どうも、みゃーびんです( ・∀・)ノ

 

 

WA2をプレイし始めて約1年、ようやく大学生編をクリアしました!!

 

 

できれば年内に社会人編をクリアしてWA2をすべて終わらせたいと思ってるんですが、もう既に私のメンタルをボコボコにされたので年内目安に既に目標を変更しようとしてる自分がいます_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

 

ここから先がっつりネタバレしているので、ネタバレ苦手な方はブラウザバック推奨ですm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  感想

 

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共通√の麻里さんが出張に行く前に電話で話すところまで同じです。 

 

 

12月29日、千晶が春希の部屋を訪ねてきた。 

 

泊めてくれと頼みに来たが、春希が断ると「泊めてくれないなら他の男子の家に泊まる」と言ってきたので、渋々部屋にあげた。

 

 千晶と他愛もない会話をすることで、春希の思考はようやく元の日常に戻ってきた。 

 

トランプで一緒に遊んでいると、千晶が誘惑してきたのでやめてくれと断った。 

 

すると、千晶は質問に真面目に答えてくれれば誘惑しないと交換条件を出してきた。 

 

「好きなコいる?」 

 

「いる」

 

 春希は即答した。

 

 どうして引きこもってるのかという問いに、素直に振られたからだと答えると、そういう時こそ千晶の出番なんじゃないのかと言われたが、春希は違うと返した。 

 

振られても好きで諦められないからと話す春希の姿を見た千晶は「もう追いかけられない」と天井を仰いで呟いた。 

 

「これであたしの大いなる野望は終わり… ありがと春希、今まで夢見させてくれて」 

 

千晶は泊まることなく、そのまま春希の部屋を出た。 

 

帰り際、千晶は「綺麗な物語を綺麗なまま完結させて欲しい」とだけ告げた。

 

 

雪菜√だから、他の女の子たちが関与してこないから多少は心穏やかでいられるかなと思いましたが、全然そんなことはありませんでした/(^o^)\

 

きちんと断ってくれましたが、このシーンを読んでる途中は千晶が帰るまでもしや……?という不安が払拭できませんでした((((;゚Д゚)))))))

 

とりあえず、これで千晶がきちんと春希から離れてくれたのでちょっと安心できましたε-(´∀`; )

 

 

 

 

 12月30日。 

 

クリスマスの出来事以来引きこもっていたが、久しぶりに外出をした。

 

 何も考えずに歩いていたら自然とグッディーズに辿り着いた。

 

 店内から春希を見つけた小春が出てきて、クリスマスはどうなったのか聞いてきた。 

 

春希の様子から雪菜と仲直りできなかったことを察した。 

 

責任を感じた小春は春希を厨房に連れ込み、ヘルプに入ってもらい、閉店後に2人きりになった。 

 

店内の片付けをしながら小春にすべて話した。 

 

自分が思ってた以上に雪菜を深く傷つけていたことを痛感したという春希に小春は、「先輩だって十分傷ついてきた」と庇ってくれた。

 

 庇われると信じたくなってしまいそうになるからやめてくれと話した。 

 

クリスマスと3年前の出来事を話し終えた後、小春の親友を傷つけたことを後悔し、反省してることを伝え、小春に矢田を呼び出してもらうよう頼んだ。

 

 呼び出しに応じた矢田と、春希、小春の3人で夜でも営業してるお店に入った。 

 

矢田の気持ちを勘違いだと言って傷つけたことに対し謝罪し、あの時どうしてそんな態度を取ったのか理由を話した。

 

 そして、大好きな人がいあるから矢田の気持ちを受け入れられないと改めてきちんと断った。

 

 

麻理さんは共通√で電話越しに春希から事情を聞き、千晶は諦めてくれて、今回は矢田さんにきちんと気持ちを受け入れられない理由を話して小春も同時に振られた形になりました。

 

ある意味、小春が1番切ない失恋をしたと感じましたが、小春√で散々胃を痛めつけられたので、雪菜√ではちょっと悲しい終わり方でもいいのかなと思ってる自分がいます(゚ω゚)

