どうも、みゃーびんです( ・∀・)ノ

 

 

冬の間にクリアしようと思っていたら、いつの間にか春……いや、初夏になってました(゚ω゚)

 

 

一気に駆け抜けようとすると、胃がムカムカしちゃうので、マイペースに進めてたんですが、このままだと年内に終わるのかすら危うくなってきてます( ˙-˙ )

 

 

 

 

ここから先がっつりネタバレしているので、ネタバレ苦手な方はブラウザバック推奨ですm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

image

 

  感想

 

共通√はこちら

 

 

1人になりたくなくて、千晶に電話かけてすぐに我に帰って切った。

 


電車に乗り込み、タクシーに乗って帰宅するまでの間コールバックを待ってたが電話は鳴らなかった。

 


マンションに着くとサンタのコスプレをした千晶が待ってた。

 


千晶は春希を驚かそうとしてコールバックしなかったという。

 


春希は泣きながら千晶を強く抱き締めてキスをした。

 


「春希になら何をされても嫌じゃない」といいながらも、千晶は体が冷えてきたことを伝えた。


「続き…中でしようよ?

あたし…


あんたの逃げ道になったげるよ、春希

今日はクリスマスなんだからさ…


サンタさんのプレゼントは受け取るべきだよ?」


千晶の言葉に甘えた春希は千晶を部屋に入れた。

 

 

まだ別れてないはずなのにもう浮気!?!?

 

いやいや、さすがに展開早過ぎません!?((((;゚Д゚)))))))

 

この先の展開を見たくなさ過ぎてゲームを放置しそうになりました_:(´ཀ`」 ∠):




翌日、千晶は母親とまた喧嘩をしたので帰りたくない様子を見せていた。

 

 

"千晶"というぬるま湯に浸かってていいのか、進む道に向き合わないとと思いつつ、春希は帰れと言えなくて「勝手にしろ」とだけ言った。


千晶とダラダラと過ごすことにした。


12月26日、春希の固定電話に武也から電話がかかってきて雪菜と何かあったのかと聞かれたので、『何もなかった』と答えた。

 

 

春希のことを心配した武也は今から家に行ってもいいかと尋ねたが、春希は無理矢理な嘘をついて強制的に電話を切り、千晶と体を重ねた。

 


『雪菜の言う通り、そして俺の言う通り、


俺たちは、今までと何も変わってないんだからさ。


だって、とっくに終わっていたんだから』

 

 

こうして春希は千晶とダラダラしながら年末まで過ごした。

 

 

いやいやいやいや、乗り換えるの早過ぎでしょ!?((((;゚Д゚)))))))

 

とっくに終わってたなら中途半端な状態にしないできちんと別れればいいのに、なんでそこに向き合わないんだ( ゚д゚)

 

簡単に終わらせられればここまで拗れてなかったのかも知れませんが、だとしてもこの状況は雪菜に対しても千晶に対しても失礼でしょ( ˙-˙ )

 

WA2は、どの√も何でこんなにしんどいんだ……_:(´ཀ`」 ∠):




12月30日。

 


目が覚めると部屋のどこにも千晶がいなかった。

 


焦って家中探し回り、携帯やカバンが置いてあったことからコンビニなどで買い物してるという結論に達して安堵した。

 


しかし二時間経っても帰ってこなかった。

 


毛布にくるまっていたが、あまりの寒さに震えた。

 


千晶が二時間戻ってこないだけで不安になりテンパった。

 


何度も頭の中で『帰ってくるよな?』と問いかけて泣き出した。

 


そこへ玄関のドアが開く音がして、千晶が戻ってきた。

 


コンビニに振り込み行くついでに雑誌を立ち読みしてたと言う千晶に対し、春希は拗ねて布団に潜り込んだ。

 


「中途半端な干渉なら…やめてくれ」

 


春希の顔を見た千晶はずっと一緒にだらだらするって約束したのに勝手に外に出てしまったと謝った。

 


冷たい態度を取り続ける春希に、千晶は安心させようと必死になった。

 


「あたしをあっためてよ、春希…
 

あんたを…抱きしめさせてよ

 


手を無造作に掴んで布団に引きずり込んだ。

 


「今になって必死になるなら、
 

最初からずっと俺の側にいろよ…馬鹿野郎。」

 


汗まみれになった2人は一緒にお風呂に入り、どうして千晶は離れずにいてくれるか聞いた。
 

 

「何かしてあげたかった、友達としても、そのほかとしても
 

色んなものをもらったから」


レポートの手伝い分なら返してもらったという春希に、千晶は「それだけじゃない」という。

 


「今のあたしに大事なこと、必要なこと…
 

春希が教えてくれた…ううん、今も教えてくれてる」

 


千晶の言葉に春希は心当たりがなかったが、冬休みの間はずっと一緒にいるという千晶に春希は再び「勝手にしろ」と答えた。

 

 

ふと気になったんですが、そういえばゴ◯って用意してるんですかね??

