どうも、みゃーびんです( ・∀・)ノ

 

 

closing chapter(大学生編)は、introductory chapter(高校生編)の『あの日』から3年経った11月後半から始まります。

 

 

どの√からやるか悩んだんですが、最初はノーマルENDを目指しました。

 

 

どうやって感想をまとめるか悩みましたが、各キャラごとに共通ではどんな話が出てきたかとノーマルENDの内容をざっくりまとめてみました。

 

 

そのため、時系列が少しズレてたり被ってたりすることがあります(゚ω゚)

 

 

それにしても、大学生編になってもホワルバのシナリオは相変わらずエグかったです_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

一気に進めて1月中に終わらせたかったんですが、メンタルがやられちゃうので一般ゲームを合間に挟みながら進めてます。

 

 

 

 

ここから先がっつりネタバレしているので、ネタバレ苦手な方はブラウザバック推奨ですm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

  感想

 

北原 春希

あの日から3年が経ち、春希は大学3年生になった。

 

 

バイトを掛け持ちする苦学生となっていて、夜遅くまで働いていた。

 

 

自立できる立場になり、親と同居する理由がないということで一人暮らしを始めていた。

 

 

家賃は8万円で、バイト代の半分以上は住宅事情に消える。

 

 

学費は親に援助してもらってるが、就職したら分割してでも全額返済することを決めている。

 

 

全て終わればめでたく『ただの北原春希という個人』になれるから。

 

 

 

 

現在は『開桜グラフ(かいおうグラフ)』という出版社でバイトをしている。

 

 

仕事を持ち帰ったりしながら、バイトの域を超える作業をこなす。

 

 

将来は出版社に就職することを目標としているため、今から経験を積んでいる。

 

 

塾講師のバイトもしていたが、就活が始まるからという理由で大学3年の11月後半で辞めた。

 

 

大学2年生の時に『グッディーズ』というファミレスでバイトをしていたが、あの日以降『女』を避けていた春希は同じバイト先の女の子に告白されてしまったので逃げるように辞めた。

(辞める時は別の理由を伝えて辞めている)

 

 

相変わらず春希の言動にイライラさせられました( ゚д゚)

 

かずさのことを忘れてないのに、忘れたという。

 

かずさの記事を任され、承諾したのに、かずさのことを思い出したくなくてつまらない記事を書く(その後、記事を修正して大好評だった)。

 

かずさを忘れられないのに、雪菜とは別れてないらしく、一応付き合っているということになってるのに、千晶に誘惑されてるのもモヤモヤしました。

 

ノーマルENDを目指してますが、小春・千晶(ノーマル)√も同時並行で進めているので、千晶との関係が深まる過程も読んでます。

 

千晶が春希の家に来た時に、千晶が何か写真がないか探しますが実家にすべて置いてきたという春希。

 

でも、1枚だけ写真立ての中に春希、かずさ、雪菜の3人でバンドを組んでた時の写真を発見するシーンがありました∑(゚Д゚)

 

全然忘れられてないし、めちゃくちゃ未練あるんじゃないか!!ってイラっとしました( ゚д゚)

 

何で3年前のことがあったのに、また三角関係になりそうなことしてるか分からないし、雪菜に対しての態度も見ててイライラさせられました(゚ω゚)

 

今のところ私はかずさ派なので、雪菜を応援してるわけじゃないんですが、雪菜ときっちり別れてから千晶に誘惑されるとかなら良いんですけど、そこをきちんとしてない状態でまたどっちつかずなことをするのかとイライラしました(相変わらずホワルバプレイ中は基本的にイライラすることが多いですw)

 

好きだとも別れるとも言えず、近づいたり離れたり。

 

それを3年間も続けられてたら、それは雪菜も疲れちゃうだろうなという感じでした(゚ω゚)

 

それでも春希を好きでいるのは、それほどまでに魅力的な人ってことなんですかね?