 

 

 

 

 12月31日、武也から二年参りに行こうという誘いがきた。 

 

麻里から大晦日に開催される冬馬曜子のコンサートチケットが送られてきていたが、雪菜との決着をつけないまま、『冬馬』の姓を引きずるのをやめた。

 

 武也の誘いに応じ、武也と依緒に向き合い、罵倒され、審判を受けることにした。

 

 話を聞いた依緒は春希の想像と違う反応を示し、雪菜に対して怒っていた。 

 

春希がかずさのことを引きずってるのを分かってたはずなのに、向き合おうとしたら手をはねのけたこと。

 

 春希が悪いんだともっと早く認めて責めるべきだったのに、ギリギリで大爆発したこと。

 

 雪菜に対する怒りを抑えきれない依緒は雪菜の家に乗り込みに行こうとしたのを武也は止めた。 

 

依緒と武也が言い合いをして一触即発状態になりながらも、日付が変わる直前まで3人で飲んだ。

 

 日付が変わり、依緒と武也に新年の挨拶を済ませると、春希は依緒にある頼み事をした。 

 

1月1日 0:00。 

 

雪菜は依緒からかかってきた電話を取り、新年の挨拶をした。 

 

すると突然、依緒が春希に電話を替わった。

 

 春希は雪菜に気持ちを伝える決意をした。 

 

かずさのことをずっと忘れられないが、それでも雪菜が大好きだ、と。

 

 電話口から何かが固いものにぶつかったような大きな音が響いたきり、声も息遣いも途絶えた。

 

 しかし春希は気にせず今年もよろしくとだけ話して電話を切った。 

 

雪菜の気持ちの問題は、雪菜がいる場所で解決しないといけないから今すぐに返事を求めていなかった。

 

 そんな春希の行動を側で見ていた依緒と武也は喜んでいた。

 

 

依緒は基本的にどの√でも雪菜の味方をしてましたが、今回は春希の味方をしてたのでビックリしました((((;゚Д゚)))))))

 

他の√では春希が浮気してたから怒ってましたが、直前で雪菜が拒絶したことに対して言及してなかったので、今回初めて言及してました(゚ω゚)

 

今までは春希がかずさに浮気して雪菜を傷つけて、また繰り返すてたのに怒ってて、今回は春希が浮気しないから雪菜に対して怒るって流れなのかなと思いましたが、それにしてもこうやって書いてると依緒はずっと怒ってる印象がありますねw

 

春希が早い段階で告白してくれましたが、ここで雪菜が返事をしなかったので暫く悶々するイベントが続くのかなと思うと少し気が重いです_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

 

 1月13日。 

 

元日に春希から気持ちを伝えられた後、雪菜は未だに春希と話せずにいた。

 

 どうして春希と話そうとしないのか依緒が聞くと、自分から振ったのに怒ったり嫌われても当然なのにと戸惑い、話すのを怖がっていた。 

 

「わたし、逃げる彼を追いかけることはできる。 でも、近づいてくる彼を受け入れることができない…」 

 

そう話す雪菜に、それは残酷な鬼ごっこだと指摘した。

 

 春希が自分だけのものになる幻想を見て、そうならないことが分かってクリスマスに拒絶し、また失敗して、前以上に傷つくんじゃないかと思って足がすくんでいる雪菜。 

 

4人で間接的に春希と繋がる関係でいたいと話す雪菜に対し、依緒はつかず離れずがいいなら勝手にすればいいと冷たい態度を取った。 

 

春希が彼女や家庭を作って家族の自慢話をしてても雪菜が笑顔で相槌を打てるのかと聞かれ、例え話でもショックを受けた雪菜は涙を流した。 

 

雪菜は間違いだらけだと依緒は指摘した。 

 

雪菜が屈折したのは春希のせいだが、自分の力で自分を取り戻して素直にならないと想いは永久に叶わない、頭を冷やしてもう一度考えろと言い残して依緒は立ち去った。 

 