 

小春√の時は初回の春希の部屋では持ってなかったから、謝罪した上で泊まりに来る時に買いに行ってたはず。

 

千晶√の時はたまたまどっちかが持ってたとは考えにくいし、持ってたとしても何日も家に篭りっぱなしで足りたのか??と下世話なことを考えちゃいました(゚ω゚)

 

とりあえず、春希はただでさえイライラさせられてたのに千晶無しだと不安になって泣いちゃう人間になってさらにイライラさせられてきたので、どうにかして早く読み終わらせてもう二度と読まなくていいようにしたいという気持ちになり始めました( ˙-˙ )





12月31日。

 


年末の特番に飽きた千晶はDVDを見ようと棚を漁ると、一枚の白地メディアを取り出した。

 


そこにはマジックで『200X年学園祭 二日目ステージイベント』と書かれてた。

 


麻里から渡されて棚に置いたままにしてたのを忘れてた春希はDVDを再生して千晶と一緒に映像を見つめた。


DVDを見ながら春希は雪菜が好きだが酷いことをしてしまい、何年かかっても償えない罪を犯したと告白した。

 


千晶は春希の過去の罪をあっさりと許した。

 

テレビから『届かない恋』が流れ、千晶は雪菜の歌声に自分の歌声を委ねた。

 


そこから春希は三年前の出逢いから、一週間前の別れまで、そして今こうして千晶に逃げた経緯を包み隠さず告白した。
 

 

千晶は最低な過去をいとも簡単に受け止めてくれたので、かずさのことも包み隠さず話した。

 


千晶に慰めてもらいながら年を越した。

 


新年の挨拶をして、千晶を逃げ場にするのをやめようと決めた春希は、その日は何もせず抱き合って寝た。

 

 

千晶がかずさのマネをしながら慰めてる意図が分からなくて、何でそんなことする必要があるんだろう??と思いながら読んでました。

 

雪菜に償えない罪を犯したと言いながら、今も千晶を逃げ場にして許されないことを続けてる春希に相変わらずイラッとしてましたw

 

他の乙女ゲームや美少女ゲームは応援しながら個別√読めるんですが、WA2は不思議とずっと応援できないままなんですよね(゚ω゚)





1月1日。

 


朝になり、春希は料理をして千晶に振る舞った。

 


突然テキパキと動く春希に何もしないでゆっくり寝て休めって言ったのに、どうして言いつけを破るんだと千晶は問い詰めた。

 


また無理をしたらと心配してくれる千晶に、辛いことを紛らすために無理やり働いてるわけじゃないことを伝えた。

 


頭もスッキリして心も落ち着いていて、雪菜のことを吹っ切れた訳じゃないが、今の状態ならリハビリを始められると話し、前に進む決心がついたことを伝えた。

 


今までありがとうと感謝の気持ちを伝え、そろそろ大丈夫だという春希の言葉に千晶は居心地悪そうにしていた。


「もう、あたしはいらないってこと?」

 


「欲しいよ。
 

当たり前だろ?
 

これからは何かを忘れるために千晶に触れるんじゃなく、何かを心に刻むために千晶に触れたい」
 

 

ストレートな言葉に千晶は照れくさくなり、春希が作った料理を食べようと話を逸らした。

 

 

春希は雪菜のことを吹っ切って千晶に乗り換えようとする感じが嫌でした( ˙-˙ )

 

いや、雪菜ときちんと別れた後なら全然構わないんですが、色々と中途半端な状況で平然といちゃつこうとする春希が無理……_:(´ཀ`」 ∠):

 

誰と付き合っても春希の意思だから何も言えないんだけど、せめて二股状態にならないようにして欲しい_:(´ཀ`」 ∠):

 




1月2日。

 


シャワーを浴びて部屋に戻ると、千晶が荷造りをしてた。

 


「帰るつもりなのか?」と聞くと、明日帰ると頷いた。

 


理由を尋ねると、春希が自分を取り戻したから用は済んだと言って去ろうとする千晶に、何も返せてないから冬休みが終わるまで1週間あるから残っていればいいと引き止めた。


千晶は春希のことをお人好しだと言いつつ、そんなだから三年間も引きずったままで、かえって相手を傷つけることになると指摘した。

 


本当に帰るのか念押しで聞くと、一人で生きていける春希の側にいるのは少し辛くて居心地悪いという千晶。

 


それなら止めないという言葉に千晶は荷造りを再開しようとした。

 

 

「最後にもう一度…いいか?」

 

 

春希は千晶を求め、最後まで千晶に翻弄されながら夜は更けた。


翌朝6時半。

 

 

春希が目を覚ますと、既に荷物が無くなり千晶は出ていった後だった。



なんで!?