 

私からしたら、もっと良い人が絶対いるから新しい一歩を進もうと雪菜に言いたいですが、もし実際そんなことしたら雪菜からしたらいい迷惑なんだろうなー

 

こういうのが何だかとてもリアルな恋愛を描いているなと思いました。

 

 

 

 

 

和泉 千晶

春希と同じ萩島研究所に所属する同じ3年のゼミ仲間。

 

 

春希が3年になって政治経済学部から文学部に転部した時に、初めて声をかけてくれた人物。

 

 

千晶が課題の提出期限を守らないので、春希が千晶の教育係に任命された。

 

 

課題を進めさせようとしたが、何故か周りに人がいると集中できないから春希の家でやると言い出し、部屋を提供することとなった。

 

 

春希が杉浦 小春に問い詰められた時は、自分が春希の彼女だと言って追い払ったことがある。

 

 

春希がそのことを知り、千晶を問い詰めると、千晶は春希が女に触れたくないことを知っていたので、周りからは女に見えるけど春希には女に見えない自分を防波堤にしたと答えた。

 

 

春希に女扱いされてないことは怒ってないし、ショックでもないらしい。

 

 

「そんな関係が嫌いじゃないどころか、好き。

 

春希は遠慮なくあたしに逃げればいいよ」

 

 

何も話していないのに、自分のことを理解してくれてる千晶に驚いた。

 

 

千晶は春希のことが好きなんだろうけど、間違えて雪菜の電話を取っちゃった後に春希に話した時の態度などを見て何か察してそうなのに動くのが個人的に嫌でした( ゚д゚)

 

自分を防波堤にしてるとか自分に逃げてこいって言いつつ、春希が千晶の傍を離れられないようにしようとしてるんじゃないかと思えたのも、この先に泥沼展開が待ってそうで憂鬱になりました_:(´ཀ`」 ∠):

 

高校生編でドロドロしたの見た後に、ここでもドロドロしそうで千晶√に入るのが今から億劫です(T ^ T)

 

 

 

 

 

杉浦 小春

峰城大付属の3年生で、春希の後輩。

 

 

春希が塾講師としてバイト出勤最終日に、彼の生徒である峰城大付属の矢田美穂子から告白されそうになった

 

 

『女』を避けていた春希は、告白されそうな空気を感じ取って、先手を打って矢田に「勘違いだ」と冷たく言い放った。

 

 

その態度に傷ついた矢田は翌日から2日間学校を休み、事情を聞いた小春が峰城大の正門で春希を待ち伏せ、春希を見つけると告白を断ったことに対して問い詰めた。

 

 

改めて思い返すと冷たい態度を取ったことに対して申し訳ないと感じた春希は矢田に謝罪し、気持ちには応えられないことをきちんと伝えると約束した。

 

 

すると、小春は春希を許したが、それと共に告白を断った理由を話して矢田を納得させてあげろと続けた。

 

 

矢田が春希のことを引きずって次の恋に進めないかもしれないから、嘘はつかないできちんと話して欲しいと告げると、春希は怒った。

 

「何でそんなこと、

 

“赤の他人”に話さなくちゃいけないんだ?」

 

 

小春に対し、どす黒い感情をぶちまけてしまい、自分の愚かな言動に後悔して春希はその場から逃げ出した。

 

 

その後、再び小春が正門前で待ち伏せをしていたが、春希と一緒にいた千晶がどうにかすると引き受けてくれた。

 

 

春希をコンビニに行かせ、千晶と2人きりで話し合うと小春は納得して帰ってくれたらしく、もう二度と春希の目の前に現れることがないと千晶は言った。

 

 

 

 

それから少し日が経ち、日曜日の朝。

 

 

大学2年生の時にバイトをしてたファミレス『グッディーズ』からヘルプ要請の電話がかかってきた。

 

 

どうしても人手が足りないから、今日から入る新人を1日で使えるようにしてくれという内容だった。

 

 

春希は引き受けたが、目の前に現れた新人は何度か正門で待ち伏せをした杉浦 小春だった。

 

 

教育をしたが、初対面の印象が最悪だっただけに小春はムスッとした態度を貫いていた。

 

 

教えたことをすぐに吸収し、もう全部覚えたから春希に帰っていいとまで言い出す小春に、春希は鼻をへし折るために小春をホールに投入した。

 

 

そして20分後、小春は見事に鼻を折られ、そこからは春希の言うことをしっかり聞いた。

 

 

落ち込んだ様子のまま帰ろうとする小春を見送っていると、ただでさえ人手が足りないのに鼻をへし折って次から来なくなったらどうするんだという副店長たちからの圧を感じた春希は責任を取るために小春を駅まで送った。

 

 

駅に着くまでの10分ほど語り合った。

 

 