一人取り残された雪菜は、自分が間違っていることは分かっていたが、それでも絶対に正しいんだと肯定してくれる人を望んで泣いた。 

 

「誰か…助けてよ。 あなたは間違ってないんだよって、言ってよ」

 

 雪菜と別れた後、依緒は春希の家に行き、武也たちに合流して飲みながら先ほどのやり取りについて愚痴った。 

 

雪菜だけでなく、春希からも1月1日に告白した後から連絡していないことを知った。 

 

春希と雪菜の間には深い溝があるから、好きという気持ちだけで近づけないから、今は雪菜のことをそっとしておいてあげて欲しいと依緒に頼んだ。

 

 飲み終えた後の深夜、春希は久しぶりにギターを取り出して触った。 

 

『ギターってのは… 好きな女の子を口説くための道具だろ?』 

 

 

今までは他の女の子と春希とのやり取りに焦点が合ってたから、雪菜との事をどうにかしてー!!と思ってましたが、雪菜√に入ると雪菜がとてつもなく拗らせてる事を知ってちょっと拒絶反応が出かけました((((;゚Д゚)))))))

 

こんな拗らせちゃった女の子を口説こうとギターを久しぶりに引っ張り出してくるとか、なんか雪菜√だと春希が少しイケメンに見えてくる不思議現象が起こりました∑(゚Д゚)

 

やっぱり春希には雪菜がピッタリなのかもなと思いました。

 

かずさとも相性良さそうだったので、WA2はかずさ派か雪菜派に分かれるのが改めてよく分かりました。

 

高校生編ではかずさ派でしたが、大学生編ではかずさが出てこなかったというのもありますが、雪菜派です。

 

社会人編は……今から考えるだけで吐きそうです_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

 

1月21日、自分を肯定してくれる人を探そうと大学構内を歩いていた雪菜。

 

 付属時代からの後輩、柳原に絡まれた。 

 

雪菜のことをライバル視しているが、雪菜は柳原との接点がなく特に意識していなかったが、それが余計に逆鱗に触れたらしく、突っかかってきた。 

 

柳原から距離を置こうとすると、柳原が持っていたお弁当をひっくり返してしまったので、そのお詫びにご飯を奢る流れになったが、何故かカラオケに連れていかれた。 

 

カラオケではご飯を奢るだけで、特に歌うことはなく時間が来たら外に出た。

 

 雪菜はそのまま帰ろうとしたが、ナンパしてきた男たちの車に柳原が強引に乗せた。 

 

適当な場所まで運転させると、柳原は自分の家はこの辺だから降りると言って一人で先に帰った。

 

 置いてけぼりにされた雪菜は泣きながら春希に助けを求めて叫んだ。 

 

すると、帰ったと思った柳原が戻ってきて雪菜を助け出してくれた。 

 

柳原の行動に対し、雪菜は怒って感情をぶちまけた。 

 

その日の夜、雪菜は帰宅してお酒を飲んだ勢いで春希に電話をかけた。 

 

電話に出た途端、雪菜がワガママに怒ってきた。

 

 ワガママを言われたい。

 

 拗ねられたい。

 

 困らされたい。

 

 馬鹿みたいに、甘えてもらいたい。

 

 春希は、そんな雪菜にまた会えたのが嬉しくて涙が流れた。 

 

そして久しぶりに練習を再開したギターの音を聞かせることにした。

 

 もうすぐ試験なのに何やってるんだと指摘する雪菜の言葉に春希は頷いた。

 

 「馬鹿、みたいだよ。 何の意味もないよ」 

 

「うん、馬鹿だよな。 無意味だよな」 

 

力が抜けてきた雪菜。 

 

「わたし、あなたが大好き。 けれど、あなたが大嫌い…」

 

 「俺は、雪菜が大好きだ。 ただ、それだけだよ」

 

 知ってたと返す雪菜は安心したのか、電話を切らずにそのまま眠ってしまった。

 

 