 

1人で生きていけるようになろうと千晶依存症克服宣言までしておいて、何で最後の最後に千晶を求めるの(゚ω゚)

 

雪菜とはどうするか何も決めてないのに、結局最後まで甘える春希にものすっごくイラッとさせられました( ゚д゚)

 

千晶との関係もどうしたいのか分からないし、どっちつかずの状態でいるのストレスにならないのか不思議になってきます(゚ω゚)




千晶はノーマルENDと真相ENDが用意されていたので、2つのエンディングを回収しました。

 

 

ノーマルEND

1月11日。

 


冬休みが終わり、研究室に顔を出したが千晶はいなかった。

 


千晶が家を出て一週間、一切連絡が来なかったし春希からも連絡をしなかった。

 


今までの自分を取り戻すのに必死で、元に戻る前に千晶に甘えるわけにいかないと我慢してたからだった。

 


大学が始まったら自分から会いに行こうと決めたが、その日千晶は来なかった。

 

 

雪菜からは新年の挨拶と春希を気遣う内容のメールが届いたので、春希は返信した。



2月10日。

 


春休み入ったらスキーに行かないかと武也に誘われた。

 


千晶は冬休み以来顔を見せておらず、気の迷いだから忘れろと武也に言われた。

 


武也と依緒には冬休みのことを話してあった。

 


依緒に引っ叩かれ、武也に庇われるという大騒ぎだった。


今は元の関係に戻っていて、3月の初めの予定を空けとくよう告げると武也は去った。

 


春希は雪菜に冬休みにどんな気持ちで何をして過ごしたか、どうやって雪菜を裏切ったか書いた手紙を出したから読んだら空メールでもいいから返事が欲しいという内容のメールを送った。

 


今でもたまに寂しさで体が震えることがあるが、自分を抱き締めてベッドに潜り千晶に与えてもらった記憶のおかげで立ち直れて過ごせている。

 


千晶がいなくても前に進めるから、結果を恐れずに前へ進む決心をした。

 

 

この辺は色々と省略されてますが、真相ENDに進むと色々と見られたんですが中々の修羅場でした(゚ω゚)

 

こんだけ周りが呆れたり怒ったりしても、春希から離れないでいてくれるのは人望なのか友人に恵まれてるのか……多分後者ですね(゚ω゚)

 

千晶に会えないことを悶々と思いながらも、連絡がつかないから少しずつ思い出にしていってる感じの流れになるのがノーマルENDの終わり方っぽいです。

 

個人的に、雪菜に自分の罪を全部告白するのは隠し通せる自信がないのか、自分を責めて欲しいのか、愛想を尽かして離れていって欲しいのか分かりませんが、さらに傷つけるようなことをする春希の誠実のような不誠実のような対応はどうなんだろうなーと思いました。

 

私は最後まで隠し通せる自信があるなら、伝えないで墓場まで持っていって欲しかったなという気持ちですが、隠し事をして欲しくないって思う人からしたら伝えてくれた方がいいと思うかもしれないので、どういった気持ちで読めばいいのか悩みました( ˙-˙ )





2月27日。

 


その日の夜、雪菜から手紙を読んだという内容のメールが届いた。

 


『抱え込みすぎ、自分のせいにしすぎ、正直すぎ。


この事実を飲み込むには少し時間がかかる。


何度も読んだが、もっと読んで悩む。


怒ったり嘆いたり反省して必ず結論を出す。


出した結論は必ず伝えるから待ってて。』

 

 

という内容のメールだった。

 


そして、メールの追伸でスキー旅行どうするか聞かれた。

 


雪菜から返信がくるまでの間に千晶に電話しても留守電で、メールを送っても返信はなかった。

 


千晶は春希との接触を完全に拒絶したことを悟った。

 


春希は雪菜に返信した。

 


『甘すぎる。


返事を待ってる。』

 

 

という内容のメールに、スキー旅行に行くのか尋ねる追伸を書いた。

 


そこから雪菜とメールのやり取りを続けた。

 


メールで雪菜に『浮気者だ。このことは根に持つ。』と返ってきた。

 


そして、お互いにスキー旅行に行くことを決めた。

 


この頃には春希は千晶がいなくても立ち直れそうになっていた。


ほんわか千晶とは自然消滅っぽい終わり方をして、雪菜との微妙な関係を続けていくんだろうなという終わり方でした。

 

結局春希は浮気をして、かずさへの気持ちも区切りをつけられない中途半端な状態のままなので、このまま雪菜との関係を続けて幸せになれるか気になりましたが、これは千晶のノーマルEND√なので、あまり気にし過ぎないことにしました(゚ω゚)
 

 

 

 

真相END

千晶ノーマルENDを回収した後は共通√に1周目では見られなかったシーンが追加されてました。

 