バイトする理由は卒業旅行のためで、卒業後は峰城大の文学部だと聞き春希の直属の後輩となることを知った。

 

 

峰城は坊ちゃん学園だが、小春は一般家庭のため自分で旅行代を稼ぐ必要がある苦学生だった

 

 

その話を聞いて雪菜と同じ境遇であるということが一瞬頭をよぎった。

 

 

そんなことを語り合っていくうちに、お互いが抱えていたネガティブな印象が緩和されていった。

 

 

そして駅に着くと、互いの非を認め、謝り合った。

 

 

小春に「彼女をこれ以上悲しませないであげてください」と言われ、なんでそんなことを言われないといけないんだと売り言葉に買い言葉となって2人は言い争いをし始めた。

 

 

 

 

開桜グラフの春希の上司、麻理にかずさの記事を任されたので、峰城付属に行き、かずさのことを知る教師に取材することにした。

 

 

峰城付属に行くと、小春に遭遇したが約束の時間があるからと言って職員室に向かった

 

 

その様子を見ていた小春のクラスメート、小木曽 孝宏がやって来た。

 

 

孝宏が春希のことを知っている様子だったので、知り合いか尋ねると『姉ちゃんの彼氏』と知った。

 

 

小春は千晶が彼女だと思っていたが、雪菜が彼女であることを知った。

 

 

最初は誤解をして問い詰めようとしたが、春希がきちんと誤解を解いた。

 

 

 

 

春希は1日だけという約束だったが、一人前になるまでのヘルプということで小春2日目のバイトの時も教育をしに来た。

 

 

その日も駅まで送ってもらったが、春希のことを知りたいから分からない人でいて欲しくないと告げる小春。

 

 

そんなことを知って何の意味があるのか尋ねた。

 

 

「気になるからです。

 

先輩に興味を持ってしまうからです!」

 

 

そこへ孝宏から雪菜が門限を過ぎても帰ってこないという電話がかかってきて、小春も一緒に探してくれることになって無事に雪菜を見つけた。

 

 

雪菜を見つけた後は、空気を読んだのか小春は1人でタクシーに乗って帰宅した。

 

 

 

 

峰城付属でかずさのことが話題になり、小春は孝宏が持っていた学園祭のビデオを見て、自分の知ってる春希じゃないことに衝撃を受けた。

 

 

そしてまたしても小春は峰城大の正門前で春希を待ち伏せた。

 

 

春希に会うと、学園祭では楽しそうだったのに今の2人はどうしてあんなことになってるのかと聞いた。

 

 

未練たらたらな状態で別れたらダメだと言われ、春希は小春が介入しようとしてくる理由を聞いた。

 

 

「放っておけないのと、自分のため」

 

 

そう答えると、小春は春希の心の重荷が取れたらもう少し優しい先輩になってくれるかもと続けた。

 

 

気持ちだけ受け取るとだけ言うと、春希はその場を去った。

 

 

クリスマスイブに春希と雪菜を2人で過ごさせるため、小春は自分がシフトに入るからとバイト先と掛け合って春希を休ませた。

 

 

いや、もうなんていうか小春の性格にめちゃくちゃイライラさせられました( ゚д゚)

 

武也の言う通り、小春希(しょうはるき)!!

 

良く言えば友達思い、悪く言えばお節介が過ぎる(゚ω゚)

 

小春、矢田、その他女子クラスメート2人の計4人のグループで卒業旅行に行くらしいんですが、その他女子たちの意見の方が私には合うなと思いました(゚ω゚)

 

まず、失恋して落ち込んでる友達のために何で春希に会いに行くの??

 

大切な友達を傷つけた相手に怒るのは分かる。

 

謝罪を要求するのもお節介だなとは思うけど、ちょっとイラっとするくらい。

 

矢田を納得させてあげろの辺りから「???????」状態になりつつイライラしてました(゚ω゚)

 

納得しようがしまいが、次に進めるかどうかは矢田次第だから春希が納得させてあげる必要性を感じない(゚ω゚)

 

冷たくしてごめん、気持ちには応えられないで十分なのでは??

