こんにちは、2024年ですね。

元旦の災害、本当に心が痛みます。被災された方々には心からお見舞い申し上げます。

私の旦那は富山出身で、富山に居る義両親と義兄家族の家は物凄く揺れたようで、また3mの津波警報も出ていたことから本当に一週間ほどは気が気ではありませんでした。

 

また11月に訪れた珠洲・輪島があのような状況になり、本当に辛いです。

宿泊したのとじ荘、露天風呂付き客室がある本当に素敵な旅館でスタッフの皆さんもおもてなし精神が非常に高い、素晴らしい方々ばかりで、だからこそ起きたことのあまりの理不尽さにいたたまれない気持ちです。

この公式サイトのトップ画にある、海が一望できるラウンジが・・・

 

 

このように津波被害を受けたようです。

 

宿泊した部屋がまさにこのラウンジから一番近い一階の部屋だったので、きっとここも津波の被害を受けてしまったと思います。自然の恐ろしさを改めて思い知りました。きっといつかまた営業再開されることを信じて、その際にはまた家族で宿泊したいと思います。

 

今回悲しいと思ったのが元旦という日本人にとって1年で最も大事な日に多くの人が身近な大切な人を失ってしまったということ。この分野にいると何かしらの大きなイベントと大切な人を失った日が重なる、あるいは近いというのは本当に辛いことであると実感します。遺族にとってあるいはコミュニティにとって、元旦と言う日が持つ意味がまるっきり変わってしまうからです。「新年おめでとう」と言い合い、新年と言うものは新しい前向きなスタートであった日が、怖い経験を思い起こさせ、失った人を弔う日になります。この元旦の意味合いの変化もまた違う意味での「喪失」であり、当事者にとっては辛いことです。

オーストラリアではクリスマスが最も重要で大きなイベントですが、私がこちらで自死遺族と話すと、大切な人が自死する前と後ではクリスマスが持つ意味合いが全くもって変わってしまったという話をよく聞きます。自死したタイミングがクリスマスに近いと尚更です。

どうか色々な人にこういった当事者の心情を理解したいただき、前向きになるような言葉ではなく、寄り添うような言葉をかけてもらいたいなと思います。

 

 

さて、2024年はどのように年にしたいか?前回のブログではいくつか書きましたが正直なところ永住権を取り、オーストラリア社会の一員として生きていくという5-7か年計画の目標が達成されたことから完全に気が抜けてしまい、次のゴールが描ききにくくなっているというのが正直なところです。。。笑 ずっと気が張っていたけれども、ついに気が抜けたのかな?特に一カ月の日本帰国後。

という訳で長期的には「研究の道」とか「カウンセラーになる道」とか「病院でメンタルヘルス専門への道」などなど考えている訳ですが今年は具体的に行動に起こすより今の経験を積む方が大事かなとか思ったりしてます。自分のキャリアを振り返る&仕事で採用をやっている旦那と話しても、ジョブホッピングするより一か所に3-5年位いたほうが次に就活する際に前職のスキルと経験を重宝してもらえて有利だと思うんですよね。(個人的な見解です)ということで、あと2年は少なくとも今の職場で頑張っていきたいなと思います。まだまだどちらの仕事でもやりたいことや達成したいことがたくさんあるので!

 

今年は仕事よりも家や投資、家族計画?などプライベートなことに時間を割いていこうかなという感じです。あと健康!こんなこと言うなんて、私も年を重ねた感…(笑)あと今年は計画的にホリデーを取って上手くガス抜きをしながらやっていきたいです。さすがに一カ月のホリデーはもう当分いらんです…(贅沢な悩み)子どもを授かれれば良いのですがこればっかりは私のコントロール外なので、焦らずに時を待つしかないですイヒあとはこの不動産バブルと円安、落ち着いてもらいたいですね…

そんなこんなで今年は緒方貞子さんの「大きな夢を持って焦らない」を言い聞かせながら過ごしていきたいと思います。