共通√で少しだけ出てきて雪菜に突っかかってきてた柳原が再登場しました(゚ω゚)

 

高校生編の序盤で軽音楽同好会をボーカルの女の子が引っ掻き回して空中分解しちゃってメンバーを探そうという流れから雪菜とかずさを誘うという話だったんですが、そのボーカルの女の子が柳原でした∑(゚Д゚)

 

まさかのここで存在だけ知らされていた女の子が再登場すると思わなかったのでビックリしました∑(゚Д゚)

 

ライバル視して、柳原が今の雪菜を見てこんな相手に負けたのかと怒って突っかかってきてるけど、それにしても見知らぬ男性の車に置き去りにするのは訳が分かりません( ˙-˙ )

 

これは普通に見ててイラッとしました。

 

最後に助けたから良いとかじゃなくて、もし間に合わなくて連れてかれて何かあったらどうするんだと柳原に対する好感度がものすっっっごく下がりました( ゚д゚)

 

柳原は今後も出てきそうなので、今からうんざりしてます( ;´Д`)

 

 

 

 

 1月24日 月曜日、雪菜は1ヶ月振りに春希と顔を合わせ、金曜の夜はごめんと謝った。 

 

申し訳なさそうにする雪菜に対し、春希は酔ってた雪菜が本心であって欲しいと話した。 

 

「今の俺が最低だってことなら、 最低じゃない俺に、これからなることができるから」 

 

雪菜が心から春希が変わることを望んでるから、新しい自分に変わることを言葉にして伝えた。 

 

その言葉を信じようとしてくれたのか、雪菜は毎日ギターの練習を聞かせてと頼んだ。

 

 毎日の繋がりを許されたことが嬉しく思った春希は、雪菜のお願いに頷いた。 

 

その日の夜から春希は電話越しに雪菜にギターの練習を聴かせた。

 

 2人の会話は少しでも気を抜くと3年前に遡ってしまい、その度に2人して軽く傷ついて黙り込んだ。 

 

そしてギターが止まると雪菜に音色を促されるというのを繰り返していた。 

 

1月29日、春希は今まで弾いていたWHITE ALBUM2とは違う曲を弾くために楽譜を引っ張り出してきた。

 

 春希自身に対する負担や、近所迷惑になってないかなど心配する雪菜を安心させるため、春希は雪菜のことが好きで気を引きたいからやってると伝えた。 

 

お互いに進級が確定してるから、ご褒美として少しくらいサボろうと提案して頷いてもらった。

 

 雪菜がはっきり結論を出すまでずっと待ち続けると決めていた。

 

 それまでは雪菜が求めてることも逃げてることも受け入れて、言うことすべてに肯定することにしていた。 

 

自分の焦りを押し付けて雪菜を傷つけたから。

 

 雪菜に与えてしまった3年分の苦しみと同じく、少なくとも3年は今の状況が続いても耐えることを決めていたが、実際は春希自身も前に進むのを怖がっていた。 

 

もし気持ちを受け入れてもらえず、もう会えなくなるかもしれないという絶望的な展開から春希は逃げていた。

 

 逃げるのを止めて立ち止まったが、春希にも立ち止まらせていた 。

 

2月4日、いつものようにギター練習を聴かせるため、3年前の思い出の曲を弾くと雪菜に中断させられた。 

 

もう眠いから電話を切りたいと言われ、その通りにした。

 

 雪菜が目を逸らしているものを必死で見せないように努力をするのは春希のすべきことじゃないと思ったから今日この曲を弾いた。

 

 

ここは毎日ギターの練習を聴かせるだけで、春希は雪菜に返事を急かさないし、雪菜も前に進むのが怖くて動けずにいました。

 

見ててただただもどかしかったですが、心は荒まずに済みましたε-(´∀`; )

 

そろそろ2月……この後の展開がどうなるのか今からビクビクしてます((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

 

 2月10日、試験が終わりいつもの4人(春希、雪菜、武也、依緒)で打ち上げしようと誘われ、参加することにした。

 

 雪菜以外の3人は先に喫茶室で合流していた。 

 