 

しかも、春希が矢田に謝った後も何で小春が会いにきたのか……まったく必要性を感じないので、イラっとさせられました。

 

バイト先で再会してしまうのは偶然だから仕方ないにしても、小春が春希にどんどん惹かれていくのは何だか三角関係でドロドロしそうな嫌な予感がしました((((;゚Д゚)))))))

 

小春√入るの今から憂鬱だ……_:(´ཀ`」 ∠):

 

ただ、小春は未練たらたらなままでいて欲しくないからなのか、春希と雪菜に対して協力してくれる部分はちょっと良かったです!

 

2人がそのまま仲直りしたら引き下がりそうだし、しっかり別れたら自分に来てくれたらなという感じがしたので、ちゃんと雪菜とのことを決着付けさせてくれるのはありがたい存在だなと思いました。

 

ただ、雪菜の代わりに矢田という第三の爆弾が投入されそうですけどね((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

 

 

風岡 麻理

出版社『開桜(かいおう)グラフ』の編集部に所属している春希の直属の上司。

 

 

仕事魔人であり、春希が面接の時に『一番無茶な仕事振る人の下に付けてください』とお願いしたことによって麻理の下についた。

 

 

麻理からどうしてそんなことを言ったのか聞かれると、仕事を覚えるのが早くなり、経験を積めると答えた。

 

 

また、将来は出版社狙いだとも話したが、麻理にわざと自滅型の人生を歩んでるようにしか見えないと指摘されたがはぐらかした。

 

 

 

 

ある雑誌でかずさの記事が書かれ、読者から美人だということで反響が大きく、隔月刊の音楽誌で記事を作ることが決定した。

 

 

そこで、かずさと同じ高校を卒業していて同級生である春希に、かずさの記事を書くことを任された。

 

 

麻理から寄せられた信頼を裏切りたくないと思った春希は、その仕事を引き受けることにした。

 

 

峰城付属校の教師に取材しに行き、その時に聞いた話をそのまま記事にして提出したが、麻理からはつまらないと酷評された。

 

 

春希はかずさを思い出したくなくて、他の人たちから見たかずさについて書いた結果だった。

 

 

麻理からもっとかずさの素顔に迫って欲しいと言われ、春希は記事を書き直すことにした。

 

 

春希はかずさのことを思い出して一心不乱に記事を書き上げ、メールで原稿を送った。

 

 

その頃、麻理宛に1枚のDVDが届いたので、麻理はDVDを再生してみた。

 

 

そこには、学園祭で春希、かずさ、雪菜がバンドをやっている映像が流れた。

 

 

麻理は春希がかずさと接点があることを知った。

 

 

その後、メールで原稿を受け取った麻理は記事を読んで、あまりにもゴシップまみれているので本当に載せていいのか確認した。

 

 

この内容が日本中の人の目に触れて、春希だけの真実じゃなくなることに対する確認だと言われたが、春希は「はい」と答えた。

 

 

今回は麻理さん√に入るための選択肢をまったく選ばないで進んできたからか、ほぼ登場してきませんでした。

 

そのおかげか、今のところ麻理さんが1番好きかもしれないと思ってますw

 

個別√に入ったらどうなるかは分かりませんがw

 

個人的に、麻理さんは頼れるお姉さん的ポジションで恋愛関係とは無縁の場所で春希と関わってて欲しい(T ^ T)

 

麻理さん√入って麻理さんのこと嫌いになりたくない_:(´ཀ`」 ∠):

 

今までのシナリオの流れ的にしんどい展開が待ってて、印象が悪くなりそうな嫌な予感がしてます(T ^ T)

 

攻略サイトを見た感じだと、麻理さん√は雪菜√と一緒に進められるみたいなので、雪菜の前に攻略予定です!

 

プレイ済みのフォロワーさんに聞いたところ、特にオススメの順番はないけど雪菜はcodaのシナリオに続いていく内容だったから、最後が良いということだったので麻理さん→雪菜の順番で終わらせる予定です。

 

 

 

 

 

小木曽 雪菜

春希と同じ峰城大の3年生。

 

 

政治経済学部所属。

 

 

雪菜はこの3年間で無理と我慢を重ねた泣きそうな笑顔を見せるようになった。

 

 

どれだけ傷つけられても、春希の傍を離れようとしなかった。

 

 

春希のために寂しい笑顔でい続けた。

 

 

「…なぁ、雪菜。

 

いつになったら憎んでくれるんだよ?