 

小春に対して彼女だと嘘をついた時は、雪菜のフリをして騙してました。


また、飲み会で雪菜が二次会に連れて行かれそうになったときは千晶が守ってくれました。

 

 

千晶は雪菜に対して、『長瀬 晶子(ながせ しょうこ)。商学部三年』と名乗ってました。

 

 

雪菜から恋バナを聞き出そうとしつつ、雪菜の仕草を観察して演じようとしてました。

 

 

両親が離婚してることは本当だが、母親と不仲というのは嘘でした。

 

 

春希と2人で飲みに行った時に見せたサクランボの茎を口の中で結ぶやり方は、雪菜にやらせた時の色っぽい仕草を真似していました。

 

 

冬休み中に春希の家に居座ってた時、ちょろっと抜け出した日はコンビニで上原という演劇部の座長と会話をしていました。

 

 

『冬の物語』という脚本にこだわっていて、女になることをリアルに感じて、自分の引き出しを増やそうとしていることを話してました。

 

 

千晶にとって、勉強も遊びも働くことも、男に身も心も尽くすのでさえ舞台稽古として捉えてるそうです。


ざっくりとですが、共通ではこの辺りのシーンが追加されてました。

 

元々、千晶には何か裏がありそうな感じがしてたので、ここでさらに胡散臭さが倍増してきました(゚ω゚)




1月4日。

 


留守電をチェックしてみたが、武也からのメッセージがほとんどだった。

 


久しぶりに連絡取ったらその日のうちに武也と依緒がやって来て新年会を開催された。


食事が終わると、雪菜とどうなったか踏み込まれたので、かずさのことを忘れてなかったのに忘れたと嘘を言ったら雪菜に気づかれたと話した。

 


依緒に雪菜を苦しめるだけだから謝れと言われた。


さらに、「…雪菜から逃げて、別の女と暮らしてたっての?」と、依緒からの突然の爆弾発言があった。

 


あまりに突然のことに答えられずにいると、洗面台にあったトラベルセットが前きた時は新品同様だったのに今は半分以上減ってたと指摘された。

 


春希はトラベルセットが依緒か武也のだと思って片付けてなかったが、そこで千晶のものだったことを知った。

 


雪菜が一人で泣いてたとき、別の女と抱き合ってたのかという厳しい指摘に、春希は正直に頷いた。

 

 

すると、依緒は春希のことを引っ叩いた。


「雪菜が許してくれても、春希が許せなくて、余計に雪菜を傷つけるから、また戻れなくなる。


昔の失敗を何も活かしてない。


何やってんだ」

 


依緒は本気で責めて本気で怒ったが、全然呆れずに春希を見捨てる気を感じさせなかった。

 


千晶に連絡取るから携帯を貸すよう言われたが、春希は千晶が大事だからそれはできないと断った。

 


すると、依緒に再び引っ叩かれた。

 


武也が依緒を止め、春希と雪菜はしばらく距離を置いた方がいいと宥めた。

 


強引に戻そうとした自分達にも責任はあるという武也に、雪菜が可哀想だから許せないと言う依緒。

 

 

拒絶したのは雪菜だから春希が一方的に悪いわけじゃないと武也は春希を庇った。

 


「恋愛の時効はいつだ、相手が振り向いてくれるまで律儀に待つ必要あるのか、そもそも振り向いてくれる保証は? 気のないふりで男振り回してる依緒には一生分からない」という武也の厳しい言葉に、依緒は武也を引っ叩いて帰った。

 


依緒が雪菜の味方でい続けてくれるなら、武也は心置きなく春希を庇えると言って、春希のことを庇ってくれた理由を話してくれた。

 

 

武也も依緒もお節介だなと思う部分はありますが、春希と雪菜のことを考えてやってることなのと、春希たちが迷惑がってないことから、武也たちの存在はありがたいんだろうなーと4人だからこその絆の深さを感じました。

 

それにしても春希は言い訳とか嘘をつく時は無駄に色々根回しするのに、こういうところで詰めが甘いんですよね(゚ω゚)

 

ちなみにここはノーマルEND√だと省略されてたので、今回このシーンを見た時は中々の修羅場っぷりに読んでて居心地が悪かったです( ゚д゚)





1月11日。

 


冬休みが終わり、研究室に顔を出したが千晶はいなかった。

 


千晶が家を出て一週間、一切連絡がなかった。

 


また、春希からも連絡してなかった。

 


今までの自分を取り戻すのに必死だったのと、元の自分に戻る前に千晶に甘えるわけにいかないと我慢してた。

 


春希は講義を受けに行った。

 

 

この辺はノーマル√の時とほとんど同じでしたが、千晶視点が追加されてました。

 

千晶は講義を受けずに、講義終わりの雪菜に声をかけに行って一緒にカフェに行きました。

 