雪菜は柳原に呼び出されていたので、放送室に向かった。 

 

すると、構内ラジオの生放送に突然出演させられ、バレンタインコンサートの大トリに勝手に抜擢され、雪菜はステージの上で歌うことになった。 その日の夜、雪菜は春希たちとの連絡を絶って家にも戻らなかった。

 

 放送後、春希たちは放送部室に押しかけた 謝罪してもらい、出場の取り消しの承諾をしてもらった 柳原は雪菜を泣かして貶めて苦しめるのが目的だという 。

 

2月11日、春希は小木曽家に泊まり込みさせてもらい、10日の夜からずっと雪菜が行きそうな友人の家に連絡して回った。 

 

依緒も武也も心当たりを探し回ってくれたが見つからなかった。

 

 様子を見に来てくれた雪菜の弟と会話をしていると、今日が祝日だということを忘れていたことに気付いた。 

 

春希は雪菜の居場所に思い当たり、思い出の場所へと走った。 

 

附属時代の思い出の舞台に雪菜はいた。 

 

「歌は、嫌いなの。 もう、二度と歌わない」 

 

雪菜は偽証した。

 

 歌うと学園祭のステージや、練習した毎日が蘇ってきて、楽しかったところで記憶が止まってくれないから春希を好きでい続けるために歌の方を嫌いになったと話しを続けた。 

 

今日は3年前の裏切りの日だった。

 

 あの頃のことを思い出すことを繰り返してたら春希のことを嫌い、憎んでしまうかもしれないから歌うのをやめた雪菜。

 

 「わたし、頑張ったんだよ? あなたのために、必死で歌を嫌いになったんだよ?」 

 

そんな雪菜に対し、春希は謝った。 

 

春希のことが好きなままの自分でいたいから、もう歌えないと改めて告げると「もう迷わない」と言って春希の家に行った。

 

 春希の家に行くと、雪菜はお風呂に入った。

 

 その間、春希はギターで曲の練習をし始めた。 

 

雪菜がバスタオル1枚を身に着けてお風呂から上がっても、春希はギターの練習を止めなかった。 

 

拒まないし、大丈夫なんだよと言う雪菜の言葉を春希は信じていなかった。

 

 一生懸命覚悟したんだと必死になる雪菜に、春希はそんなに覚悟する必要があるなら今はいいと断った。 

 

「どうして…どうしてよ? 春希くん、わたしと、したくないの? わたしのこと、好きじゃないの…?」

 

 「好きだよ…。 世界で二番目に、大好きだ」

 

 雪菜を安心させるおまじないと、不安にさせる呪文を同時に唱えた。 

 

その言葉に、どれだけ頑張ってもかずさに敵わないのかと青ざめた雪菜。 

 

「だって… 俺が世界で一番好きな人は、 俺の前で、楽しそうに歌う雪菜だから」 

 

思いの大きさを伝えるためにインパクトが必要だったから、卑怯で最低な言葉を選んだ。 

 

これは武也から教わった落としてから持ち上げる口説きのテクニックだった。 

 

「好きなんだ… 世界で一番」 

 

春希は想いを伝えた後、まだギターの練習を続けるから雪菜は先に寝てていいと言った。

 

 雪菜は寝ようとはせず、バスタオル姿のままベッドの上で膝を抱えて座った。 

 

ギターの練習を始めて2時間後、雪菜がもしまた歌うようになって、春希のことを忘れてもいいのか尋ねた。 

 

忘れられたら悲しいし、ショックが大きくて立ち直れないかもしれないが、それでも雪菜に歌って欲しいと答えた。 

 

どうして歌うことが大事なのか雪菜は聞いたが、春希にとってではなく、雪菜にとって歌うことは大事だと思うと返した。 

 

春希のせいで歌わなくなり、そのせいで笑わなくなった雪菜は今の自分を好きなのか今度は春希が雪菜に問う。

 

 「歌わない雪菜は、 本当に、本物の雪菜なのかな? 幸せな…雪菜なのかな?」 

 