 

どれだけ深く自分を傷つけたら、

 

俺を許そうとするの、諦めてくれるんだよ?」

 

 

春希は雪菜から逃げるためにプライベートの時間を削りまくっていたが、そんな春希と無理矢理距離を詰めようとせず、けれど自分は遠ざからないで優しく見つめてくれた。

 

 

3年生になり、春希が転部して違う学部になったこともあり、あまり顔を合わせなくなった。

 

 

そんな2人をどうにかしたいと思っている高校生の頃から付き合いのある武也と依緒は2人を引き合わせようと頑張ってくれていた。

 

 

 

 

武也は雪菜が医学部の男性陣とパーティーに行くことを春希に報告した。

 

 

噂では、医学部の男性陣と開催されるパーティーは女の子を騙して薬を使うヤバイものだという。

 

 

都市伝説だろうと春希は相手にしなかったが、武也はパーティーの開催日、時間、場所を伝えた。

 

 

パーティー当日の夜、雪菜の弟 孝宏から雪菜が門限を過ぎても帰ってこないという電話があった。

 

 

雪菜の家族は今も春希と付き合っていると思っているので、一緒にいる相手の心当たりが春希しかいなかったから。

 

 

春希は雪菜と一緒にいると嘘をついて、慌てて雪菜を探した。

 

 

ようやく雪菜を見つけて、一緒に帰ろうというが、雪菜に「1人で帰ったら」と言われた。

 

 

「いいよ、わたしなんかほっといてよ。

 

…ずっと、そうしてきたじゃない」

 

 

雪菜の態度に怒るか考えこみ、無言が続いた。

 

 

意を決して怒ろうとすると、雪菜は昔みたいに叱ったり説教してくれないと泣きだした。

 

 

一瞬の差で、すれ違った。

 

 

春希は挫けて、雪菜は壊れた。

 

 

「好きな人ができたなら紹介してね。

 

変なこと言ったり苦しめるような態度取らないから」

 

 

千晶が春希の家に泊まった日の深夜3時に、寝ぼけた千晶が間違えて雪菜からかかってきた電話を取っていた。

 

 

翌日の朝に間違って取ったことを教えられたが、誤解を解かないでいた。

 

 

今、千晶の誤解を解こうとしても春希は言葉が出てこなかった。

 

 

「早く、ふってよ。

 

わたしを、楽にしてよ。

 

わたしを、自由に…」

 

 

その言葉に春希は雪菜が自由になれるならと口を開こうとした。

 

 

「嫌ぁっ!

 

今のなし! 絶対になしだから!」

 

 

そう言って雪菜は何も聞かなかったことにしてとお願いした。

 

 

自分から別れを告げることも、自分からまだ好きだと言うことができない春希。

 

 

そんな春希にずっと引きずられたまま、新しい一歩を踏み出せないままの雪菜。

 

 

雪菜は迷惑かけてごめんと謝り、一緒に帰った。

 

 

お互い近づこうとして、すれ違った。

 

 

 

 

その後、雪菜の様子を見て何かあったと心配した武也と依緒が春希の家に様子を見に来た。

 

 

2人が心配してくれてることを知り、雪菜の様子を聞いた春希は雪菜にメールを送った。

 

 

そこから2人のメールのやり取りが続くようになった。

 

 

 

 

武也、依緒、小春のお膳立てのおかげでクリスマスイブに雪菜と会うことになった。

 

 

映画を見てディナーを食べたが、雪菜は食事や飲み物にほとんど手を付けなかった。

 

 

顔色が悪く、体調を心配したが食事制限をするダイエット中だと誤魔化された。

 

 

かつて3年前に雪菜に渡せなかった指輪を購入したお店で刻印なしのブレスレットを買ってプレゼントした。

 

 

そして、開桜グラフで任されたかずさの記事を書いて掲載されたので、雪菜に読んでもらうために雑誌を渡した。

 

 

記事を読んだ雪菜は内容に笑い、かずさについて話していたが様子が少しおかしかった。

 

 

しかし、雪菜の心のこもらない愛想笑いで誤魔化された。

 

 

ディナーが終わり、せっかく雪が降っているからということで外を散歩することにした

 

 

雪を見て3人でいたことを思い出し、雪菜は今でもかずさのことが好きなのか聞いてきたので、もう忘れたと返した。

 

 

これ以上、三年前にこだわるのはやめようと言うと、三年前があったから、今の自分たちがある」と反論された。

 

 

春希が雪菜を傷つけた罪。

 

 