そこでクリスマスに何があったかを役作りのために話を聞きました。

 

色々話を聞き終えた後、別れ際に雪菜に「きっと春になったら元に戻る」と伝えました。

 

根拠のない勘だと付け加えましたが、雪菜は三年待った身からしたらあっという間だと言ってお礼を告げて帰りました。

 

話を聞いてもらって少し気持ちが落ち着いたからか、雪菜は春希にクリスマスの後はしばらく泣いて過ごしてたが今は落ち着いてるという近況を書いたメールを送りました。

 

ノーマル√だったら、ここで徐々に雪菜と春希の関係も戻り始めるんでしょうけど、今回は真相√なので元に戻らないんだろうなと思いながら胃をキリキリさせながら読んでました( ˙-˙ )




1月22日。

 


冬休みが明けて二週間、千晶は一度もゼミに顔を出してなかった。

 


メールや電話をしても反応なかった。

 


その日の夜、帰宅して留守電を確認すると武也からのメッセージが入ってた。

 


焦ったように付属祭のDVDを確認するようにという内容で、最後に和泉千晶には気をつけろと言い残された。

 


慌ててDVDを確認すると、演劇部の劇が流れた。

 


脚本・主演、瀬能千晶と紹介され、四姉妹がヒロインと舞台で、1人で4人を演じ分けていた。

 


主演の演技力に鳥肌が立ち、第三部が終わる頃に春希は気付いた。

 


舞台に立ってるのは千晶だということに。

 


武也と高校の時の同じクラスの生徒だったらしいが、DVDを見終えても、千晶のことに気付いたが武也が何を言いたいのか分からなかった。



1月24日。

 


放課後、武也に話を聞いた。

 


和泉は瀬能の母方の名字で、付属時代に名乗ってた名字が瀬能だという。

 


付属の卒業と同じ時期に離婚して母方の実家で暮らしてるらしく、千晶は付属時代から春希を知ってたという。

 


雪菜もかずさも、雪菜と春希の関係もある程度知ってると教えてくれる武也に、何で知ってるのか尋ねた。

 


当時、3人の関係を千晶があまりにもしつこく聞いてきたから武也が話したらしい。

 


ある程度の事情を話し終える頃には、武也は千晶の活動拠点に連れてきてくれていた。

 


校舎からかなり離れた場所にある少し古めの小さなホール『劇団ウァトス』。

 


メンバー数は少ないが、演出兼座長と脚本兼主演女優のコンビが有名な実力派劇団らしい。

 


中を確認するか迷ってると団員同士の衝突で飛び出してきたのを追いかけてきた座長に見つかった。

 


見学しにきたと話すと、瀬乃内晶を見にきたのかと聞かれた。

 


聞き慣れない名前に戸惑ってると、中に入るか改めて聞いてくれた。

 


ここから見てると断ると、座長は戻っていった。

 


稽古が始まると、中から聞こえてきた声は千晶のものだった。

 


聞こえてきた本の内容は、千晶に聞かせたかけがえのない古い傷跡だった。

 


稽古の終わった千晶と会った。

 


一瞬で春希が知ってるいつもの千晶の顔に戻り、胸に抱きついて春希を言いくるめようとした。

 


そこに武也が声をかけた。

 


千晶のすべてが演技だから騙されるなと改めて春希に忠告し、ホールの中に場所を移動した。

 


千晶は邪気のない笑顔を春希に向けた。

 


騙されたと責めると、そんな春希を『いつもの和泉千晶』で励ましてくれた。

 


趣味も成績も何もかも違うから付属で触れ合う機会はなかったから、気付かなくても仕方ないと話す千晶。

 


それなら何故隠す必要があったのか尋ねた。

 


「ついさっき、自分の目で確かめたんでしょ?」
 

 

悪びれない。謝りもしない。そして春希から目を、逸らしもしなかった。

 


春希が文学部に転部してきてくれたから、三年前に眠らせてたプロットを動かすことになったと千晶は事情を話し始めた。

 


付属の頃から春希、雪菜、かずさ3人のファンだったという。

 


観客そっちのけで3人でイチャイチャしてたのが面白く、雪菜とかずさは春希の気を引きたくて一生懸命だったのが千晶の興味を引いた。

 


三角関係は歌や演奏からだだ漏れで、そんな3人がとても面白い『素材』に見えた。

 


舞台のタイトルは『届かない恋』。

 


かつて、春希が雪菜に歌わせた春希がかずさを想って作った歌。

 


その指摘に千晶が春希の内部に潜り込んできてたことを実感した。

 


「そんなことのために近づいて、馬鹿げたことのために寝たのか」

 


「全然『馬鹿げたこと』じゃないんだなぁ……


あたしにしてみれば、まるっきり逆。


春希にとって、女と寝るのが


『馬鹿げたこと』じゃないのと一緒だよ」

 