「わたしは…雪菜だよ。 正真正銘、本物の小木曽雪菜だよ…っ」 

 

もう練習なんてやめようと言われたが、春希は練習の手を止めなかった。 

 

他の人に迷惑かけてしまうかもと心配する様子に、雪菜のいつものお人好しの本性が顔を覗かせ始めた。 

 

雪菜のこの優しさで春希に裏切られたのに、背中を押して自滅していった。 だからこそ、雪菜の優しい心を大事にしたいと春希は思った。

 

 お互いに触れ合わないまま夜が更けていった。 

 

改めて雪菜は自分がどうするべきか聞いたが、それは雪菜が決めるべきだからもう少し悩めばいいと返した。 

 

本気で考えて、逃げではなくきちんと考え抜いて出した結論ならもう何も言わないから、雪菜がバレンタインコンサートに参加しないなら一緒に謝りに行くと伝えた。 

 

そして最後に、雪菜が結論出すのを待つことも伝えた。

 

 

もう柳原の余計な行動にイライラさせられました((((;゚Д゚)))))))

 

春希を好きでいるために、大好きな歌をやめたから素直でいられず拗れていったんだというのが分かったので、歌うようになったら高校生の頃のような無邪気な雪菜に戻れるんですかね(゚ω゚)

 

個人的にまた歌って春希のことを嫌いになって新しい恋に進んで欲しいという気持ちもありましたが、そんな事になったら社会人編なんて存在しないので、絶対嫌いにならないんだろうなというのが見当ついた状態で読んでました(゚ω゚)


 

 

2月12日の朝、春希が寝ている間にベランダに出て再び歌い始めた雪菜。

 

2月14日、バレンタインコンサート当日。

 

ここまで来るのに茨の道を通った。

 

どれだけ電話代を注ぎ込んだか、

 

どれだけ聞き役に徹したか。

 

どれだけ指の皮を剥いたか。

 

どれだけ口説いたか。

 

どれだけ『好き』を繰り返したことか…。

 

12日の朝からバレンタインコンサート当日の昼過ぎまで春希と雪菜は2人でずっと練習して、丸2日以上一緒に過ごしていた。

 

今日のために、そして、明日からのために雪菜は必死で思い出して自分を取り戻した。

 

バレンタインコンサートのステージに上がる前、春希と雪菜は2人きりで控え室にいた。

 

雪菜は春希にステージに上がる前に言っておきたいことがあると話し始めた。

 

「わたしね、わたし…

今から、歌う。

きっとあの時のこと、思い出す」

 

それは春希が望んだことだった。

 

前に進むために、雪菜が選んだ道。

 

「そして思い出したら…

あなたを嫌いになってしまうかもしれない。

憎んでしまうかもしれない」

 

それは春希が望む未来ではないが、前に進むために雪菜が取ったリスク。

 

「だから、だからね…」

 

そこから続く雪菜の言葉を聞いた春希は、分かったと言って頷いた。

 

そして前のチームの演奏が終わり、とうとう2人の出番が来た。

 

ステージに上がり、雪菜は3年前の文化祭の時のように話し始めた。

 

そして、ステージで「もう音楽をやめない」と宣言した。

 

雪菜は再び歌った。

 

『届かない恋』を。

 

遠い空の向こうにいる、もう一人の親友に、俺たちは大丈夫だよって伝えるために3分を駆け抜けた。

 

雪菜の歌を最前列で聴いていた柳原は涙を流した。

 

3年前の文化祭で初めて『届かない恋』を聴いて涙が止まらなくなり、また聴きたいと願い、それだけのために今回のことを仕組んだことを依緒と武也に知られた。

 

演奏が終わると、舞台の上で春希はかずさに別れを告げた。

 

そして、ステージから降りると春希と雪菜は手を繋いで走り、春希の部屋へと急いだ。

 

『コンサートが終わったら…

わたしを、無理やり奪ってください』

 