雪菜は春希とかずさの気持ちを知ってて抜け駆けした報い。

 

 

三年前から互いに罪の被り合いをしていた。

 

 

「雪菜…

 

俺たち、リセットしよう?」

 

 

3人になるその日からを忘れて、かずさを忘れようという最低の提案を雪菜にした。

 

 

かずさを忘れ、2人だけのオリジナルラブストーリーとしようという残酷で優しい提案。

 

 

春希は三年間繰り返してきた自分の罪を押し通すことと、雪菜の罪を否定することに疲れ果てていた。

 

 

かずさを忘れられるのかという問いに、三年かかったが忘れたと答えた。

 

 

「ゆっくり話し合ってこう」

 

 

とてもひどいことを提案されてるのに、差し伸べられる手が優しすぎて雪菜は春希の言葉を否定できなかった。

 

 

そんな雪菜の表情がとても魅力的で、春希は逃げようとしたが、雪菜は逃がしてくれなかった。

 

 

春希からブレスレットをもらったが、わざとプレゼントを買わないでお返しをできないようにしたこと。

 

 

家族には泊りだと伝えてきてることを顔を赤らめながら話した。

 

 

「受け取ってくれませんか?

 

三年前に渡すつもりで

 

ずっと包んであったままの、わたしを」

 

 

春希の胸に引き寄せられてきた雪菜を抱き締めた。

 

 

雪菜はこの三年間、ゆっくり近づこうと我慢してたが距離が縮まらなくて辛かったと話した。

 

 

雪菜の様子を見て、彼女が無理をし過ぎていることに気付いた。

 

 

春希のことを受け入れることにこだわりすぎて、自分の気持ちが追い付いていない雪菜。

 

 

だが、そんな雪菜のことを雪菜が分かっていなかった。

 

 

これまでの長く、辛く、苦しい時間が雪菜を追い詰めていた。

 

 

春希は雪菜にキスをして、ホテルの部屋を取ってることを話し、一緒にホテルへと入った。

 

 

部屋に入り、雪菜にシャワーを浴びてくるよう提案した。

 

 

待っている間、雑誌を取り出した。

 

 

雪菜がシャワーを浴び終え、自分もシャワーを浴びて部屋に戻ると、雪菜はベッドに座って俯いていた。

 

 

どうしたのかと尋ね、雪菜を自分の方に向かせようとしたら、頬を叩かれた。

 

 

そこには雪菜の泣き腫らした目と、かずさが表紙の雑誌が目に入った。

 

 

春希に雑誌を渡される前に、自分で購入してもう何十回も読んでいたと話す雪菜。

 

 

本当にかずさのことを忘れたのか、どうやって忘れたのか改めて聞かれた。

 

 

かずさが表紙を飾っているので、雪菜が自分で購入することも頭に入れていたので用意していた答えを出した。

 

 

「三年かけて忘れた」

 

 

そう話しながら、雪菜の頬に手を伸ばすと、雪菜は春希を拒絶するため再び頬を叩いた。

 

 

春希が本当のことを話さないから切れると前置きをしてから話し始めた。

 

 

記事に書いてあった内容は三年前、かずさを追い続けてた春希と言ってることが変わらなかった。

 

 

記事に愛がこもっていて、かずさへの気持ちが滲み出ていた。

 

 

「こんな想いを込めたラブレターを見せつけられて、

 

わたし、どうやって納得すればいいの…?」

 

 

かずさを忘れたという春希に『嘘つき』と責めた。

 

 

そして、かずさの特集記事を春希の中で形に変えて、ずっと語り掛けていたことまで見抜かれた。

 

 

「わたしを抱くために、

 

かずさに励ましてもらったんだよね?

 

ずるいよね、春希くん

 

あなたは…

 

何年たっても、わたしに嘘つき続けるんだね」

 

 

春希のついた嘘がすべてバレた瞬間だった。

 

 

二人のためと信じてついた嘘は、そのうちの一人を傷つけた。

 

 

 

 

春希は1人でホテルを出て、雪菜はホテルの部屋に1人残った。

 

 

『どうしてこうなるんだろう…

 

好きな人が、

 

自分に嘘をついてまで、

 

わたしに振り向いてくれて

 

自分の想いを殺してまで、

 

わたしに報いてくれて

 

三年越しの想いが、やっと叶うって

 

