家族です。







PCのフォルダ内にあったアニメ美少女のエロ画像で逮捕に踏み切ったカナダ ですが、

一方で、成人男性 を 女児 として扱い、女子更衣室まで使用させることを許可する暴挙にも出ています。


当然、少女たちは 自称「メロディ ワイズハート」(※本名、ニコラス・J・ゼペタ。職業「大学教授」) の存在に怯え、児童の保護者は警察に通報しましたが、

警察は事件として取り合わず、カナダ水泳連盟は「水泳はすべての人のためのものであると信じている」と声明を発表しました。


そう。

まさに、こんな感じですね。

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