子供相手に、天皇・皇室 について どのように説明するのかというのは、とても重要な「課題」であります。

容量の都合上、まとめるのにはとても苦労を要しましたが、
とても良い勉強の機会を与えていただいたので、それに関しては質問者に対して素直に感謝しなければなりません。

残念なのは、その質問者が「天皇は総理大臣を任命する人」程度で自己完結してしまっているところです。



  • 忍(しのび)さんへの返信
    Re:無題
    >忍(しのび)さん

    そもそも男尊女卑とか言ってる時点で、皇室を盛大に腐しててビビるんですが…
    天皇家が一般的に認識される家とは違うと言ったばかりなのに、男尊女卑なんていう俗世の価値観に当てはめるのはおかしくないですか。
    大体、皇后陛下は「卑」なんですかね?

    そして女系天皇容認したからと言って、必ず子が生まれるとは限らないから、皇統断絶を本当に恐れるなら、それだけじゃ足りねーだろってずっと言ってますよね。
    旧宮家を全否定するなら、他の案はないのかと。


    でなければ、しのび氏は単に個人的なイデオロギーを押し付けたいだけで、この問題を真面目に考えていないと見なすしかないんですよ。
    何十日もこれだけ議論してきて、女系容認論しか出てないんですから、固執してるのはどっちなんだと。

    冗談はハンドルネームだけにしてもらえませんかね。



>MoGaさん

天皇皇后両陛下や、皇族方が男尊女卑を推奨・是認されているなどとは言っていません。

即位の礼で日本国憲法を遵守することを宣言されている天皇陛下(※上皇さまも含む)が、
「皇室の伝統」を遵守する上でも、常識から逸脱した因循姑息な手段を肯定される筈がありません。


上皇后さまも、平成21年4月の記者会見で、皇室としての「伝統」のあり方について以下のように仰られています。

https://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/kaiken/kaiken-h21-gokekkon50.html 


質問の中にある「皇室」と「伝統」,そして「次世代への引き継ぎ」ということですが,陛下はご即位に当たり,これまでの皇室の伝統的行事及び祭祀とも,昭和天皇の御代のものをほぼ全部お引き継ぎになりました。また,皇室が過去の伝統と共に,「現代」を生きることの大切さを深く思われ,日本各地に住む人々の生活に心を寄せ,人々と共に「今」という時代に丁寧にかかわりつつ,一つの時代を築いてこられたように思います。

国会で議決された「法律」である現行の皇室典範の「男系男子」についても、皇室の意思を反映したものとは言えません。

古俗である男尊女卑を批判することが皇室を腐すことになるというのは、幼稚な言い掛りでしかありません。




そして、男尊女卑の陋習を維持する目的での「旧宮家」活用案は、
百歩譲って好意的に評価したところで違憲の疑義は避けられませんし、皇統の護持においては全く役に立たない拙論
です。

明らかにされているだけで「復帰」に言及されている「旧皇族」の伏見博明氏には男子がおらず、
旧伏見宮の男系は断絶が確定しています。

https://ameblo.jp/s64h01a89/entry-12811209811.html 


仮説として、元皇族の復帰 について真剣に考えなければならない事態があるとすれば、

現行憲法のもとで合法的に成立した統治機構(※象徴天皇制・立憲君主制)が、武力攻撃やクーデターによって転覆され、政府機能の全てやその一部が破壊される事態 が起こり、
自衛隊やレジスタンスがそれを収拾し、日本国を復興する際に取り得る「選択肢」のひとつ としてであって、

男尊女卑の 陋習 を継続する目的であってはならないのです。

その際にも、復帰対象者は日本国憲法および皇室典範の下で天皇・皇族だった方と「元皇族」として疑義を挟む余地のない方々(※婚嫁で皇室を離れた女性皇族)です。

生まれながらに一般人であり、その存在の広く知られていない 旧宮家男子 の優先順位は低くなるでしょうね。









昭和64年1月7日早朝。昭和天皇「ご危篤」の報を受け、皇居に急ぐ車列のなかには、千容子さん(※崇仁親王次女)ご夫妻島津貴子さん(※昭和天皇第5皇女 「清宮」)ご夫妻近衛甯子さん(※崇仁親王長女)ご夫妻池田厚子さん(※昭和天皇第4皇女 「順宮」)ご夫妻 の姿もありましたが、所謂「旧宮家」の方々の姿は確認できませんでした。

「菊栄親睦会」を根拠に、旧皇族旧宮家 が今でも皇室と深い繋がりがあるかのように主張する人もいますが、平成以降は開催頻度が減少し、平成26年を最後に開催されていません。

また、旧宮家のなかでも 菊栄親睦会の旧宮家の会員資格は「当主夫妻」に限られており、たとえ男系男子であっても 竹田恒泰 のような分家筋はお呼びではないのだ(笑)。

何度も言うように「男系男子」明治22年 以降の比較的新しい規定 であり、国会で議決されれば「改正」できるものです。

皇位の 所謂「男系継承」についても、当時は、女系天皇の配偶者が天皇に成り代わって権力を行使する可能性が否定出来なかったからだと予想できるものの、それを現代にそのまま当て嵌めることはできません。