千晶にとって、春希と寝たのは『馬鹿げたこと』だった。

 


千晶の中に雪菜とかずさが出来上がった、春希のおかげだとお礼を言った。

 


乾いた笑いしか出てこなかった。

 


気付いた時には千晶を力任せに舞台の床に突き倒し、そのまま彼女の上にのしかかった。

 


動きと口を塞ごうとしたが、千晶は平然としてた。

 


泣く春希を可愛い、愛してるという。

 


ふざけるなと怒ると千晶は否定した。

 


自分ほど春希のことをわかってる人間は他にいないと話す千晶。

 


春希の中の何もかもが崩れ落ちた。

 


そんな春希を千晶は抱き締め、キスの雨を降らせた。

 


演技だと分かっていても受け入れた。

 

 

千晶……恐ろしい女((((;゚Д゚)))))))

 

途中から演劇のために近づいたのは分かってましたが、春希にバレた時の態度が一切悪いと思ってないし、春希を可愛いと思ってる演技なのか本心なのか、そのいつもと変わらない態度がものすごく怖かったです(゚ω゚)

 

春希……千晶√に関しては厄介な人に目をつけられたなと、ちょっと同情してしまいそうになりました(゚ω゚)




1月26日。

 


武也は座長に脚本内容がプライバシーの侵害だと訴えたが、聞き入れてもらえなかった。

 


大学で流されていた『届かない恋』の音源の流出元は千晶だった。

 


いつか舞台を実現させる時に、この曲が大学内で馴染んでるのが理想だったからという。

 


その音源を渡したのは武也だったことを知った。



1月29日。

 


余計なことを考えないよう、家事をしたり試験勉強したりした。

 


たくさん寝たりもして眠気がこなかった。

 


改札をくぐり駅のホームに行った。

 


目的地はないからホームに居続けた。

 


千晶に裏切られたことが辛かった。

 


2時間座りっぱなしで風邪を引いた。

 

 

自分は雪菜を裏切り続けてるのに、いざ自分が裏切られたら辛くて打ちひしがられるのはどうなんだろうか(゚ω゚)

 

さすがに過去にやってきたことを棚に上げすぎなのでは??という気持ちになりました( ˙-˙ )

 

ちょっと前まで春希に同情しかけてましたが、ここにきて同情しようとしたのをやめました/(^o^)\

 




2月1日。

 


男子学生からの電話で目を覚まし、今日が試験二日目ということを知った。

 


心配した雪菜が訪ねてきたが、春希は彼女を裏切ったことを言えず、雪菜の作ってくれる料理を食べた。

 


雪菜が帰ろうとすると春希は抱き締めたい衝動に襲われ、雪菜の名前を呼んだ。

 


雪菜がマンションから出ると千晶がいた。

 


雪菜は千晶と一緒にお弁当を食べ、雪菜が聞かせてくれた彼は弱ってる時に優しくされたら誰でもいいんだなと話し帰ろうとする。

 


雪菜は呼び止めた晶子さんではなく、『和泉千晶さん』と呼んで春希から千晶のことを聞いたと告げた。

 


春希から話を聞いた時は晶子が千晶だと思わなかったが、マンションを出て遭遇して先ほどの発言で繋がったという。

 


弱ってた時に助けられたとしか話してないことを知った千晶は、冬休みの出来事を最初から全て話した。

 


雪菜は千晶に対し怒らなかったので、千晶は雪菜を煽って許せなくさせようとした。

 


そうしないと千晶の知ってる春希や雪菜じゃなくなり、プロットが覆るから。

 


強い絆で結ばれてノイズを憎む排他的な絆であることを願う千晶は、自分のことを憎んで嫌いつつ、一月だけ放っておいて欲しいと頼んだ。

 


雪菜はできないと断り、春希も千晶のことを許すと告げた。

 


裏切る辛さも裏切られる悲しさも知ってると話す雪菜は、晶子に励まされて救われたとお礼を伝えた。

 


自分は春希と雪菜の関係を壊したと話す千晶に、同じ人を好きになるとそういうこともあると雪菜は返した。

 


自分も三年前に壊したという雪菜に、千晶は春希のことは好きじゃないと話した。

 


好きじゃない人に簡単に抱かれることなんてできないと否定する雪菜に、会話が成立しないと言って千晶は帰った。

 


雪菜は千晶の背中に別れと再びお礼を告げた。

 

 

1人になった途端、雪菜はその場で泣いた。

 

 

「わたしの演技、完璧だったでしょ?」

 

 

雪菜が健気で切なくなるうううううううう(´;Д;`)

 

春希との関係をスパッと終わらせられればもう少し楽になれるんでしょうけど、どうして春希と別れるという選択をできないんだろう……(゚ω゚)