それで十分だと思ってたのに

 

わたしの想いだけ遂げられれば

 

よかったはずなのに

 

なのに、どうして、こうなっちゃうんだろう…』

 

 

雪菜はホテルの部屋で1人泣いた。

 

 

 

 

終電で帰ろうとした春希は、駅のホームにいた。

 

 

自分がかずさのことを忘れようとしたが、忘れられていなかったこと。

 

 

そんな春希を見て雪菜が今でも傷つき続けているという事実を知った。

 

 

雪菜は春希と同じくらいかずさが好きだから、春希の中のかずさの存在を見逃せなかった。

 

 

春希の心に入り込もうとするたびに、雪菜は中にいるかずさと目が合って入れずにいた。

 

 

つまり、それは世界でただ一人、雪菜とだけは一緒に歩いていくことができないということ。

 

 

『相手が雪菜でないのなら、

 

俺はきっと、いつかかずさを忘れられる』

 

 

かずさのことを胸に秘めたまま、忘れないまま新しい恋を始めようと考えた。

 

 

その時に隣にいる『彼女』は、春希が無理して笑ってることに気付かないし、過去を思い出してつらい気持ちになったとしても何も知らずに笑顔で励ましてくれる。

 

 

そのうち、少しずつ『彼女』で埋められていき、かずさを思い出す痛みが薄れて、いつか『彼女』が一番に置き換わる。

 

 

もう雪菜と一緒にいない方が良いんだと考えた。

 

 

ぬくもりが欲しい。

 

誰かに、会いたい。

 

誰かと、触れあいたい。

 

 

introductory chapterでは雪菜の抜け駆けが嫌だなと思ったんですが、今回は最初から扱いが酷かったので早く雪菜を楽にしてあげて欲しいという気持ちの方が強かったです((((;゚Д゚)))))))

 

3年間も動けずにいて、すれ違って、壊れていく雪菜が見てて辛くなりました(´;Д;`)

 

雪菜と近づきたいのか、離れたいのかどっちかにして欲しい(´;Д;`)

 

何でそんなにすれ違うの?ってくらいすれ違うし、誤解が生じても放置してるのに、いざ雪菜に何かあったんじゃないかと思うと行動的になるし、春希が何をしたいのか分からないのでずっとモヤモヤしてました(´;Д;`)

 

しかも、雪菜が覚悟して春希に身を捧げようとしたときに他の女に背中を押してもらうって何!?

 

これは本当に訳が分からなかったです( ゚д゚)

 

そんなにかずさのことを忘れられないなら、なんで高校の時に雪菜と付き合ったんだよおおおおおお( ゚д゚)

 

雪菜が3人でいたいから抜け駆けしたっていうのもありますが、そもそもこの時に他に好きな人がいるって断らなかったのが元凶なんじゃないかとしか思えなかったです( ゚д゚)

 

closing chapterの後にcodaも残ってるので、多分今回雪菜√に入っても雪菜はまだ幸せになれないんじゃないかと思うと胃がキリキリして吐きそうです_:(´ཀ`」 ∠):

 

ここで雪菜と一緒にいない方がいい、誰かに会いたいと思って行動すると個別√に入ります。

 

今回はノーマルENDを目指していたので、誰にも会いませんでした。

 

というか、春希の考え方は新しく付き合うことになる相手にめちゃくちゃ失礼過ぎるなと思いました(゚ω゚)

 

このまま雪菜以外の個別√入って欲しくないけど、胃の調子を整えてしっかり見届けてきます!!

 

 

 

 

 

ノーマルEND 

春希はそんなことを考えて良いわけないと先ほどまでの自分の考えを否定し、そのまま帰宅した。

 

 

 

 

12月26日。

 

 

武也と依緒が仕掛け人だからというだけでなく、純粋に春希と雪菜を心配して電話をかけ続けてくれたが、春希は電話に出る気になれなかった。

 

 

 

 

12月28日。

 

 

麻理からの電話で起きて、そのまま電話に出た。

 

 

春希の書いた記事が世に出てからバイトに来なくなったので、過去を思い出して落ち込んでるんじゃないかと心配して電話をかけてくれた。

 

 

冬馬曜子から、かずさの記事を書いたライター宛に編集部に冬馬曜子のニューイヤーチケットを送ってくれたから、春希の自宅に送ったことを教えてもらった。

 

 