ステージに上がる前にした約束を果たすため、春希の部屋に着くなり2人は触れ合い、肌を重ねた。

 

 

そういえば確かに高校生編で雪菜の歌を聴いて泣いてる女子いた気がする∑(゚Д゚)

 

まさか、その女の子がここで再登場して雪菜に歌を再開させるために色々と仕組んでくると思いませんでした∑(゚Д゚)

 

柳原の今までしてた事は私の中では許せませんが、今回のことがあったからこそ雪菜は歌を再開するキッカケを作れて、自分を取り戻せたんだと思うと結果良ければ……と思えなくもないです(゚ω゚)

 

そしてコンサートが終わった後に雪菜を奪う約束をしたのは良いけど、近くのホテルじゃなくて自分の部屋に連れ込むのが中々エッチだなと感じましたw

 

つまりそれって、時間の縛りをなく雪菜を思いっきり奪い尽くそうって事ですよね(*'ω'*)

 

かずさ派な私ですが、大学生編では雪菜派になったので、ここでようやく結ばれてくれたのは本当に嬉しく思いました!!

 

どうかこのままハッピーエンドで終わって欲しいけど、社会人編が存在するってことは……これ以上はもう何も考えたくないです_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

 

春希と肌を重ねた後、眠った雪菜が目を覚まして思い出した。

 

歌を取り戻したこと。

 

ファンを取り戻したこと。

 

ステージ度胸を取り戻したこと。

 

絆を、取り戻したこと。

 

嬉しさで泣く雪菜は、すべてを春希に曝け出したことで全部知られてしまったといった。

 

「お願いです…どうか、どうか嫌いにならないで」

 

根暗で、恨みがましくて、エッチい自分を嫌いにならないでとお願いする雪菜。

 

「どうか今のわたしを受け止めてください…」

 

今日になって好きな順位が入れ替わったと話す春希。

 

「今、俺の腕の中にいる雪菜が、

世界で一番好きな女の子に、なりました」

 

その言葉に涙を流す雪菜を春希は抱き締めた。

 

丸2日以上一緒に練習で過ごし、ステージが終わった後も春希と共に過ごしたので、そろそろ帰らないとという雪菜に、いつまでいても良いんだと告げると、雪菜は甘い提案に乗ってもう1日泊まることにした。

 

そして、朝になったら帰ると告げる雪菜。

 

春希は離れるのを惜しみ、春休みだからリハビリをしようと提案した。

 

最初は1日空けて会い、次は2日空けて会う。

 

そうやって会う日にちを空けて離れる練習をしようといった。

 

すると、雪菜は会えない日の上限を尋ねた。

 

もう二度と会えないのは嫌だから。

 

春希は一週間が上限にしようと言って、雪菜に必ず一週間に一度会うと誓った。

 

「これからは、何があっても受け止めるから。

雪菜のこと、離さないから」

 

それを証明するため、力いっぱい抱き締めた。

 

そして翌朝、雪菜は帰宅した。

 

 

ここはもしかしたらシーンカットされちゃって読めなかっただけかもしれませんが、雪菜が歌を取り戻した後も春希を嫌いにならないで好きなままでいる描写が見たかったです(゚ω゚)

 

多分、肌を重ねながらそんな会話をしてたんじゃないかなと思ってます。

 

Vita版でもここまでプレイしてそんなに大きな違和感はありませんでしたが、こういうところで何か会話が足りてない気がするなという物足りなさを感じました。

 

PC版を購入して再プレイしたいと思うほど私は自分の胃を痛めつける趣味はないので、このままVita版でクリアするつもりですが、もしWA2をプレイする方がVita版かPC版のどちらを購入するか悩んでいたらPC版をオススメするかなと思うくらいにはカットされてる会話が気になりました。

 

そして春希は舞台の上でかずさに別れを告げて、雪菜にきちんと告白してるけど私は攻略サイト見て知ってるんだよ(´;Д;`)

 

社会人編に「かずさEND」があるということを!!