ちなみに春希はどうしたいのか分からないと言いつつ、千晶を女として扱えるのは自分しかいないとか言ってましたが意味が分かりませんでした(゚ω゚)

 

何で自分が千晶の特別な存在だアピールをする必要があるのか( ˙-˙ )

 

雪菜を抱き締めたい衝動に駆られてるのに、何で千晶を女扱いできるのは自分だけとか言ってるんだ???とイラッとしてました( ˙-˙ )

 

春希、そういうとこだぞ( ゚д゚)




2月14日。

 

 

脚本の直しをしてるところに春希がやって来たが、千晶は驚かずいつもの調子で挨拶した。

 


まずは押し倒したことを謝ると、千晶は話が長くなるなら楽な格好させてくれと言って、春希に膝枕させた。

 


千晶にチョコを食べさせ、軽く雑談してると煮詰まってることを話し始め、春希から見た雪菜とはどういう女なのか尋ねた。

 


雪菜の複雑な性格を理解してたら千晶とあんな関係にはならなかったという春希の話を聞き、千晶は難しいと言いつつ、本物の小木曽雪菜になってみせると宣言した。

 


舞台で雪菜の本当の気持ちを代わりに伝えてくれるという千晶。

 


そこまで人の気持ちが読めるのに、どうして人の気持ちが思いやれないのか不思議に思った春希はそのまま尋ねた。

 


理由なんてない生まれつきだという千晶のことが理解できなかった。

 


もし芝居を失ったらどう生きていくのか尋ねると、考えたことも考える気も必要もないと即答する千晶。

 


それでも普通じゃない千晶のことが心配でたまらない春希。

 


許せない、見放せないと春希の気持ちを伝えたが、千晶は猫の仕草の演技をして茶化し、それ以上の会話はできなかった。

 

 

膝枕してチョコ食べさせて、猫の仕草をする千晶を愛でるって何!?

 

まずは話し合いを終えて、春希が雪菜と千晶それぞれの関係をどうするか決めた上でイチャつくならまだしも、なあなあにして甘えて誤魔化してどうしたいんだろう( ˙-˙ )

 

もう本当にこの辺からずっと「( ˙-˙ )」な表情で読み進めてましたw




2月23日。

 


風邪で休んで受けられなかった試験の追試を終えた春希を、武也が居酒屋で祝ってくれた。

 


どんな結論を下しても2人と絶交しないし、嫌がらせみたいに4人グループを守ると宣言する武也。

 


「だから、どんな現実が待ってても受け止めて、いつか笑って話せる思い出に変えろ


どんな決断でも助けないけど受け入れるから、これからも俺たちから逃げんなよ?」


武也カッコ良すぎる(´;Д;`)

 

もう武也が主人公で良くない??

 

依緒の気を引くために浮気しまくってたのがライフワークになったとか言ってるけど、結局今も依緒のことが好きなんだから、依緒√直行して2人がカップルになれるエンディングが見れれば私はそれで満足できるのに(´;Д;`)

 

この日、雪菜は千晶に会ってめちゃくちゃ煽ってましたw


何も考えずにわたしを演じて、わたしの代わりに彼のそばにいてあげて。考える必要はない。春希は必ず自分のところに帰ってくる。

 

健気な女の子かと思ってたら、意外と強かな一面を持ってる雪菜をカッコ良いと思っちゃいましたw


「わたしたちの三年間は、


誰にも覆すことはできないんだから。
 

かずさ以外は、ね?」
 

そう言って、「だから今は背中を押してあげる」宣言する雪菜……強い(゚ω゚)

 

これで最後に雪菜とくっついてくれれば最高なんだけど、千晶√だから雪菜の元に戻ってこないの分かってるだけに、このセリフが辛い(´;Д;`)


ちなみに、この辺で千晶が吐き気が治らないのは妊娠したかもとか言ってるけど、避妊してなかったことに対して春希にものすっごく腹立ちました( ゚д゚)

 

雪菜との関係も終わってないし、千晶とどうするかも決めてないのに、そんな無責任なことよく出来たな( ゚д゚)

 

付き合ってる中で、妊娠しちゃったから責任取って結婚とかなら良いんですが、どっちつかずな状況でよくできるな( ゚д゚)

 

それで千晶が出てく前に、最後にもう一回とかよく言えたな((((;゚Д゚)))))))

 

もうこの時点で春希に対する好感度はマイナスに突入しました\(^o^)/




2月26日。

 


雪菜と電話で取り止めもない会話をしながら帰宅していると、マンションの入り口で座り込んでる千晶を見つけ、電話を切った。

 

 

その様子を見てた千晶は電話を切った春希に声をかけ、そのまま千晶と一緒に部屋に入った。

 


千晶がお風呂に入ってる間に料理を作り、食べさせた。

 


