2年前社会を震撼させた尼崎連続変死事件。
主犯の角田美代子が留置所で自殺したことも衝撃的でした。
ここまでひどいケースではないけど、僕の担当ケースも、暴力で精神的に支配され監禁されたことがあり、少し似てるなあと思い、この本を買いました。
特に今、一番売れてる作家の百田尚樹が帯に「ホラー小説も逃げ出すくらいに気味が悪い本だった」と書いてあり、かなり期待して読みました。
しかし、新聞報道とそれほど遜色ない内容で、かなり拍子抜けしました。
角田美代子の生い立ちはかなり取材してる感じはしたけど、それだけではやはり事件の真相が見えません。
やはり、角田美代子本人が語らないと真実は見えない気がしました。
真相は永遠に分からないけど、二度とこんな事件が起きないでほしいです。