事情を話し、楽屋に入れてもらえれば、かずさに会わせてくれるかもしれないという麻理。

 

 

春希の落ち込んだ様子に、話して楽になればいいと声をかけた。

 

 

話して楽になっても、麻理は春希を責めないし許さないしアドバイスもしないと言ってくれた。

 

 

自分だけ楽になることへ罪悪感を持つと、楽になれば傷つけた相手に償う気になれるかもしれないという麻理の言葉に春希はすべて話すことにした。

 

 

かずさを今でも好きなこと。

 

 

そのことで傷つけた相手がいること。

 

 

高校生の学園祭での出来事からすべて赤裸々に話した。

 

 

麻理は約束通り、何も言わずに最後まで聞いてくれた。

 

 

PDCAのCは終わったから、あとは自分でAのフェーズに移行するよう告げると、麻理は電話を切った。

 

※ PDCA

Plan(計画) → Do(実行) → Check(評価) → Action(改善)のサイクルを繰り返し行うことで、継続的な業務の改善を促す技法。

 

 

 

 

2月27日。

 

 

雪菜に振られ、別れた後から2ヶ月以上経った今はもう雪菜とはもう会ってなかった。

 

 

しかし、雪菜とのメールのやり取りは続けていた。

 

 

そんな中、武也から4人でスキー旅行に行こうと提案されるが、春希と雪菜は日程を出せずにいた。

 

 

『雪の降る日に俺たちは近づき、

 

雪の降る夜に俺たちは傷つき。

 

寒さに震えながら抱きあって、

 

心まで凍えながらすれ違う。』

 

 

冬が溶け切らない今動いて、また何か起こってしまったとき、雪菜と笑い合える自信がなくて動けずにいた。

 

 

そんな様子の2人を見かねた武也と依緒は強制的に連れ出して車に乗せた。

 

 

後部座席に春希と雪菜を乗せ、依緒は雪菜に毛布を手渡した。

 

 

毛布をかけて眠った雪菜は春希にもたれかかった。

 

 

雪菜の体温を感じて私服に思う春希。

 

 

『雪菜は…俺の大切な女性だから。

 

どれだけすれ違っても。

 

どれだけ互いが傷ついても。

 

たとえ、何度別れを告げられたとしても。

 

雪の降る夜明けに、どんな関係を築くのだろう』

 

 

何ともモヤモヤ感の残る終わり方でした(゚ω゚)

 

雪菜を大切だと言いながら、かずさを忘れられなくてとことん傷つけてる矛盾に異議あり!!と言いたくなります(゚ω゚)

 

結局、雪菜も大切なら他の人と付き合ったときにはかずさだけじゃなくて心の中に雪菜までいることになるんじゃないかと思うと、麻理、千晶、小春と付き合うことになったら四角関係というエグいことになりそうな気がします_:(´ཀ`」 ∠):

 

いやぁ……もう見たくないと思いつつ、最後はどんな展開で終わらせるのか気になる自分がいる((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

 

closing chapterは共通が長めだったので、個別√はサクサク終わらせられそうですが、展開が重くてあまり一気に進められる気になれないので、来月中に終わらせられればいいなくらいな感じで進めていきます!

 

 

オススメは麻理さん→千晶→小春という順番らしいんですが、今のところ麻理さんがあまり出てきてないこともあって、麻理さんに対してイライラはあまりないので、私は小春→千晶→麻理さんという順番で進めていきます。

 

 

個人的に千晶を先にしたかったんですが、攻略サイトを見ていると千晶だけ千晶(ノーマル)と千晶(真)の2種類エンディングがあるっぽいので、後にすることにしました。

 

 

はぁ……closing chapterが終わったら一旦休憩して乙女ゲームをプレイしようかな( ˙-˙ )

 

 

トキメキと癒しが欲しい……_:(´ཀ`」 ∠):

 

 

でも今プレイ途中の時アポはシナリオが暗めらしいので、別の乙女ゲームやりたい気持ちが強いですが、ちゃんと終わらせてないのに次のゲームに進めるのは私の精神衛生上よろしくないので時アポか一般ゲーム進めつつ気を紛らわせてホワルバ進めますε-(´∀`; )

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

↓ランキング参加してます。励みになるので、良かったらポチッとお願いしますm(_ _)m

バナー     

 

PVアクセスランキング にほんブログ村