ご飯を食べ終え、雑談をしていると千晶は自分にとんでもない切り札があると言って、そのまま春希を押し倒してキスをした。

 

 

明後日の舞台のために雪菜になり切るために、春希に抱かれようとする千晶に、雪菜を抱いたことは一度もないから、もし抱いたら雪菜になり切れなくなると告げた。

 

 

その話を聞くと、千晶は春希から体を離して立ち上がった。

 

 

そして、舞台のチケットが入った封筒を置いて帰った。

 

 

切り札があると言いつつ、春希を繋ぎ止めるためにハッキリさせたくなくて検査してないというずる賢さ(゚ω゚)

 

千晶√は千晶のことだけじゃなくて春希のことも好きになれないし、雪菜の自信満々で自分の元に帰ってくるって信じてるけどきっと帰ってこないんだろうなという切ないのがメンタルを思いっきり抉ってきて中々キツいです_:(´ཀ`」 ∠):

 

もう少しで千晶√終わるから頑張って突き進みます_:(´ཀ`」 ∠):




2月28日。

 


雪菜と仲直りのためのデートをして、2人で千晶の舞台を見にいった。



千晶は舞台裏に移動した後、舞台の途中だったがその場に倒れた。

 


生理が突然きて貧血状態だったが、何としても舞台は続行するという強い意志で強行した。



最後の場面で千晶は胸に手を当てて、愛してるのは真実だというメッセージを春希に残した。

 


舞台が無事にやり終えた後、千晶はすぐに倒れて目覚めた時には夜中の1時だった。

 


千晶は控え室で目を覚まして、外に出て何もかも失ったのか確認しに行った。

 


雪が降る中、駅まで行ってみた。

 


何もかも失ったと大声で泣いていると、春希が声をかけてきた。

 


「どうして泣いてるんだ?」

 


「春希に捨てられたから」

 


「人聞が悪い、最初に裏切ったのは千晶だ」と言いつつ、春希はとうとう千晶の演技ではないところを見れたと感じた。

 


春希は一緒に春希の部屋に帰ろうと言うと、なんで今さら目の前に現れたんだと千晶は問い詰めた。

 


雪菜を捨てて千晶を拾いに戻ってきたからと告げる春希。

 


雪菜を捨てた上で2人で舞台を見に行っていた。

 


泣き崩れてた千晶は自力で立ち上がり、春希に抱き締められ、その胸の中で泣いた。

 

 

つ…辛い(´;Д;`)

 

舞台を観にいくって言ったのは雪菜だったけど、捨てられた上で一緒に舞台を観にいくって……なんでそんな自分の心を抉りにいくような真似をするんだ(´;Д;`)

 

雪菜はもっと自分を大事にして良いんだよ(´;Д;`)

 

ちなみに、春希は千晶が演技をして接してきて本心が分からないから、本音を話すときは胸に手を当てるとかどうだと提案をしていて、舞台の最後に千晶は春希に向けて手を胸に当てて愛してると告げてました。

 

あれがなくても雪菜を捨てた後に舞台を観にきてるから、千晶の元に行ってたんだろうって分かってても辛い(´;ω;`)

 

エピローグでは、同棲し始めて半年後の様子が描かれてました。

 

千晶はメジャーな劇団のオーディションを受けまくる生活をしつつ、普段の態度はずっと変わらない演技をし続けてました。

 

春希にずっと側にいて叱ってもらうためにやってるってありましたが、そこまでして繋ぎ止めたい男なのか疑問です(゚ω゚)

 

飾らない自分でいられる相手と一緒にいた方が気楽な気はするんですが、千晶は演技をすることがライフワークだから苦痛じゃないどころか楽しいのかもしれないですね(゚ω゚)

 

2人の関係性がそれで成り立ってて、お互い居心地が良いなら何も言わないけど、とりあえず責任がきちんと取れるようになるまで春希にはしっかり避妊をしてもらいたいものです( ゚д゚)

 

 

 

 

ようやく感想を書けました…!

 

 

千晶√をクリアしたのは4月頃だったんですが、内容的にメンタルをかなり抉られて書くのに心の準備が必要でした( ;´Д`)

 

 

頑張って駆け抜けた反動か、今は一般ゲームをプレイしたい欲が強くてまったり一般ゲームを進めてます( ˙-˙ )

 

 

5月はゼルダの新作とバスタフェ2があるので、早めにその2本をプレイして感想をまとめられればなぁと思ってますが、最近寒暖差で体力を持っていかれてるからなのか集中力が衰えまくってて中々書けずにいるので、まったり更新していく予定です。

 

 

 

ここまでお読みいただき、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

↓ランキング参加してます。励みになるので、良かったらポチッとお願いしますm(_ _)m

バナー     

 

PVアクセスランキング にほんブログ村