日本でトランピスト [Trumpist] になる連中ってのは、結局のところ暴君や独裁者に支配されることを求めているということなのでしょうね。


私自身、ドナルド・トランプ氏が、日本の第一次産業にとっての懸念の材料であった TPP (※環太平洋パートナーシップ協定) に米国が参加することに反対していたことと、
トランプ氏の特異なキャラクターが、それまでの米国の大統領とは異なる予測不可能な『黒船』のような存在だったことからも、日本国民が、憲法や安全保障政策を考え直す切っ掛けになることを期待を寄せていたうちの1人でありましたが、既に彼は米国の大統領ではありません。

バイデン氏が当選した当初は、過去の失言癖や、民主党のなかでも古いタイプの政治家に分類される彼が大統領に就任することによって、日本との関係や安全保障にどのような影響を与えるのか不安もありましたが、
トランプ氏だろうがバイデン氏だろうが、日本国民は現在のアメリカを相手にしなければならないことに変わりはないわけで、米国民が選んだ大統領がバイデン氏である以上、バイデン大統領との関係を重視しなければなりません。

トランプ氏に対する評価はここまでにしておいて、



トランプ支持から未だに抜け出せずにいる日本の『呆守』が 問題なのは、
トランプ氏や安倍総理以外にも、
プーチン大統領のような『暴君』『独裁者』にもシンパシーを感じてしまっているところです。

私自身は、日本国民として、トランプ氏の大統領就任に期待を寄せたことはあっても、
自分がアメリカ人の立場なら、きっと「とんでもない奴を大統領にしてしまったな」と思う筈なので、その点においてはトランピストではありません(笑)。



仮に、ネオナチがロシア系住民と衝突する事態になったとしても、それは 2014年 (平成26年) のクリミア併合など、ロシアによる侵略に対するものであるならば、その原因を最初に作ったのは他ならぬロシアの覇権主義である筈です。


そもそも、ゼレンスキー大統領の出自は『ユダヤ系ウクライナ人』であり、そもそもネオナチはおろか、極右政党『スヴォボーダ』とも無関係な人物です。

歴史的に『ファシスト』は、政敵や気に入らない相手に対するある種のレッテル貼りに過ぎないわけで、
今回も、ロシアが欧米に接近するウクライナを侵略する口実として恣意的に利用したに過ぎません。








しかし、日本固有の領土である北方領土をロシア(※ソ連) に侵略されている筈なのに、
領土的野心を剥き出しにして世界各地で侵略を繰り返してきたロシアのプーチン大統領を擁護するって、どういう神経しているんでしょうかね!?


暴君に支配されたい願望でもあるんでしょうかね!?