 

社会人編……プレイしたいけどプレイしたくないジレンマ_:(´ཀ`」 ∠):

 

タイトルにある幸せの向こう側ってなんだ!? 絶望か!!?? って思うくらいには現時点で絶望してます_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

 

2月28日。

 

春希は二週間遅れの雪菜の誕生パーティーに行くと、小春と矢田も来ていた。

 

小春と会話していると、嫉妬した雪菜が部屋に戻ってしまった。

 

すぐに後を追いかけ、雪菜の部屋に入るとプレゼントを渡した。

 

それは三年前、春希が雪菜に渡そうとして買った指輪だった。

 

三年前の、あの誕生日に戻ってきた2人。

 

雪菜が片方の手を差し出し、春希は指輪をはめてあげた。

 

雪が降ってきた。

 

多分、今シーズン最後の雪。

 

冬が、終わる。

 

三人の季節が、終わる。

 

『WHITE ALBUM』の季節が、終わる。

 

そして俺たちの…

 

二人だけの季節が、始まるんだ。

 

 

てっきり社会人編で指輪を渡すもんだとばかり思ってたので、まさかここで指輪を渡すとは思いませんでした∑(゚Д゚)

 

春希……雪菜を幸せにすると決めたんだったら最後まで貫き通して欲しい_:(´ཀ`」 ∠):

 

フラフラした様子に悶々とさせられて胃がキリキリして気持ち悪くなるであろう未来が見えているので、今ここでこれだけ幸せになられると後々の絶望が絶対キツい!!

 

2人の幸せをこんなに喜べない大学生編のハッピーエンド凄いな(゚ω゚)

 

これは私が先に攻略サイトでエンディングの種類を見てるせいというのもありますが、もしエンディングの種類を見てなくても社会人編があると知ったらすぐに予想できそうな気がします。

 

はぁ……とりあえずエンディング流れてる間くらいは2人の幸せの余韻に浸らせてもらいます(´;Д;`)

 

 

 

 

大学を卒業した春希は、開桜社に入社した。

 

まだ新人だが一週間の海外出張をさせられ、パリに来ていた。

 

出張に行って6日目、一週間以上離れないルールを守り続けていたため、雪菜は出張中の春希を追いかけてパリに向かっていた。

 

12月24日、急遽入った翌日の取材が終わったら残りの時間をストラスブールで雪菜と過ごす予定でいた。

 

雪菜の左の薬指に似つかわしくない安物を、それなりのものに付け替える計画を立てていた。

 

その計画がクリスマスに間に合ったと思っていたら、上司から取材対象に関する連絡が入った。

 

『取材対象は、日本人ピアニストの冬馬かずさ。

確か北原の同級生だったよな?』

 

雪菜が来るのを待っていた春希を呼ぶ声が聞こえ、振り返るとそこには……かずさが立っていた。

 

 

はい、もう無理!!!!

 

ハッピーエンドでエンディングが流れたと思ったら、エピローグ? もしくは社会人編のプロローグ?として流れてきたこのシーン。

 

社会人編で胃が痛めつけられるだろうから、その前に大学生編の余韻に浸っておこうとしたらこれですよ!!!!

 

こんなに早く胃を痛めつけにこられると思わなくて不意打ちで吐きそうになりました_:(´ཀ`」 ∠):

 

それにしても、かずさは靴を履かずにタイツが破けた状態で春希の元に来てたんですが、どういう事だったんだろう??

 

取材前日だったけど春希の居場所がたまたま分かって慌てて来たにしても、さすがにやり過ぎな気がしました(゚ω゚)

 

おかしいな……高校生編ではかずさ派だったはずなのに、大学生編で雪菜に情が移っちゃったのか今はかずさの行動に違和感があってすぐには受け入れられなかったです(゚ω゚)

 

社会人編ではどんな展開が待ってるのか気になるけど見たくない!!

 

ちょっと合間に一般ゲームを挟んで胃を休めてから再開予定ですが、記事の最初にも書きましたが年内のクリアを目安にしてるのでクリアするのに少し時間がかかるかもしれないです_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

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