そもそも、女性天皇の皇子が天皇に即位した例もありますし、
女系天皇 を明確に否定する法令も存在しませんでした。


 


男系固執の推す「旧宮家」活用案は、百歩譲って好意的に評価したところで違憲の疑義は避けられませんし、

男系継承の維持が目的の「対処療法」に過ぎないものは、長期的視野に立てば皇統の護持においては全く役に立たない拙論なのです。


皇室 に対しても、せいぜい「摂関家」や「将軍家」といった官職を世襲してきた門閥 と同列に位置付ける「天皇家」的な感覚しか持ち合わせておらず、

血統家柄 に対して、考え無しに平伏す 俗物根性丸出し の彼らは、
どうしても 憲法14条【法の下の平等】に考えが及ばないのです。


  • 忍(しのび)さんへの返信
    Re:無題
    >忍(しのび)さん

    それだけ長々と書き立てたところで(コピペ?)、言ってることは結局「古い風習だからやめよう」という話でしかないですからね。
    伝統として続けている事をそういう論調で語り出すと、ゆくゆくは皇室の存続自体も危うくするわけですよ。

    そして男尊女卑と言いますが、現状だと一般女性が天皇との婚姻によって皇族となる事は可能でも、一般男性にそれは無理ですよね。
    何をもって尊卑とするかは、結局多種多様な思想に基づいた価値観であって、そんなあやふやなものを皇室に持ち込むのはダメだし危険です。

    こういうのは突き詰めれば、いずれ天皇にも同性婚を認めろという事にもなりかねないわけです。
    女系容認固執?派の方々が、せめて「天皇が同性婚?そんなのは絶対ダメだ!」くらいハッキリ言ってくれればまだ安心するんですが、しのび氏はどうですかね。


  • 忍(しのび)さんへの返信
    Re:無題
    >忍(しのび)さん

    もう説明したと思うんですが、私は男系天皇に「固執」はしてないんですよ。

    2000年くらい続いてきた伝統を軽視するべきでなないと言いましたが、後々変なことにならず、キチンと皇統が紡がれていくなら、「他の手立てを色々検討した上で他に手段がなければ」女系容認もやむなしと考えています。


    ただしそれが「男尊女卑はけしからん」なんていう近代的なジェンダー論によるものなら、危険過ぎて到底認められないとも思っています。

    ぶっちゃけ、しのび氏とかは皇室をちゃんとケイアイしてんのか、って。
    ここまで来ると、どうも疑わしいんですよね。


> 伝統として続けている事をそういう論調で語り出すと、ゆくゆくは皇室の存続自体も危うくするわけですよ。


それは結局、あなた自身の 皇室 についての理解が足りないことが原因の「自信のなさ」の現れじゃないのですか(笑)?


ちゃんと理解していれば、怯える必要なんかないのです。


この前も、何を言うのかと思えば「天皇は総理大臣を任命する人」などと、説明するために必要な最低限の努力すら放棄してましたし(笑)。


結局、この人とのやり取りを振り返ってみても「伝統だから」(※だから、その伝統について聞いているのだが……) 程度の中身のないものばかりであり、客観的なデータやエビデンスに基づかない「屁理屈」ばかりでした(笑)。



> こういうのは突き詰めれば、いずれ天皇にも同性婚を認めろという事にもなりかねないわけです。

女系容認固執?派の方々が、せめて「天皇が同性婚?そんなのは絶対ダメだ!」くらいハッキリ言ってくれればまだ安心するんですが、しのび氏はどうですかね。




「意義あり!」


証人 MoGa の発言は、本件とは一切関係ないものです。



よって、答える義務はありません。



もう説明したと思うんですが、私は男系天皇に「固執」はしてないんですよ。

2000年くらい続いてきた伝統を軽視するべきでなないと言いましたが、後々変なことにならず、キチンと皇統が紡がれていくなら、「他の手立てを色々検討した上で他に手段がなければ」女系容認もやむなしと考えています。

だったら、尚更 私の話は ためになるだろうから聞いておくべきだと思いますが?

再三の忠告 にも耳を貸さず、
止めておけば良いものを、つまらない意地を張って 女系の可能性を散々否定しておいて、
万策尽きたら臆面もなく「てへぺろ」で許されるとでも思っているのでしょうかね!?

皇位  所謂「男系継承」が続いていたかのように見える事情も、

皇室典範 「男系男子」と規定されるようになったのも、

それを肯定的に評価したところで、当時の日本社会が 今とは比べ物にならない程の「男尊女卑」であったことを否定しようがありません。


 



「馬鹿の考え休むに似たり」

相変わらず、古俗に固執することを「伝統」だと勘違いしているようですが、
やっていること自体は、皇統断絶に積極的に荷担しているだけなのです。

ハッキリ言って、足を引っ張るだけの邪魔者です。